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白熱エアガンバトル in ショッピングモール
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●バトルフェイズ・A
モール内サバイバルゲームの利点は設備面にもある。
フィールド内に設置された監視カメラと少数の常駐スタッフによってジャッジがなされ、ヒット時の知らせや禁止行為の注意などが各館内スピーカーから送られる。
チームごとに無線機を使うこともできるが、屋内に設置されたホームネットワークを通じての会話なのでクリアでラグも少ない。それこそFPSやTPSなどのテレビゲームで想像するような疑似戦闘が可能なのだ。
という前置きはここまでにして。
「じゃ、試しに突っ込んでみるわ!」
まもるは狙撃銃片手にエスカレーターへまっすぐダッシュした。
上階側からの連射。
地面を薙ぐように塗料がはね、まもるは慌てて飛び退いた。
「おっとぉ!」
「今ですっ!」
そんな彼の動作を予測していたかのように、停止したエスカレーターを美咲紀が駆け下りてきた。
射撃可能なラインが通った瞬間を狙ってまもるへバースト射撃を浴びせた。
バーストとは、単発が『タンッ』で連射が『タタタタタ――』だとしたら『タタタンッ』くらいの小さくまとまった連射ができる機能とその射撃方である。人は緊張すると手を握ってしまう習性があるので、うっかり撃ちっぱなしにして弾切れを起こさないようにと開発された機能だ。
「うわっ!?」
まもるの胸にさくショッキングピンクの塗料。まもるはもんどりうって転倒した。
「いつつ、カウボーイは目立ちすぎたかな」
「大丈夫か鎌八! ここは俺が……!」
豪が物陰から飛び出し美咲紀へ至近距離からショットガンを当てるために飛びかかった――その瞬間。
「チャンス到来」
エスカレーターの上階側に伏せた状態で構えていたねむるが発砲。
豪は横からかっさらわれるようにして転倒した。
「あんなところに隠れてたのか! 見えなかったぜ……」
くてんと脱力する豪。次の復活時間まで待機となるので、苦笑しながらフラッグポイントまで移動を始めた。
「少し本気で攻めすぎたかな。いや、手を抜いては失礼か」
豪たちは『胸を借りる』とまで言って相手側へ回ったのだ。ここはしっかり相手をしなければ射撃部のプライドに関わろう。
インカムに手を当てる修。
「まずは要所のエスカレーターを占拠する。美咲紀は前線を押し上げてくれ。日暮はそのバックアップだ」
「いいんですか? 要所の守りを固めなくても」
「初心者が楽しめるかというと、どうなのかなって」
「なるほど……」
折角の銃撃戦だ。
攻撃的な方が楽しめる。
「では、早速」
エスカレーターを駆け下りていくねむる。
修はその後ろ姿を見て、ふしぎな予感が走った。
「日暮、さがれ!」
「えっ――」
振り返りかけたねむるの心臓部に、びしりとパールホワイトの塗料が広がった。
「これは……っ」
弾の出所を目と感覚で追う。
すると、オモチャ売り場のショーケース――の細い隙間に光るレンズを見つけた。
空箱に紛れてナタリアが潜んでいたのだ。
それも、あえて美咲紀が射撃可能ラインを超えた後に撃ってきた。
人は安全だと思っていた場所が急に危険地帯になることを恐れている。駆け抜けた場所がデッドゾーンだと気づいた美咲紀の衝撃は、一瞬でぬぐえるものではない。
ナタリアは素早い操作で狙撃銃の弾を込め直しながら移動を開始。
ハッとして射撃を加える美咲紀だが、ブレた弾がショーケースに当たってはじけるばかり。ナタリアは速やかにその場から撤退した。
「シューくん、どうしよう!?」
「美咲紀、退くんだ。相手に手練れがいる。深追いすると喰われるぞ」
一旦おさらいしておこう。
白組は一階スーパーマーケットの中央を、紅組は二階スポーツ用品店の中央をフラッグポイントとしている。弾が当たってヒット宣告を受けたプレイヤーはここに戻って一定時間待機しなければならない。
なので修の言うとおり、エスカレーターが要所となる。
皆ここを通る上に、左右が手すりに阻まれていて狭い。
当然ここが激戦区となっていた。
二箇所あるエスカレーターのうち北側は修たち射撃部とナタリアたちが牽制しあって一度空白となっていたが、対する南側は……。
