this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
殺人鬼ジャックの怪談
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
つぎへ >>
「あ」
美咲紀が声を漏らした。
黒いマントのジャックの姿がはっきりと形になる。
「ジャック? こいつが」
本来は見えないはずの遥斗の呟きに、刀は目を瞬かせた。
「殺人鬼ジャックはいる! そうみんなが噂をしてくれたおかげでこうして実態を得た!」
刀と武道が動く前にジャックは山田の首根っこを掴んで引き寄せる。
その片方の手に包丁があるのに気が付いた勘三郎が止めようと飛びかかるが、忌々しげに振るわれた包丁によって翼が傷つけられて地面に倒された。美咲紀が慌てて勘三郎を抱き上げる。
「噂で出来た私は、ここにいる生徒たちの噂によって作り変えられる。私は寝子高校の退屈した生徒たちの普通とは違うちょっとしたイベントが起こればいいと思って生まれたのだから」
退屈な学生生活のなかのささやかな刺激。それは怖くて残忍なだけ面白いという気持ちが自殺した生徒の死の理由に殺人鬼ジャックの怪談を作り上げた。
怪談は何か面白いことを求める生徒たちによって語り継がれ――神魂が作用した。
殺人鬼ジャックはただの怪談。
ただし、だからこそ
――ジャックは実在した!
生徒たちの退屈を嫌った噂が流れている。今も流れ続けている。ジャックがいたというネコッターの呟きを通して、何度も、何度も退屈を嫌う学生たちの呟きが、広がり続ける。
殺人鬼ジャックの怪談に作用した神魂は、その噂にも影響を受けた――結果
ジャックは微笑んだ。その包丁が山田の首筋に押し当てる。
「ジャックは実在した。だから、男子生徒は死ぬ! おもしろ、おもしろい、おもしろい! と笑うのはお前たちだ!」
ジャックの包丁が山田の首を裂いたと同時に血が吹きだし、地面を濡らした。
「次に会うのを楽しみにしているよ、ここにいる学生たちみぃんなのおかげだからね! 今度は誰をばらばらのぐちゃぐちゃのどろどろにしてやろう! あはははははは!」
楽しげな笑い声とともにジャックは消え、山田が地面に倒れた。
「急いで血を止めなくちゃ!」
一番はじめに我に返ったのは美咲紀だ。彼女は必死に舞花の祈りで山田の傷を癒していく。先に傷を癒された勘三郎がよろよろと、その手をとった。
山田が目を開ける。
「よかった!」
ほっと美咲紀が微笑む。山田の目は自分のことを泣きそうな顔で見つめる勘三郎、武道を捕えた。
「昼間の……なんで、そんなに泣きそうなの」
山田は不思議そうに目を細めて、手のなかの血に汚れたお守りを差し出した。それを受け取った勘三郎は強く握りしめる。
「先輩が強いことをみんな、見ていましたよ。すごいです、ジャックと戦って勝ったんですから」
「そうだよ。大丈夫、俺たちが守るからさ」
タイガを抱いてやってきた修と、武道の言葉に山田は少しだけ、安堵したように目を伏せた。
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
殺人鬼ジャックの怪談
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
北野東眞
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
推理・サスペンス
ホラー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年04月24日
参加申し込みの期限
2016年05月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!