this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
ホワイト・ティータイム
<< もどる
1
2
3
4
少し離れた席では望春、羽衣、修、美咲紀が和やかに紅茶を楽しんでいた。美咲紀が望春の作ったハムとキュウリのサンドイッチを口にする。しゃきしゃきとした歯触りと爽やかな風味が鼻に抜けた。
「それ俺が作ったんだ。どう?」
「とっても美味しいですよー。サンドイッチ自体も美味しいですし、あまいもの、しょっぱいものの順番で食べられるのが嬉しいですね。で無限に食べられそうです」
「よかった。本当は菓子作りの方が得意なんだけど、こっちにして正解だったな」
春の日差しを思わせるやわらかい微笑みを浮かべ、望春も自分の作ったサンドイッチをつまんだ。
「きゅうりは美味しいですねえ。早くたくさん収穫したいです」
「そういえば椿さんって野菜育ててるんだっけ」
「はいですよ。そんな私からの豆知識なのですが、イギリスは寒いのであまりキュウリ栽培には向かないのですよ」
美咲紀の言葉に、望春がそうなの?と小首をかしげる。
「はいです。そんな、栽培に不向きなうえ栄養もあまりないキュウリを用意してさらっとサンドイッチにして出せることが当時のステータスだったらしいですよ」
キュウリがキュウリサンドの話か。と、隣から修の冗談めいた声が聞こえた。
「その話を聞いたら、キュウリのサンドイッチが急に高級な食べ物に見えてきたよ……もぐもぐ」
望春はハムとキュウリのサンドイッチをもうひとつパクつきながら窓の外を見た。白雪が粉砂糖のようにグラウンドを覆っている。
「こんなお天気ですが、桜の蕾も膨らんできましたね」
望春に合わせて窓の外を見た美咲紀が呟いた。
「このクッキーは桜をイメージしているのか? 雪も降っていて今日の茶会にふさわしいな」
修が羽衣に桜色の生地で作られたクッキーをつまんで見せる。
「それあたしが作ったんだ! あたしは春っぽく、桜尽くしにしようと思ったんだ~。桜パウダーを使ったクッキーを、桜のお茶と一緒に……って感じで。あっ、お茶のおかわりいる人いる? 今からあっつい紅茶淹れるよー」
ちょうだーいという声が聞こえ、羽衣は人数分のお湯をティーポットに注いだ。修もおかわりを注いでもらう。
「こんな雪の日には温かいお茶が合うよね。せっかくだからクッキーに粉砂糖をまぶしたんだ。気付いてくれて嬉しいよ」
「砂糖がべたついていなくてすごいな。ここに出されている菓子はすべて手作りなのか?」
「もちろんだよ。下準備した子もいるだろうけど、この家庭科室で作ったものがほとんど」
「たいしたものだな。天候を意識した飾りつけも見事だ。
そうだ、よかったらレシピを貰えないか? 友人に料理好きの子がいるんだ。作り方のコツも教えてもらえると嬉しい」
「あたしが修くんに教える!? あはは、なんか面白いねー。いいよー、レシピ持ってるからあとでコピーしてくるね!」
羽衣がニコニコと答える。
「やあやあ。楽しんでいただけてるかな」
「どうもですよ、部長さん。美味しいお菓子でほっこりしています」
挨拶に来た彩葉に美咲紀が優雅な笑みを返す。
「甘いお菓子を食べると気持ちが和むよね。八神君もお花ありがとう。テーブルに少しずつ飾らせてもらったよ」
「喜んでもらえたならよかった。こちらこそ、焼き立てのスコーンを食べる機会なんてあまりないからご招待いただいて嬉しかった。食べた時、以前行ったイギリス旅行のことを思い出したよ」
「イギリス旅行! 私もホームズの街やキングス・クロス駅を見てみたいなあ」
「機会があれば案内するよ。正直食事は日本にかなわないが観光名所はたくさんあるから」
「イギリスもいいですけどお花見も楽しみですよね。部長さん。今度はお花見しながらお茶を楽しむのも素敵だと思います!」
美咲紀がはいはーいっと顔の横で手を上げながら提案すると彩葉もいいねと同意する。
「お花見なら和風のお茶会もいいね。お団子も合いそう」
「桜を見上げながらのお茶は絶対美味しいのです!」
「そうだね。ふふ、さっそくお花見する場所を考えなくちゃ。新1年生の部員も増やしたいし、考えることがいっぱいだね!」
弾むような声で話すと彩葉はかわいらしく両の拳を握った。
<< もどる
1
2
3
4
このページにイラストを設定する
あとがき
担当マスター:
相馬 円
ファンレターはマスターページから!
こんにちは、相馬です。
雪の日のお茶会楽しんでいただけたでしょうか?
もう少し経つと今回ご参加いただいた皆さんも先輩になるんですね。
今回のシナリオが部活の思い出のひとつになれれば嬉しいです!
↑ページトップに戻る
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
ホワイト・ティータイム
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
相馬 円
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年03月03日
参加申し込みの期限
2017年03月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年03月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!