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夜のひとときを…… 第二夜
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【
檜山 立樹
と
氷華・クルバトフ
内心狂騒曲】
時計が22時を半ば回ったのを確認すると目当ての店を見つけた。
夜の寝子島を歩きながら、
檜山 立樹
はため息をついた。
たまには自分もバーに行って飲みたかったが、機会が取れなかったのだ。
以前から目をつけていた旧市街にあるバーに行くことにした。
なので、そのバーを見たときほっとしたため息をついたのだ。
「ここだな」
『Your Bar』と書いてあるプレートの扉をくぐり、店内へと入る。
(雰囲気やお店のデザインなど落ち着いていてとてもなじみやすいお店だ……おや?)
入ってすぐのテーブル席に見知った顔がいた。
「やぁ、相席良いですか?」
「檜山さん? ……あぁ、どうぞ」
その声に顔を上げたのは
氷華・クルバトフ
。
うつむきながら、何事かを悩んでいるようにも見える。
「氷華さん、ありがとう」
そういって、氷華の正面へと座る。
少し立ったらおしぼりと、水が運ばれてくる。
ついでに、空になりそうな氷華のグラスにも水がつがれる。
うっすらと水滴の付いたグラスに、水が注がれていく……。
「どこか浮かない顔だけど、どうかしたのですか?」
さっそく相席になった用件を切り出す立樹。
(……少し驚きだ。どうやら、悩んでいる姿を見られていたらしいが……新しく連載する小説の事で悩んでました、なんて言える筈が無い、どうごまかすか……)
突然の知り合い。だが、知り合いといえどもすべてを話せるわけでもなく、氷華は悩む。
(そうか、友人のことと言ってしまえば……)
そう思ったので、頭を回転させつつ口を開く。
「知り合いが新連載する小説で悩んでるらしく、どう解決してあげようかと考えていたんです。なにか小説の話になるようなことがないかと」
「なるほど……それは大変だね」
立樹は考えつつ、水を注ぎ終えて、戻っていた給仕に、メニューからいくつか酒と料理を頼んだ。
「それなら、よければ俺の話を聞いてみますか? 恋愛とは外れますが、気分転換にはなると思いますよ?」
「檜山さんの話ですか?」
興味をひかれたのか、すっとうつむきかけていた顔を立樹に向ける氷華。
(そういえば氷華さんはバータイムを利用しないから、俺がバーテンダーで、いろいろな話を知っているってこと知らなかったのか)
そう思いつつ、立樹は話す。
「実は、俺には秘密がありまして」
そういたずらっぽく言う。
「秘密、ですか?」
「えぇ、実は……バーテンダーをやっていまして」
そう言われて、驚く氷華をそのままに、お店に来るお客さんや今までに会った人の話を、話せる範囲でぽつりぽつりと話す立樹。
「いろいろな話があるんですね……」
「そうそう、ある人なんですが、彼はせっかく女性を上手くその気にさせてデートだったのですが、舞い上がってしまいそのまま……」
時折、質問しながらも、さまざまな話を聞かせてもらう氷華。
(改めて、檜山さんは風貌だけではなく性格も女性の心を鷲掴みにする人物なんだなぁと思う……。ん、まてよ、彼を恋愛相手のモデルにするのはどうだろう?)
心だけでなく、表面的にも改めて氷華は立樹を見てみる。
「元々バーテンダーだったけどそれだけじゃ難しいこともあってバリスタの技術も勉強したんです。専門学校を出てバイトの時からお世話になってた店で働いていたけど、色々あって悩んでる時にお客で来てた今の店長に誘われて……今はここに来てよかったと思いますね」
なめらかに語る立樹。
時折、頷いたり、返事をしながら氷華は一字一句逃さないように立樹の話を聞く。
だが、頭の中では小説のことをあれこれと考えていた……。
(モデル云々の前に、本人で無断でそんなことしていいのか! いや、だが、私の中にいる悪魔がバレなければどうってことはないと囁く。どうするべきか……)
そう思って、話し続ける立樹をちらちら見る。
話している内に、どうやら料理とお酒が運ばれてきたようで、良い匂いがする。
そんな中、氷華は決めた。
(……檜山さんには申し訳ないが、モデルにさせてもらおう)
そう思ったとき、ちょうど立樹も話し終える。
「いとこに会えたし氷華さんやお客さんとこうやって楽しい時間を過ごせて嬉しいですよ」
「――!? ひ、檜山さんの話を聞けて、とても楽しいです」
にっこりとスマイルを向けられる氷華。
慌てて笑顔を作るように取り繕ってみる。
内心、何かぎくりとしなくはなかったが、それ以上にその笑顔にどこか惹かれるような何かを感じた。
だが、その動揺もすぐにしまって、雑談に興じていく……。
こうして、ゆっくりと時間は過ぎていくのであった。
(いつものように笑顔で礼を言うけどなんだろう……少しいつもより嬉しくてしょうがなかった)
帰り道、立樹はそう思っていた。
(しかし、こうやって彼の話を聞くのも純粋に楽しい。どこか機会を作って、お礼をしなければ……)
氷華も色々思うところがあった。
そんな二人が最後に交わした挨拶は。
「またね」「では、また」
であったという。
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担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年08月16日
参加申し込みの期限
2015年08月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年08月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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