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進撃スイーツ ーValentine war ー
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前編
「ん?」
桜花寮から寝子高へと登校中だった
優木 遥斗
。彼は何処からとも無く聞こえてきた叫び声で我に帰った。
(えっ? 人?)
よく見ると、人のような物が飛ばされたように見えるが、それよりも目立っていたのは、どうみても
野々 ののこ
にそっくりなチョコレートの人形っぽいものだった。目測で全長20mはあるだろうか……?
そして聞こえてくる謎の声に戸惑っていたものの、甘い香りに誘われた。ドキドキしながらも足元のアスファルトをそっと引き剥がし、もぐもぐと食べてみる。と、さくさくしたまたたびメイト(チョコレート味)だった。
「……うん、うまい」
僅かに口元を綻ばせ、頷く遥斗。彼は辺りを見渡し、今度は街路樹の枝を手にした。
(こっちは、どんな味がするんだろう……)
そのわくわくした心のまま、彼はぱくっ、と木の枝を口にした。パッキーのような音を立てたそれは、まさしくパッキーの味がして「うまい」と呟く。
雪は甘い焼きメレンゲ、石は歯ごたえのよいクッキー……と、何もかもがお菓子で出来ている。
ひとつひとつ感想を口にし、黙々と食べながら遥斗は歩き続けた。
謎の声は、切り分けられた世界に取り残された面々全員に聞こえていた。
羽生 碧南
は巨大なフィギュアに目を向け、ため息をついた。
(なんだかよく解らないけど、この街もお菓子でできているみたいなのよね)
碧南はアスファルトを食べて腕力を上げると、建物の屋根へとよじのぼって屋根だったウエハースを口に。そのおいしさを感じつつもグミだらけになった川と、フィギュアに蹂躙される街をみた。
(チョコとはいえののこちゃんを倒すのは気が進まないなぁ。でも、現実世界には出せないし)
心を鬼にして向かう事にした彼女は、グミの川へと向かった。体が軽くなったように感じる今ならば、そこまでもあっという間に行ってしまったのだった。
だが、街の様子は笑えない。フィギュアが通った後は文字通りぺったんこになっている。フィギュアはゆっくりとだが、確実に学校へと目指しているのだ。
「こうしちゃ居られないよね」
碧南はグミとなった川の水へと手を伸ばし、むぐむぐとそれを口にした。色とりどりのグミはサイダーやブドウの味がしておいしかったが、楽しんでいる余裕はなかった。
「……きょ、巨人?! いや、巨大チョコののこちゃんだーっ?!」
思わず叫んでしまった
恵御納 夏朝
は例の声を聞いて状況を把握していた。そして、目の前で
瓜山 メイ
が踏まれそうになっている!
(ネコさんシールを!)
夏朝が己のろっこん『重く軽く』を発動させようとしてしたとき、既に
須藤 清一郎
が駆けつけていた。
「なんや、でっかいチョコやなぁ。暴れるぐらいやったら、俺のとこ来んかいっ!
誰からももらえてへんのやぞ!! と怒りを露にしつつも、びっくりして腰を抜かしているメイの姿を見て「相変わらずちっちゃくてかわええなぁ」と内心ちょっとほっこり。
「いっけえっ!」
夏朝はろっこんの進化能力でメイと清一郎へねこさんシールを射出し双方を少し軽くする。清一郎はひょいっ、とメイをお姫様だっこする。メイはいきなりの事に顔が僅かに赤くなった。
「? なんやメイ先生てこんな軽かった?」
「はやくこっちへ!」
首をかしげた清一郎だが、夏朝に呼ばれてフィギュアの足から逃れる。メイは脅えて震えているようだったが、ややあって顔を赤くして地面に立った。
「お2人とも、助けてくださりありがとうございます」
「ええて、ええて。それにしても、災難やったなぁ」
清一郎が笑ってそう言う間も、フィギュアは学校へ向けて進んでいく。夏朝は謎の声が言っていた事を思い出すと街路樹の枝を折り、口に運んだ。するとすぐに周りの声がより聞こえる。そして、近くの家の窓ガラスをちょこっと拝借し、食べれば視力があがったように感じる。
夏朝の様子を不思議に思ったメイと清一郎だったが、何度も神魂系トラブルに遭っている清一郎はすぐにぴん、と来た。
「そや、メイ先生、お菓子作りできるんやろ? なんやお菓子食べたら強なるらしいし、食べさせて欲しいわ」
清一郎の言葉に、メイは少し照れつつも鞄のなかを探る。と、出てきたのはウエハースでチョコレートを挟んだ物やクッキーだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年09月12日
参加申し込みの期限
2016年09月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年09月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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