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装飾譚:化粧品「白雪堂」
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コンビニのアルバイトを終えた
古苗木 美姫
。
本日は早番のため外は明るい。彼女のバイト先はシーサイドタウン駅付近にあり、いつもなら夕食の買い物を済ませてまっすぐに帰宅するが――。
(ぽかぽかして気持ちのいい青空が広がっています)
コンビニの窓ガラス越しに眺めていた空の下に立つと、こんなに天気のいい日ならはゆっくりしたくなってくる。
ふと、落ち着いた色彩のポスターが目に入った。美姫がよく使っている雪花晶の新作案内ポスターだ。
(冬場は雪花晶のハンドクリームのお世話になりましたね)
ポスターには色とりどりの化粧品のほかに、春の肌トラブルを防ぐ化粧水などがセットになったポーチが掲載されていた。
実物を見に行こう。
午後の散歩の目的地をティアラにある白雪堂に決める。ふわり。春風が美姫のうなじを通り過ぎて行った。
(春休みはモデルの仕事で潰れちゃったなぁ)
城山 水樹
が大きく背中をしならせ、大学の講義で固まってしまった背中をほぐした。今日の彼女は白シャツにデニムというラフな格好である。均整の取れた長身とさっぱりとした雰囲気を持つ彼女が着ると、シンプルな服もハリウッドセレブ御用達のブランドに見えるから不思議だ。
(久しぶりにティアラでも行こうかな。息抜きしよーっと)
ひとりで買い物に行くのは久しぶりだ。いい買い物ができればいいな、と期待しながらシーサイドタウン駅に向かった。
ティアラの入り口で何人かの女子高生がこちらを見てそわそわしているのに気が付きウィンクをして応じる。注目されることには慣れているが今日は数が少し多いようだ。
首をかしげながら白雪堂に訪れると可愛らしい声がした。
「あら? Sonoraのお姉さん……?」
ミルクティー色の肌をした可愛らしい女子高生の呟きが耳に届いたのだ。水樹が声の主に視線を向けると、ココノが衿花に「あのポスターの人ですね」と話しかけているのが見えた。
「「あ」」
女子高生ふたり組と目が合ったので水樹はにこりと笑って手を振った。
(わお。これは声をかけられるわね)
思わず苦笑してしまう。店の入り口の目立つ部分に自分のポスターが飾られていた。「寝子島出身モデル・
城山 水樹
さん」と白雪堂の店員がPOPまで添えてくれている。
「城山さん、ですよね」
聞き覚えのあるおっとりとした声がした。振り向いた水樹の瞳がいかにも育ちのよさそうな眼鏡の女性・
古苗木 美姫
をとらえる。買い物が終わったばかりのようで詰め替え用のシャンプーとトリートメントが買い物袋から覗いていた。
水樹と美姫は同じ大学の学生で言葉を交わしたことがあった。
「自己紹介、まだでしたよね。
古苗木 美姫
です。城山さんのお名前はそちらのポスターで拝見しました」
「こんにちは、古苗木さん。久しぶりね。今日はお買い物?」
「ええ。雪花晶の化粧水セットを見に来たんです。あと、こちらのお店は以前から気になっていたものですから」
美姫はアルバイト代が入るまで化粧品の購入は見送ることにした。本日は雪花晶のキャンペーン中だったらしく数種類の試供品を貰えたので、使い心地を試してからでも遅くないと考えたのだ。
「古苗木さん、雪花晶が好きなのね。ネイルも雪花晶かしら」
「はい。和風な色で気に入っています。新色も気になるものがありました」
よいしょ、と美姫がシャンプーの入った袋を持ち直す。重いのかもしれない。
「引き留めちゃってごめんね。
楽しかったわ。うち、実家が旧市街にあって古本屋をやってるの。時々店番しているから、よかったら遊びに来てね」
「ありがとうございます。ぜひ寄らせていただきますね」
重い荷物を持たせたまま長話するのも悪いと思い、水樹は挨拶をして美姫と別れた。
まだ商品を見ていない。
藤のカゴを持って店内を見て回る。
何か買っていきたい気分ね。あっ、この色いいかも。
職業上化粧品は新作を貰うことも多いが、数が足りていれば満足というものでもない。季節感のある色、好みの色には財布のひもがゆるくなってしまうものだ。
「今大丈夫? こっちの手鏡、色違いあるかしら」
店員に声をかけるとすぐに気持ちのいい返事が飛んできた。
「かしこまりました、確認してまいります」
そう言った後、店員が驚いたようにゆっくりと瞬きをする。
「あの、失礼ですが城山様でいらっしゃいますか」
おずおず、といった態度で尋ねられ、
「ええ、そうです。ポスター、目立つ位置に飾っていただいてありがとうございます」
と、余裕の笑みを浮かべる。
店員は水樹のファンだったらしく頼んだ手鏡のほかにも色々なおすすめ商品を持ってきてくれた。
(あれもこれも気になるアイテムばかり。色違いを揃えたくなるから困るわ)
店員と化粧品の話で盛り上がり藤のカゴに入る品物が少しずつ増えていった。
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担当ゲームマスター
相馬 円
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年07月19日
参加申し込みの期限
2017年07月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年07月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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