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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
天界よりの試練 ――花咲く風のコズエル――
前騒
「また神魂か！ いい加減にしろよ！！」 ｂｙ御剣 刀＆七緒 璃音
「あっれ～、おかしいなぁ。僕、ろっこん使ったっけ～？」
そう言ったのは、ゲーム大好き少年な努努 天才。彼は『ゲーム画面に触れながら、ログインと念じる』事でゲームの中に入る事が出来るろっこん『ゲームへGO！』を持っているが、使った憶えは全く無い。
周りを見渡せば、ファンタジーな衣装を纏った人々の上には名前らしき文字。虚空に指を走らせれば自分のステータスらしき図などが展開される。
まぁ、わからないけど遊ぼう！ と意気込む天才が己の姿を見れば、手に重そうな戦斧を持った重戦士である。
「重戦士ってことは、僕のジョブはタンクにあたるのかな？」
そう考えていると、傍らにぶっかぶかのローブを纏った魔導士の少年が。その正体は、卯木 衛であった。
「うーん、魔導士かぁ。あんまやった事無い感じだけど、がんばるか！」
手には身長より高い杖。まるで絵本から出てきた魔法使いのようだ。
「あれ？ ここってコズエルが出現する森じゃん！ って事は『SOC』の中なの？」
白 真白は辺りを見渡し、ゲームの中に来た事にはしゃいでいた。よく見ればジョブはゲームで使っているアバター通り。装備もゲーム通りでわくわくする気持ちが溢れていく。
「これならやれるっ！ さぁ、がんばるぞー！」
やる気に満ち溢れた声で、真白は両手の拳を天に突き上げた。
同じようにゲームで遊んでいる最中に呼び出された日暮 ねむると八神 修のコンビも己の姿にちょっと驚いているようだった。
「これって、まさか最近話題のＶＲ体験ってやつかなぁ？」
「それは兎も角、このゲームは詳しく知らないんだ。守りは頼むよ、重戦士さん」
修の言うとおり、ねむるは大盾を装備した重戦士。一方の修は治癒士のようだ。
ねむるは真白の言葉を聞き、少し考える。彼はコズエル戦を体験していなかった模様。だが、すぐに表情を引き締める。
（コズエルさんは初見だけど、ヒーラーが全滅したら間違いなく詰むよね。それだけは絶対に避けなくちゃ）
ゲームはゲームでも乙女ゲーム『冬空協奏曲』をやっている最中（海軍中尉の榊原 詠一ルート攻略中）に召還されたのは羽生 碧南。
彼女はタンクトップのようなものとショートパンツ。両手にナックルという姿を見、すぐさまステータスをチェック。その内容も相俟って自分が拳闘士っぽい、と理解する。
そんな彼女の側では、夜海霧 楓がため息を吐きつつタロットカードの束を握り締めていた。
（ランダムっぽいな。そうとは言え、この人数に対して治癒士は３人だからな……）
彼は修ともう１人、治癒士らしい人物を見て「多少の綱渡りは覚悟しねぇと」と肩を竦める。
「このゲーム、プレイした事ある？」
「あぁ。普段は今の羽生と同じ拳闘士なんだが……一通り全職動ける。回復は任せろ」
そういい切った時、近くで「よろしくお願いします」という声。御剣 刀だ。彼はどうやら軽戦士らしく、片手剣を２本手にしていた。
「コズエル戦だろうな。事前にネットの攻略ページや動画で予習はしてるんだが、認識のズレとかないか確認しておきたいんだ」
刀の言葉に楓が頷き、そこに知識のある数人のプレイヤーが集まっていく。会話の内容に付いていけなかった碧南であったが、彼女はこっそり自分のジョブについて確認を取った。
（ふむふむ、状態異常に強くて、連撃を決めやすい。意外と私にぴったりの職かも）
碧南はぐっ、と手を握り締め顔を上げる。まずは敵の攻撃方法の把握が必要だが、その眼に闘志が漲っていた。
彼女の様子に刀も、楓も気を引き締める。と、そこに響く元気な声。
「もしかして、『ＳＯＣ』の中ですか？」
ポニーテールと発育のよいバストを弾ませた少女、夕鈴 翼が目を輝かせていた。纏っているのはボディラインがくっきりとしたボディスーツのような物にファンタジー系で軽めの装飾。手にしたナイフは『投げても戻ってくる』機能つきで知っている者がいればレアアイテムだと言うだろう。
（いかん、胸に目が行く！）
刀が咄嗟に目を逸らす。……思春期の少年には刺激が強いものの、言っておくが翼は、発育は良いもののまだ小学５年生の女の子である。
「今日はボス戦、よろしくおねがいしますっ」
翼の言葉に、楓と碧南は笑顔で頷き、刀もどうにか平静を装って頭を下げた。
「なんだ、こりゃ……」
ネットカフェでゲームをしていた如月 庚は、いつのまにかゲームの世界に入り込んでいた。己の格好が忍者っぽい所から軽戦士である事を把握しつつ、軽く眉を潜める。
「ゲームはするけどオンラインゲームは初めてなんだー♪」
そう言ったのは薄野 九月。彼女は家に居候中の従兄からパソコンを借りてゲームをしていた所、巻き込まれたらしい。
彼女曰く、初心者ながらワールドガイドはしっかり読んできたそうな。彼女のジョブは重戦士で、手にした戦斧を手に「大きい武器ってかっこいいよねー」と嬉しそうに笑っている。九月は庚ともう１人、七緒 璃音を見つけて嬉しそうに手を振った。
「また神魂か！ いい加減にしろよ！！」 ｂｙ御剣 刀＆七緒 璃音
