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●バトルフェイズ・B
ナタリアの待ち伏せを警戒して一度エスカレーター手前まで退いた射撃部チーム。
修は相手が改めて攻め込んでくるのを待っていた。
あくびをかみ殺すねむる。
「攻めてきませんねえ」
「油断するな。恐らく次は激戦になる」
「なりますか……」
ごくりと息を呑む美咲紀。
修は脳内で敵戦力を計算していた。
狙撃銃を抱えて普通に突っ込んでくるカウボーイや、美咲紀の突撃にきっちりと喰いついた探検隊風の彼。
彼らはこちらの戦術にハマってくれたが、それを……。
「あの狙撃手があえて放置していたのだとしたら、次は手強い相手になって襲ってくる」
「ああ……」
サバイバルゲームは臨場感のある銃撃戦をする反面、『撃たれても死なない』という絶対条件のもと『(ゲーム的に)死んで覚える』というおもしろさを含んでいる。
まもるたちは愚直な突撃が死を招くことを知り、今頃ナタリアから巧妙な戦術を教わっていることだろう。
修たちは射撃の腕は確かだし、なんならちょっとした実戦経験もある。
しかし本格的な銃撃戦になればお互いの動きを読みあう心理戦が先に立つ。
「美咲紀、まずは慎重にエスカレーターを下りていけ」
「了解……っ」
手すりのそばから一階の様子をうかがい、腰を低くしながらそーっと階段を下り始める美咲紀。
銃撃は来ない。物音もしない。
不気味なほどの静けさだ。
しかしこのエリアを完全に放棄したとは考えづらい。
どこかに潜んでいる筈……。
と思った矢先に、カウボーイハットを発見した。パン屋の壁からほんの僅かにつばが覗いている状態だ。
小さく上唇を舐めて、足音を殺しながら進む。
慌てて撃ったりはしない。当てるのに充分な斜角をとってから――。
「いただきですっ!」
大きく横に飛びながら射撃。
ペイント弾がカウボーイハットだけを撃ち弾き、ショッキングピンクに染め上げた。
帽子以外は、なにもない。
ダミーだ!
「本物は――!」
視界を素早く巡らせてまもるを探すが……本人は美咲紀の後ろ。洋服店のマネキンに豪が紛れて存在していた。
近距離に飛び込んでショットガンを発射。
美咲紀の背中に命中させて、即座に走り出す。
「日暮――!」
「ロックオン!」
エスカレーターを駆け下りてライフルを構えたねむる――の頬のそば数センチを弾が抜けていった。
まもるの狙撃銃だ。
だが外した。次の射撃まで時間がかかる。
ねむるは目標をまもるに変えて射撃を加えようとするが、狙撃銃を捨てて拳銃を抜いたまもると目が合った。
しまった、と思ったときにはもう遅い。
身体をひねって狙いを定めそしてトリガーを引くという動作にはコンマ数秒とはいえ時間がかかる。
まもるがホルスターから銃を抜いて撃つほうがほんの僅かに早いのだ。
サバイバルゲームは西部劇の早撃ち勝負とは違う。
アドバンテージを握りさえすれば射撃の腕が劣っていても勝つことが出来るのだ。ナタリアからのレクチャーである。
「――美咲紀、日暮、自陣に戻れ! ラインを下げて防衛する!」
修は彼らの短時間での成長を察し、即座にスポーツショップへと撤退した。
一方こちらは湊と亨。鏡と碧南の戦術にかなり押し込まれていた。
そこら辺にあるものをなんでも使ってトリッキーに攻めてくる鏡の戦術と、派手に動き回ってヘイトを稼ぐ碧南のスタイルが奇跡的に噛み合っているのだ。
後ろ向きに牽制射撃を加えながらスーパーマーケットのレジを駆け抜ける湊。
陳列棚が複雑に並ぶこのエリアは、ここまでの広い通路と違ってかなり攻め込みにくいはずだ。
逆にこちらは物陰に潜んで攻めてきたところを討ち取ればいい。
亨がサインを送ってくる。
連携の合図だ。
頷き、湊はカレールーの箱が並ぶ陳列棚の裏に滑り込んだ。
敵プレイヤーがスーパーマーケットに潜入。
湊はわざと天井に向けて連射を行なうと、そこから撤退。
棚の間を狙おうと滑り込んできたところを、亨が背中から討ち取った。
潜んでいた彼の存在に気づいて他のプレイヤーが一斉に近くの遮蔽物へと飛び込んでいく。
亨はそのまま相手を押し込めておくためにレジカウンターから腕だけ出して乱射した。
こんなことをされれば遮蔽物の裏に隠れるほかない。
「さてと、そろそろ映画みたいなこと、しちゃいますか!」
亨はおもむろに立ち上がるとカウンターを飛び越えて走り出した。
思い切った彼の行動に反応が遅れた敵プレイヤーを流し打ちで撃退。
反応が間に合って身を乗り出したプレイヤーには、湊がきっちりと援護射撃で討ち取った。
土壇場の行動に舌を巻く鏡と碧南。
「無茶な反撃を……」
「でも、嫌いじゃ無いわ!」
弾切れをおこし、ライフルを手放す亨。
拳銃を抜くと同時に、碧南が凄まじいスタートダッシュで距離を詰めた。
互いの額に狙いをつける。
腕が交差し、ぴたりと止まった。
「そうそう、こうゆーシチュエーションが見たかった」
亨はにやりと笑い、碧南も笑った。
二人のトリガーが、同時に引かれた。
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グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
スポーツ
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年09月13日
参加申し込みの期限
2016年09月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年09月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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