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ご奉仕あそばせっ! メイド様!
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☆チェンジ?
「いってらっしゃいませ、ご主人様!」
お昼時を過ぎて、凛がお客様を送りだす。
時子がテーブルを拭いたり片付けしたりを楽しんでいると、凛が店長からの伝言を伝えにやってきた。
「時子ちゃんおつかれさま~。もう上がっていいって店長が」
「凛さんもおつかれさまでした……あの、帰る前に」
賄いで小ぶりのオムライスをいただいたけれど、勤務時間が終わって食べたいものがあった。
「私も桜パフェ食べてみたいです。とても美味しそうで気になってたんです」
「そうだよね! 私も食べたい~♪」
二人は仲良くテーブルにつき、桜が運んできてくれた桜ぱふぇに手を合わせた。
「いただきます……」
さっそく一口食べた凛が声を上げる。
「うん、おいしい!」
「美味しいです……」
時子もにっこり微笑んだ。
「もうすぐ春ですね……」
「いやぁ、貴重な体験だったね、なかなか面白かったよ!」
おしゃべりに花を咲かせる凛。
(私も上がったら食べようかな……由貴くんも一緒に)
トレイを下げながらそう思う桜である。
小柄な童顔の少年である
新田 亮
は、適当に街をぶらついていて、駅前でメイド喫茶のチラシを貰った。
「どうせ暇だから行ってみるかな」
けっこう遠かったがトレーニングにはちょうどよく、いい感じに腹も減った。
若い女の子たちが出てくるのと入れ替わりに、店内に入った。
「おかえりなさいませ、ご主人様」
(……今、何か野太い声が混ざってなかったか?)
一抹の不安を感じたが、気のせいだと思うことにする。
席に案内されたところまでは普通のメイドさんだった。
が、メニューを見ていると、別なメイドが近づいてきた。
「ご注文はお決まりですか」
「ああ、えーと……は?」
注文をしようとメイドを見た亮は、そのまま固まった。
可愛いメイド服は他の子たちと変わらないが、そのメイドはやたら体格が良く……花びら型に開いた胸から毛が覗いていた。
スキンヘッドでグラサンを掛けて、はっきり言ってオッサンだった。
(なにあれ? メイド……てか他人を冥土送りにしそうな体格してるんだけど。うわスカート短! すね毛多! こんなオッサン見ながら食事したくないぞ!)
青ざめた亮を、冥土のオッサンが心配そうに見ている。
「お客様、どうかされました?」
(どうかしてるのはお前の頭だ!)
しかし亮は常識人だった。そこまではっきりは言えなかった。
「あ……いや冥土さんがとても綺麗だったのでぼーっとしてしまいました」
綺麗なのは制服と、頭に反射する光だけだったが。
(チェンジだチェンジ。なるべく傷つかない言葉で)
「えーと、他にどんな可愛いメイドさんがいるか見たいのですが」
笑顔で言おうと努めたが、引きつった。
そこまで気を使った亮の言葉なのに、冥土さんが一瞬むっとしたように見えた。
「申し訳ございません。現在対応できる者は私だけです」
(まじかよ……客多いからそんな気はしてたけど、タイミング悪すぎ)
「そうなんですか。それじゃ……オムライスをお願いします」
(まあ、冥土と料理の味は関係ないだろうし。運んでどっかへ行ってくれれば)
数分後に料理が運ばれてきた。
「それじゃご主人様への気持ちを込めて書きますね」
そう言いながら冥土さんはケチャップで文字を書き始める。
そこには『go to hell』と血文字のように書かれていた。
(めっちゃ怒ってるし!)
亮の顔が引きつる。
(やばいな、一体あの親父は何を込めたんだ……毒は流石に入ってないと思うけど……)
「ごゆっくりお召し上がりください」
オッサン冥土は恭しく一礼した。
亮は恐る恐るスプーンを取り、オムライスを口にした……
「……うまい」
意外にもそれは美味かった。
一口、二口。
毒が回る様子もなく、いつしか警戒を忘れて食べ尽くしてしまった。
「ごちそうさま。あの……」
(もういい加減普通のメイドさんも手が空いただろう。せめて可愛いメイドさんと記念撮影とか……)
視覚的に口直しをしたって罰は当たるまい。
オムライスが意外と美味しかったことで気が緩んでいたかもしれない。
周りを見まわし、恐る恐る可愛いメイドさんに声をかけた。
「はい、なんでしょうご主人様」
「記念撮影を」
言いかけた途端、ものすごい速さで親父冥土が飛んできた!
「記念撮影ですね、かしこまりましたご主人様」
可愛いメイドさんがカメラを構え、冥土親父が亮の肩に手を回す。
(いや、どう考えても違うだろこれ! なんで可愛いメイドさんのほうが撮影担当なんだ)
亮は声を上げようとしたが、冥土親父はガッチリと力をこめ亮の肩を放さなかった。
(お、押さえ込みが外せない!)
亮の額に冷や汗が浮かんだ。
「はい、チーズ♪」
……刺客的な口直し、になってしまった。
悪夢の記念写真の完成であった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年11月18日
参加申し込みの期限
2016年11月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年11月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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