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オーブラジャー! 久保田美和、人生最大のピンチ
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再び場面は駅前に。
ユウと修、萌と綾花は一美とこれからのことで相談をしている。
「和代さんの行きそうな場所に心当たりはないんですか?」
修が尋ねると、一美はうーんと首を捻った。
「怒ってたし、見当もつかないけど……あ! そうだ、ポケベルで連絡すればいいんだ!」
「ポケベル……?」
萌とユウは、聞いたことがあるようなないような言葉に首を傾げた。
「今で言う、携帯電話のようなものですよ。昔はそれで連絡をしてたんです」
一美のポケベルを見ながら、綾花が説明する。
もちろん、綾花もその世代ではないが、この時代を舞台にした小説を読んで詳細は知っている。
修もポケベルの知識はあるらしく、説明に賛同するように頷いた。
「実際に使い方をお見せしますよ。一美さん、和代さんへの連絡は任せてください」
「ああ、うん。じゃあ、お願いするよ」
それから電話ボックスに入り、実際にメッセージを送ってみせる。
「? 電話からメッセージを送るの?」と萌。
「はい、この数字の組み合わせでメッセージになるんですよ。例えば、500731……」
「それってどういう意味なんだ?」とユウ。
「これで『ごめんなさい』になるんです。ええと、それから10105……『今どこ』と」
そこまで送って、綾花はボタンを押す手を止める。
(『愛してる』はポケベルじゃなくて、一美さんの言葉で伝えたほうがいいよね……)
「うーん、なんか不便そう……スマホなら一瞬なのにね」
そう萌が言うと、何言ってるんだ、と一美。
「不便って、君、これ最新の機種なんだぜー。遅れてるなー」
「……ボクの携帯見せてあげたい気分……」
「すげーわかる。けど、やめとけよ。一美さん、ショック死するかもしんないしさ」
ユウはむずむずしてる萌の頭をポンと叩いた。
返事が来るのを待ちながら、一同は商店街に行ってみることに。
何気なく、修が和代との思い出を訊いてみると、ふと、ある店の前で一美は止まった。
「そう言えば、このクレープ屋にデートで来たことがあるんだ」
本土のお洒落な若者は、クレープを食べながらデートをすると聞いて、誘ったと言う。
「クレープか。昔のドラマのような……ああ、いえ、素敵ですね」
「だろー。彼女もすっごく喜んでくれてさ。もうその日に告白しようと思ったんだけど……」
「だけど?」
「俺、財布忘れちゃってさ……。結局、彼女におごってもらって。俺、最高に輝いてなかったな……」
「は、はぁ……。それはなんというか……」
全然駄目だ、この男……と全員が思ったのは言うまでもない。
「でも、しょうがないわねって、すごく優しくてさー。ますます好きになっちゃったんだよね」
幸せそうに話す、一美。
悪い人ではないんだろう、ただ、死ぬほど間抜けなだけで。
「……そうだ、プレゼントを用意しませんか?」
ふと、修は思いついた。
先ほど信彦は言葉が大切だと言っていたが、それ以外のもので気持ちを伝えるのも大切だ。
「謝罪と愛をこめて、安くて良いのでペアの指輪を買いましょう」
「え? 指輪?」
「ええ、気持ちですよ、気持ち。女性にはそういうアピールも大事ですよ」
「……そうだな、それもいいかもしれない。指輪か、よし、かわいいのを見つけるぞ!」
「結婚を申し込むのは……まだNGですよ。交際の申し込みにとどめて、ね?」
「あ、ああ、わかってるよ。爽やかに……だろ?」
「ええ。それと、遅刻したのは贈り物を選んでたということにするのはどうですか?」
それなら、遅刻の言いわけとして理由になる、と。
「うーん、でも、嘘はつきたくないし、さっき遅れた理由は言ったんだよ」
「? そう言えば、何故遅刻したんです?」
「それが昨日夜更かしして、ラジオ聞いてたら、起きれなくてさ〜。ほんと、参っちゃったよね」
「……なるほど。どうりで、あんなに怒っていたわけだ……。はぁ……」
死ぬほど間の抜けてる一美に、修は深ぁ〜〜〜く、ため息をついた。
近くにあったジュエリーショップに一美は向かった。
ぞろぞろ付いていくのもなんなので、ユウ達は近くの喫茶店で待たせてある。
お金はあまりないが、それでも、自分にとっては高価な指輪を見つけた。
「かわいい指輪だな。うん、絶対に和代に似合うよ」
店員さんを呼ぼうとしたそのとき、隣にすっと音もなく人影が現れた。
「……ようやく見つけたよ。あなたが一美っていう人だろ?」
「わっ! な、なんだよ、か、仮面……!?」
仮面の少年こと、斗南は静かに語りかける。
「こんな格好だけど、怪しいものじゃない。あなたに協力したいと思ってる」
「きょ、協力……?」
「今から、僕は君の彼女を襲いに行く。わかるよね、あなたが男を見せる絶好の機会だ」
要は、彼女を助けて、いいところを見せろということらしい。
古今東西、昔から男らしく守ってくれる男性に女性は弱いものである。
「な、なるほど……!」
「ただ、そのチャンスを棒に振るようなら……」
仮面の奥の鋭い瞳で、一美の目を覗き込む。
「少しみっちゃん先生に代わって教育的指導をさせてもらう……」
「みっちゃん先生? だ、誰……? よ、よくわからないけど、頑張るよ……!」
「ああ、そうするのがいいよ。お互いのために、ね……」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
梅村象山
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年10月22日
参加申し込みの期限
2015年10月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年10月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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