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寮生の日常 ~桜~
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桜台に建つ桜花寮。
普段は学生ばかりのこの場所も、夏休みは里帰りなどで人が少なくなっている。普段以上にゆるい雰囲気。
今日はそんな寮のとある1日。
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男子寮・4階。
追分 義一
は二次元が好きである。
本日は同室の相方がいない間を狙ってネコミケの戦利品を整理していた。部屋の片づけも兼ねている。
「趣味を押し付けないのもオタクのマナーだからな……」
寮に越してきてからのグッズを床に並べて、残すものと家に送るものをより分ける。ネッコロガリーナの設定資料集やオールキャラ本の健全同人誌は「いる物」として机に乗せた。同室者がくれたクリアファイルも優先的に「いる物」として大事に扱う。
集中して整理を進める。気が付いたら自分の周りはお気に入りのグッズだらけになっていた。ちょっと幸せ。オタグッズは自分のスペースからはみ出さないように。キワドイものは目立たない場所に。義一は節度のあるオタクライフを送っていたので、好きなキャラに囲まれるとほんのりテンションが上がった。
と、そこでトントンとドアを叩く音がする。
「カナトだ。いるか?」
隣のクラスの
金戸 幸虎
の声だ。幸虎は陸上部である。陸上部には友人がいるので幸虎とも挨拶くらいはかわしていた。下の名前を呼ばれるのが嫌いなことも知っている。
「ああ。俺だけなら。どうしたんだ」
広がったグッズを気にしながら義一が答える。ドアを開けると自分の趣味が丸見えになってしまうのでどうしたものかと考えた。
「いや、お前に用があったんだよ。ニャンテンドー3DSの充電器あるか? どっかいっちまって……」
「え。あるけど。カナト、ゲームとかやるのか?」
「フツーにやるけど。お前、漫画とか好きって聞いたから来た……もしかして今忙しかったか?」
「あ、いや。すまん、今開ける」
親近感を覚えた義一は少しドキドキしながらドアを開ける。いつもよりだらけた雰囲気の幸虎がゲーム機を持って立っていた。
幸虎は日課の早朝ランニングを終え部活に行く準備をしていたのだが、今日が休みのことに気が付いたのだった。やることがなくなり本日はオフモードである。家族や友達のメールに返事を出したり、ごろごろゲームをしてたりしたらもうすぐ充電切れの赤ランプが灯って今に至る。
「充電器、しばらく使わないから好きな時に返してくれればいい」
「サンキュ。……お前の部屋、ほんとに漫画とか多いのな」
「いや。今は片付け中なんだ。いつもはもうちょっとまとまってる。気になるのあるか?」
義一は漫画やCDを観賞用、保存用、布教用と3つずつ持っている。これとか面白いぞ、とすすめると幸虎は素直に受け取った。今日はものすごく暇なのだ。漫画が借りられるのはありがたい。
「あのさ、もしかして追分ってすれ違い通信のコイツ? よくすれ違うのに似てる」
「……! それ、俺のアバターじゃねえか。じゃ、もしかしてあのアバターが」
「あ、それ僕」
話をしてみれば義一と幸虎は共通の趣味も多かった。幸虎はオタクというほどではないが漫画やゲームは遊んでいるようだ。幸虎が自室からコンビニで買ったお菓子とジュースを持ってきて、漫画やゲームの話で盛り上がった。
「追分は里帰りしないのか?」
「あー……。今年はいいかな」
幸虎の質問に、義一は実家に送る荷物を段ボールに詰めながら答えた。伝票は書き終わった。荷物に添えた手紙には一言、部屋に置いといてとしか書いていない。
義一は段ボールを邪魔にならない場所に置くと、コンビニくじのグッズをベッドの枕元などにセットしはじめる。幸虎はなんとなく事情を察してそれ以上は聞かなかった。義一の背中が気まずそうだったからだ。
「あのさー、追分。昼だし、食堂いかねぇ?」
「おう、いいぜ……食堂、女子寮にあるからひとりじゃ落ち着かねえし」
「わかるぜ。僕もだ。女子は気にしねえのかな……」
「あー……女子によるんじゃねえか」
義一は怪盗仲間の
最上 るるか
を思い出しながらぼんやりと返事をした。
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担当ゲームマスター
相馬 円
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月19日
参加申し込みの期限
2014年08月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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