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NEKOJIMA Of TANKS 眠猫島夢大戦・陸戦編
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■戦車のレバーを握るとき
ここで一旦蒼の姉の視点に移ろう。
仙藤 紫
は女子力53万でおなじみの女子である。(※個人の感想です)
お肌に優しい早寝早起き。ゲーマーの妹が部屋から奇声を発することは珍しくないので無視をするなり耳栓するなりで今夜もぐっすり眠ったはずだが、目覚めたときには戦車の操縦レバーを握っていた。
両腕やら胸やらをみれば、不思議な軍服めいたなにかに着替えさせられているし、振り返ると同じ格好をした妹の蒼がきょろきょろしている。
ついでにそこかしこでにゃんこが作業をしていた。
「えっと……これは、どういう状況なのかしら」
「それはこっちのせりふだよ!」
蒼は両腕をばたばたやったがどうやら状況の理解は早かったようで、手短かに戦車の操作方法と指示の出し方を説明してくれた。
乗ったからには戦わねばならぬ。勝利を目指してこそのゲームなのだ。といった具合のことを可愛く言った。
紫も紫でものの理解は早い方だ。蒼の解説もあってか、あれやこれやを飲み込んだ。
「つまり、仲間と協力して戦えばいいのよね」
「そういうこと。まずは広い場所に出るよ! シーサイドタウンっぽいから、モールの駐車場をめざす!」
「りょー、かい」
どうやら同じくこのゲームに参加した仲間がいたようで、紫機と並ぶように二台の戦車が同行してくれた。
先頭を走る戦車から通信。
『敵機発見! 隙だらけだ、ワンキルもらうぜ!』
意気揚々と語る味方機。
その数秒後、味方機は爆発四散した。
フシギ慣れというのは恐いもので、寝て起きたら戦車の中にいたからといって取り乱さない。
ああそういうアレなのねとばかりに状況を楽しみ始めるのだ。
多分だが、大抵の人生にも適用できるエンジョイライフの秘訣である。
特に
椿 美咲紀
はエンジョイライフの達人みたいなところがあるので、この状況を早速楽しみ始めていた。
『一機撃破。美咲紀、よくやってくれた』
「任せてください。隙を見せるのは得意なのです! ……あれ? これっていいことです?」
車長席。顎に人差し指をあてて首を傾げる美咲紀。
すると周囲のにゃんこ立ちがググッと肉球を握って見せた。
さび柄模様のにゃんこたちである。戦車もそれにちなんでかさび柄模様。
なんか『いいことですにゃ!』『誇らしいですにゃ!』とか言われてる気がして、美咲紀はえへんと胸を張った。
「私が動き回って敵をおびき出し、シューくんが弱点を狙って撃破。作戦成功なのです! あとは数の減った敵を追い詰めるだけなのです。車種、ファイエル!」
「にゃー!」
美咲紀のさび柄戦車が大砲を発射。
三つあった敵機のうち既に二つ目が半壊状態。履帯(戦車によくあるあのキュラキュラしたタイヤのやつ)が断裂し、地面をこすりながらポールに激突している。こうなればもはや死を待つばかり。
「シューくん、もう一機やるのです!」
『じゃあ、お言葉に甘えて』
八神 修
の戦車は灰一色のストイックなカラーリングが施されていた。
乗組員ならぬ乗組にゃんこも高貴そうなロシアンブルーで、きりっとした目で修の指示を的確にこなしていた。
基本的ににゃにゃーしか言わないが、修的には『にゃがみさん』と呼ばれている気分である。軍服もおそろいなので、なかなかの親近感だった。
さておき。
「敵は動かない。側面へ回り込め。砲手、よくねらって……撃て!」
放たれた大砲。
リアルに身体へ響く振動。
相手の戦車は砲弾の直撃をうけて煙をふき、白旗をあげて停止した。
「囮作戦は成功、か。あと一機、できれば倒しておきたいな」
『駐車場到着。八神か、助太刀する!』
「了解。じゃあ……」
味方もやってきて、三方向から一機を追い詰める作戦に切り替えた。
しかしその直後、味方機から悲鳴が聞こえた。
「お姉ちゃん、斜めの角度で路地を出入りして……でもって回り込んで撃つ!」
蒼の指示は恐ろしく的確だった。
対人ゲーム慣れしているというべきか、相手の動きから狙いを察し、裏をかく方法を熟知しているのだ。
「お姉ちゃんはビギナーだから、ドラテクで避けるのは考えないほうがいいよね。相手も待ち伏せして吊るタイプっぽいから、包囲を抜けるのは今しかない。ついでに一機いただいて差を縮めちゃおう」
紫は紫で蒼のいわんとすることを察するのが早く、見事に増援の一機を撃破。包囲を突破してそのままサクサク撤退した。
「残りの二機は放置していいの?」
「敵を全滅させることが目的じゃないからね。生き残って味方と合流するのが得策」
蒼の言葉になるほどと頷きつつ、紫は戦車のスピードを上げた。
「ところで、味方の一機が高地から偵察してくれるはずじゃあなかったの? なにやってるのかしら……」
などと呟いた矢先。
『こちら鈴野、敵機に気づかれたっちゃ。交戦に入るべ!』
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
青空綿飴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
スポーツ
バトル
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年05月05日
参加申し込みの期限
2017年05月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年05月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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