「あっれ～、おかしいなぁ。僕、ろっこん使ったっけ～？」
そう言ったのは、ゲーム大好き少年な努努 天才。彼は『ゲーム画面に触れながら、ログインと念じる』事でゲームの中に入る事が出来るろっこん『ゲームへGO！』を持っているが、使った憶えは全く無い。
周りを見渡せば、ファンタジーな衣装を纏った人々の上には名前らしき文字。虚空に指を走らせれば自分のステータスらしき図などが展開される。
まぁ、わからないけど遊ぼう！ と意気込む天才が己の姿を見れば、手に重そうな戦斧を持った重戦士である。
「重戦士ってことは、僕のジョブはタンクにあたるのかな？」
そう考えていると、傍らにぶっかぶかのローブを纏った魔導士の少年が。その正体は、卯木 衛であった。
「うーん、魔導士かぁ。あんまやった事無い感じだけど、がんばるか！」
手には身長より高い杖。まるで絵本から出てきた魔法使いのようだ。
「あれ？ ここってコズエルが出現する森じゃん！ って事は『SOC』の中なの？」
白 真白は辺りを見渡し、ゲームの中に来た事にはしゃいでいた。よく見ればジョブはゲームで使っているアバター通り。装備もゲーム通りでわくわくする気持ちが溢れていく。
「これならやれるっ！ さぁ、がんばるぞー！」
やる気に満ち溢れた声で、真白は両手の拳を天に突き上げた。
同じようにゲームで遊んでいる最中に呼び出された日暮 ねむると八神 修のコンビも己の姿にちょっと驚いているようだった。
「これって、まさか最近話題のＶＲ体験ってやつかなぁ？」
「それは兎も角、このゲームは詳しく知らないんだ。守りは頼むよ、重戦士さん」
修の言うとおり、ねむるは大盾を装備した重戦士。一方の修は治癒士のようだ。
ねむるは真白の言葉を聞き、少し考える。彼はコズエル戦を体験していなかった模様。だが、すぐに表情を引き締める。
（コズエルさんは初見だけど、ヒーラーが全滅したら間違いなく詰むよね。それだけは絶対に避けなくちゃ）
ゲームはゲームでも乙女ゲーム『冬空協奏曲』をやっている最中（海軍中尉の榊原 詠一ルート攻略中）に召還されたのは羽生 碧南。
彼女はタンクトップのようなものとショートパンツ。両手にナックルという姿を見、すぐさまステータスをチェック。その内容も相俟って自分が拳闘士っぽい、と理解する。
そんな彼女の側では、夜海霧 楓がため息を吐きつつタロットカードの束を握り締めていた。
（ランダムっぽいな。そうとは言え、この人数に対して治癒士は３人だからな……）
彼は修ともう１人、治癒士らしい人物を見て「多少の綱渡りは覚悟しねぇと」と肩を竦める。
「このゲーム、プレイした事ある？」
「あぁ。普段は今の羽生と同じ拳闘士なんだが……一通り全職動ける。回復は任せろ」
そういい切った時、近くで「よろしくお願いします」という声。御剣 刀だ。彼はどうやら軽戦士らしく、片手剣を２本手にしていた。
「コズエル戦だろうな。事前にネットの攻略ページや動画で予習はしてるんだが、認識のズレとかないか確認しておきたいんだ」
刀の言葉に楓が頷き、そこに知識のある数人のプレイヤーが集まっていく。会話の内容に付いていけなかった碧南であったが、彼女はこっそり自分のジョブについて確認を取った。
（ふむふむ、状態異常に強くて、連撃を決めやすい。意外と私にぴったりの職かも）
碧南はぐっ、と手を握り締め顔を上げる。まずは敵の攻撃方法の把握が必要だが、その眼に闘志が漲っていた。
彼女の様子に刀も、楓も気を引き締める。と、そこに響く元気な声。
「もしかして、『ＳＯＣ』の中ですか？」
ポニーテールと発育のよいバストを弾ませた少女、夕鈴 翼が目を輝かせていた。纏っているのはボディラインがくっきりとしたボディスーツのような物にファンタジー系で軽めの装飾。手にしたナイフは『投げても戻ってくる』機能つきで知っている者がいればレアアイテムだと言うだろう。
（いかん、胸に目が行く！）
刀が咄嗟に目を逸らす。……思春期の少年には刺激が強いものの、言っておくが翼は、発育は良いもののまだ小学５年生の女の子である。
「今日はボス戦、よろしくおねがいしますっ」
翼の言葉に、楓と碧南は笑顔で頷き、刀もどうにか平静を装って頭を下げた。
「なんだ、こりゃ……」
ネットカフェでゲームをしていた如月 庚は、いつのまにかゲームの世界に入り込んでいた。己の格好が忍者っぽい所から軽戦士である事を把握しつつ、軽く眉を潜める。
「ゲームはするけどオンラインゲームは初めてなんだー♪」
そう言ったのは薄野 九月。彼女は家に居候中の従兄からパソコンを借りてゲームをしていた所、巻き込まれたらしい。
彼女曰く、初心者ながらワールドガイドはしっかり読んできたそうな。彼女のジョブは重戦士で、手にした戦斧を手に「大きい武器ってかっこいいよねー」と嬉しそうに笑っている。九月は庚ともう１人、七緒 璃音を見つけて嬉しそうに手を振った。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2016年07月01日
- 参加申し込みの期限
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- 2016年07月08日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2016年07月08日 11時00分
