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【球技大会】テニスの部(白猫組サイド) -後半-
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果たして、試合は極夜の心配した通りの様相を呈することとなった。
一人で気負っていた零葉の肩の力が抜け、本来のコンビネーションを取り戻した零と零葉によって一進一退の攻防が繰り広げられていた。
その中でも特に零葉を休ませようとフォローに回る零と、そして極夜に疲労の色が見えていた。
零はともかく、何故極夜がこれほどまでに疲労しているのか。
それは零葉たちが芽瑠と比べて極夜の熟練度が低いことに気付き、彼へと球を集め始めたからだった。
いかに万能な極夜といえどひとりの人間。
走り続ければ疲れるし、疲労が溜まれば能力も落ちる。
そうして彼のミスを誘発し、チャンスを逃さず決めていくという作戦だった。
しかし極夜は零葉たちの予想以上に粘り、ミスを犯さない。
それは次第に疲労が増大していくことを鑑みれば、試合が進むにつれ調子が上がっているということにもなる。
安定して堅実なプレーを続ける芽瑠と、疲労の蓄積を上回る速度で成長する極夜。
試合は激しい消耗戦となった。
そして最後の一球。
先に崩れたのは零だった。
「ッ!?」
返球後中央へ戻ろうと踏ん張った膝が、かくんと折れた。
え、と思う暇も無く殺しきれなかった慣性に引っ張られて零は地面に転がった。
「零さんっ」
「構うなッ」
叫び、思わず零に駆け寄ろうとする零葉を制止する。
零は回転する視界の端で確かに見た。
ボールは相手のコートへ返っている。
零葉が零に駆け寄れば、それで試合はおしまいだ。
そんなあっけない終わりなど零には受け入れられない。
今零たちに出来ることは、最後まで足掻くことだけなのだ。
芽瑠はすっ転んだ零をちらりと見、そしてラケットを振り抜いた。
すぱん、という快音。
駆け寄ろうとした足を止めて振り向いた瞬間、零葉はその音を聞いた。
打球は一直線に零葉へ向かってくる。
身をかわしてストロークをしている猶予などない。
零葉は咄嗟にラケットを胸の前に構えて尻もちをつくように腰を落とした。
刹那、ラケットに衝撃を感じ思わず目を瞑る零葉。
観客たちがどっと歓声を上げる。
零葉はそろそろとまぶたを開いた。
「ゲームセット! 白猫組!」
黄色いボールはネットのこちら側ギリギリに落ちていた。
――第3試合、白猫組勝利。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三三三
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月05日
参加申し込みの期限
2013年05月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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