「おいおい、あんなのアリかよ!」
店舗ブースに置かれていた分厚い看板を担いで走る鏡の姿に、白組プレイヤーは手を焼いていた。
サバイバルゲームはその性質上、盾のルールも存在する。よくドラマに出てくる警察が銀行強盗に呼びかける際に持っているライオットシールドという半透明な盾は勿論、鉄板や分厚い木の板を盾として利用できる。勿論塗料がはじけるからといって布きれや紙箱を盾にしてはいけない。
今回の看板ひっぺがしプレイは、機動力を引き替えに防御力を上げるという鏡の作戦だ。
塗料まみれになった看板を担いだまま柱の後ろに身を隠す鏡。
「かなり撃ってきますね。これ以上当たるとまずいかも知れません……」
当たりすぎれば看板とて盾としての能力を失う。具体的には審判が『それもうダメだよ』と言ってくる。
ので、鏡は一度看板を柱の裏から放り出した。
集中する射撃。鏡本人が転倒したのだと勘違いして全力射撃をしかけてきたのだ。
思い切って逆側から飛び出し、アサルトライフルを乱射。そのまま雑貨屋のブースへと転がり込む。
三人ほどヒットさせたらしく、ヒット宣言がスピーカーから流れた。
息をつく。
そっと身体を出そうとすると、狙い澄ましたようにブースの壁に弾がはねた。
咄嗟に身を隠す。
「狙われてる……」
一方、鏡に狙いを定めたまま柱の影に背をつける亨。
味方の援護射撃に集中していたが、その味方はいましがたやられたばかりだ。
逆に言えば、味方の援護に集中していたおかげで鏡のフェイントにかからなかったとも言える。
暫く、お互い足音も銃声もさせぬまま数秒が流れた。
踏み込むか? いや、今はこのラインを支えて味方の到着を待つ方がいい。
無線に呼びかける。
『七峯だ、誰かこっちにこられるか』
『こちら染井。無傷だよ。どの辺り?』
染井湊は自陣前、つまりスーパーマーケットのレジカウンターに潜む形で襲撃に備えていたが、それがかえって戦力の温存につながっていた。
亨の呼びかけに応えてその場から出ると、素早く目的のエリアまで駆けだした。
アサルトライフルを担いで走るというのはなかなか体力を使う。専門の訓練を要するような動作だ。
目的の場所まであと50メートル。
30メートル。
20メートル。
10メートル。
ブレーキ。
アサルトライフルによる激しい連射が地面から壁、さらには天井に渡って浴びせられた。
すぐさま壁に身体をつけ、覗き込む。
見ると、相手側の通路から碧南が猛烈な勢いで突撃をしかけていた。
あえて身体を晒すように走りながら、こちらへと威嚇射撃を繰り返している。
その一方で、柱の後ろから牽制射撃で少しでも足止めを狙う亨がいた。
「よく来てくれた……と言いたいとこだが、正直ヤバいぜ」
「みたいですね」
亨と湊はアイコンタクト。
二人同時に牽制射撃を加える――と見せかけて、湊がおもむろに身体を露出させた。
「いい度胸ね――!」
碧南がライフルを乱射。
湊もライフルを乱射しながら斜めに走り、洋服店のブースへと飛び込む。
碧南もまた雑貨店に転がり込んでから、ライフルのマガジンを交換した。
目を丸くしてそれを見る鏡。
「……正気ですか」
「敵を引きつけるにはあれくらいしないと、でしょ」
けれど状況は二対二。
個人的な練度はともかく、撃って撃たれてを繰り返してはこれ以上攻めきれない。
対して湊と亨は碧南たちがこれ以上前線を進めないように牽制し続ければ復活した仲間が駆けつけて押し返せるのだ。
両者呼吸を整え、にらみ合いを続ける。
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グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
スポーツ
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年09月13日
参加申し込みの期限
2016年09月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年09月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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