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ソング・オブ・ケイオス! ―天使と悪魔に挑める世界―
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「なんだか、獲物を掠め取ったみたいにみられたら申し訳ない」
凜太郎がそういって3人頭を下げるも、修たちは全く気にしなかった。流は「お互い様さ」とにこやかに笑う。
「このドロップ品はどうする? なんだか毛皮とお肉がけっこう……」
「これだけあったら6人で十分分け合えるだろう」
夏朝がドロップアイテムを見、その内訳にちょっと納得する。亮はかるく数えて頷き、結局6人で毛皮とお肉を分け合うのだった。
「よーし、こんなもんかなー」
声を頼りにしながらも、円、真白、都の3人はクエストをこなしていた。カンラン石を採取し、ヘルウルフの群を討伐し、今はその上位体であるイフリートウルフを倒したところだった。
円が扱う金属性魔法は、この熱気だと威力を増した。モンスターを『鋼の左腕』でマグマへ落とすだけではなく、触れただけで相手へもBS【火傷】を負わせられた。また、真白の背中へ魔法でブースターを積めば火力が程よく強く、突撃がきまる。
合間合間に都の放った矢がきまる。それだけではない。クイックシューターにより攻撃速度は上がっており、あれよあれよという間に雑魚敵はおろか中堅も崩れ落ちる。
真白は真白で敵が気づく前にブースターで飛んでいき、敵の意識を駆ることに成功している。
「なかなか手ごたえあるよね。……それにしても、やっぱりこの歌声……苛立ちまじってるよね」
真白が戦闘の感想を漏らしながらも、聞こえてくる声に表情を険しくする。だんだん近づく声に円と都もまたいよいよ声の主に近づいているのではないか、と感じ取っていた。
3人が進んだ先には、深い谷があった。これには橋が必要だろう。
「そいじゃま、やっちゃうね」
円はウインク1つしてそういい、アイアンウォールを呼び出した。それでショートカットをと目論んだが、その鉄は地熱を吸い、赤々と燃えていた。
「ありゃあ、これじゃ渡れないねぇ」
都の呟きに「ごめん」と円はしょげる。だが、冷気が駆け抜けたかと思えばスピカと修が円の呼び出した鉄を骨に氷の橋を作っていた。それを補強するように亮が岩を隆起させて支えさせる。
「魔導士の競演だな」
凜太郎の呟きに、流が頷く。
こうして、9人は最深部である洞窟に到着する前に合流するのであった。
互いに情報を交換した彼らは、今だ聞こえる歌声がどこから聞こえるのか、適当に分かれて探っていた。
火山のふもとと言うこともあり、危険な箇所は沢山或る。だが円が危険を顧みず進めば彼女のろっこん『ブレイブハート』は発動し、モンスターの攻撃を寄せ付けない。そんな彼女と行動を共にした流もまた、マッピングしつつ周囲を警戒する。
彼らを守るように真白と凜太郎が壁となって牽制し、後方より都が矢で、修と亮、スピカが魔法で援護する。夏朝は後方に控えてBS対策と回復に専念した。
(結局、クローネがらみではなさそう)
夏朝は今まで遭遇した敵の様子などからそう判断し、内心ちょっとほっとしたような気持ちになった。だが、捕虜となったPCの姿は今だ見つかっていない。
「もしかしたら、捕虜は別の場所に……?」
「可能性がでかいな」
首をかしげる真白の言葉に修が頷く。そうしながらも亮が土の魔法で敵を牽制し、横槍が入らぬよう重戦士2人と流、都が周囲を警戒する。
声は、よりはっきりと聞こえるようになっていた。聞いた事の無い言語で歌われる歌は遊び歌のようにも聞こえた。だが、確かに苛立ちが混じっている。
(真逆だよね。使命と自我との境がおかしくなってるのかな?)
敵対モンスターで飛ぶようなものだったら『切り裂く右手』で羽を狙おうか、と円が考えたその時。スピカがなにかをみつけた。
「こっち」
「なんか、見えるね」
夏朝が穴を覗き込むと、奥が赤々と光っている。嫌な予感がする流は額の汗を拭った。耐熱ポーションの効果はまだ続いているが、油断は禁物である。
「慎重に行こう。俺が先に行く」
流の言葉に全員が頷き、凜太郎を殿にスピカが見つけた穴へと進んだ。
* * *
スピカたちは、都からの連絡を受け洞窟の奥深くに集まった。そこで彼らが見たのは……頑丈な石の格子の奥で瞳を閉ざし、歌う女性の姿だった。一見普通の女性だが、よく見れば背中から炎の腕が生え、頭の飾りと思われたものは紅玉のような輝きを持つ角だった。
「あら? 思いのほか早く来てくれたのね」
歌声がやみ、そんな声が聞こえる。声の主は、格子の奥に居る女性だった。彼女は悠然と微笑む。だが、その瞳には怒りが滲んでいるように円には思えた。
「……解っている。あなたたちのせいではないって事ぐらい。でも、私は、私をこんな目にあわせたヤツが許せない」
彼女はそこまでいうと、冒険者達に静かに言った。
「私は、ケイファ。阿修羅の姫で、炎の精霊。……この名において依頼するわ」
――私を、解き放って。
そして、貴方達の力を見せて……。
(つまりは)
(彼女と戦え、ということ?)
その言葉に流と凜太郎が顔を見合わせる。
だが、それと同時に……冒険者達全員に、1つの知らせが流れていくのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
推理・サスペンス
ゲーム
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年06月06日
参加申し込みの期限
2017年06月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年06月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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