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【期末テスト】赤点?満点??春風、四日間の死線<物語編>
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●桜花寮のひとびと・その5
朝5時。3月の夜明けとともに、
志波 拓郎
は目を覚ました。兄の助言に従って、ここ数日、勉強をしてから朝食を食べ、それから学校へ向かうという朝型のサイクルに切り替えている。
おなかはすくが、起き抜けに腹を満たしてしまうと眠くなる。かといってブラックコーヒーは苦手だ。
兄のメールを見返せば、そんなことはとっくにお見通しだったようで。
『目覚ましは緑茶オススメ!』
(緑茶、か……)
半信半疑で緑茶を呑みながら勉強すると、思った以上に理に適っていることが分かった。
(朝寒いし、おなか一杯にはならないし、水分とれるしでちょうどいいなこれ)
さて、テスト本番まであと少しだ。
数学、物理といった計算系は得意なので大丈夫。赤点の心配はないだろう。
ゆえにそれ以外の、英語の単語や社会の年号に力を入れる。
グゥー……。
「っと、だめ、だ。朝の空気を吸って、目を覚まそう……」
まだ寝ているルームメイトに気を使って、物音を立てぬよう気を付けながら部屋を出ると、靴を引っ掛け桜花寮の玄関から外に出る。
朝靄にけぶる街並み。どこかから、犬の鳴き声。
深呼吸すれば、朝の冷えた空気が肺いっぱいに吸い込まれる。
ふと見ると、川っぺりで
優木 遥斗
が素振りをしている。遥斗が拓郎に気づいた。
「おはよう」遥斗は素振りの手を止める。
「おはよう。早い、な」
「まあな。試験期間は部活動がないのが辛いな。体を動かさないと調子が出ない」
「徹夜……じゃない、よな」
「徹夜はしない。体調管理も試験には必要だし、普段の生活を狂わせたくないから早寝早起きを心掛けている」
たぶん、そのやり方が体にはいい。
そのとき、朝靄の向こうから、ふっ、ふっ、という息遣いと、足音が近づいてきた。
猫鳴館から走ってきた
結城 永遠
だ。
「おはよう。寝たか?」
その場で足踏みしながら永遠は聞いた。
「はい」と答える後輩二人。「先輩はどうですか」
「俺は徹夜だ。この時間が一番辛いからランニングしていた」
方法こそは違うが、永遠もまた、遥斗に負けず劣らずの体育会系な思考の持ち主であった。
眠ければ体を動かせ。
体を動かせば覚醒する。はずだ。
「では、お互い頑張ろう。健闘を祈る」
そういうと、永遠はまた走り去っていった。
その背中を見送って、「俺も早く部活を始めたい……」と遥斗が言った。
それから、二人の腹が、ぐぅ、と朝食の時刻であることを教えてくれた。
◇
遥斗と拓郎は連れ立って食堂へ向かった。
寮母のトシコさんがてきぱきと歩き回り、朝食の匂いが漂いはじめていた。
徹夜組がちらほらいたようで、その周辺は独特のよどみを伴っているが、寮母さんが窓を開け、空気を入れ替えながら、寝落ちしている学生たちを起こしてゆく。
「んーよく寝ましたわ」
上下 左右
もまた、朝の空気で気持ちよく目覚めた。
「って、もうこんな時間ですわ! 小山内先輩、起きてくださいな。急いで準備して学校へ参りませんと!」
両腕を枕に机に伏して眠り込んでいた
小山内 海
も、左右に揺さぶられ目を覚ます。
(ん……寝ちゃったんだ。でも、だいぶやれたし後は天に運を任せるかな)
だが、そのまえにしなければならないことがある。
『シャワーあびなきゃ』
「ですわね!」
女子には女子の準備がある。
ふたりが部屋に引き返すのと入れ替わりに、
野々 ののこ
が食堂に来て、あわあわしながら味噌汁を飲み、白米に卵を掛けて掻き込んだ。ののこと連れ立ってやってきた
七夜 あおい
も、欠伸を噛み殺しながら、緊張した面持ちである。
風雲児 轟
がふたりに「おはよう」と声を掛ける。
「おはよ。轟くん勉強した?」
「したさ。赤点取らないくらいには」
「そっか~うう~私、大丈夫かなあ」
「いろんな奴に聞いたりして頑張ったんだろ。見てたぜ。自信持てよ」
「うん……そうだね!」
ののこは、轟に励まされてすこし元気が出たようだ。
朝ごはんを食べた桜花寮生は、それぞれに学校へと向かう。気分は、いざ関ケ原!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
NPC交流
定員
1000人
参加キャラクター数
77人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年01月01日
参加申し込みの期限
2017年01月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年01月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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