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寮生の日常 ~桜~
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男子寮2階。時刻は昼。
立井 駒鳥
の部屋は料理がプロ級の同居人がいることもあり、冷凍冷蔵庫や調理器具が一通りそろっている。駒鳥が整理整頓好きなこともあり、室内は整った静かな心地よい空間になっていた。
朝に宿題を片付け終わり、すだれ越しの日差しに軽く目を細める。扇風機の風に揺られて風鈴が軽やかな音を立てた。季節を感じながら趣味の藤の籠を編む作業に没頭する。
「うむ。悪くないできじゃな」
満足げに微笑む駒鳥。時計を見てもう昼食時なことに気が付いた。今日はひとりだし抜いてしまおうかと考えて、首を横に振る。
「いや、抜くわけにはいかんな!」
冷蔵庫の野菜室には射撃部帰りに買った夏野菜が入っていたはずだ。ナスはレンジで加熱して、一口大にしたパプリカときのこと唐辛子をオーブンで焼く。それらをめんつゆで作った浸し汁とともにタッパーへ。慣れた手つきだった。作った日付を冷蔵庫のメモに記す。同居人の作った料理もメモされていた。
チリコンカンも作り置きしていたのう。
メモを見て思い出す駒鳥。チリコンカンとは豆とひき肉を使ったメキシコ料理だ。ホットドックやナチョスとの相性が抜群でごはんのおかずとして重宝できる一品である。
「ぬぅ、本来なら素麺じゃが」
ゆでるための鍋に伸ばした手が止まる。駒鳥はひとりで食事をとるのが好きではないのだ。
「……おすそわけにでも行くかの?」
いたらいいな、くらいの気持ちで部屋を出ると、タイミングよく男子学生ふたり組に出くわした。食堂に向かう義一と幸虎である。
「お。駒鳥じゃねえか」
「そっちも食堂か? 僕と追分はこれから行くところだ」
「俺も食堂に行くところじゃ。素麺をひとりぶん茹でるのもつまらなくてのう」
幸虎がなるほどと頷く。
「あー、素麺もいいな。夏っぽくて」
「金戸は素麺が好きなのか?」
「嫌いじゃないぜ。単品だと飽きるけどな」
幸虎の言葉に駒鳥の顔がパッと明るくなった。
「なら差し入れしよう。ちょうど野菜料理の作り置きがあってな。朝作った鯵の南蛮漬けも漬かっとるじゃろう」
駒鳥の提案に義一が感心する。毎日丁寧な自炊をしているようだ。
「うまそうだな、俺ももらっていいか?」
「勿論じゃ、追分。なんなら夕食もご馳走しよう」
「おー。じゃ、皆で食おうぜ。調理場使う許可貰ってくるわ。昼と夜、食堂でいいよな?」
「すまんのう。では、向こうでゆでる素麺などを持ってくるとしよう」
「僕も運ぶの手伝うぜ」
義一は調理場の許可を貰いに階下へ降りる。駒鳥と幸虎は駒鳥の部屋に素麺と料理を取りに戻った。
「今晩は鶏肉とレッドキドニービーンズのピリ辛煮がいいかのう。後程走り込みを兼ねて買い出しじゃ」
「僕も行く。陸上部だし足には自信があるぞ」
「ほう、期待じゃな!」
今晩はにぎやかな食事になるだろう。
駒鳥はいつの間にか食事が楽しみになっていた。
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担当ゲームマスター
相馬 円
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月19日
参加申し込みの期限
2014年08月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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