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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
寝子島下水道防衛戦線
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冬を感じさせるはずの風が凪ぐにもかかわらず、昼間にある太陽は攻勢を緩めない。
コンクリートには蜃気楼が立ち上がっている所もあるほどだ。
そんな中、都市部ではあるもののその攻撃の行き届かない所に一人の男が居た。
悪臭が漂う下水道をタバコを吸いながら、不愉快な顔をしながら歩いていた。
「貧乏くじってのは辛いもんだ」
彼、武井 大介は何でも屋を自称し、裏表関わらず報酬次第で仕事を請け負っていた。
今回は調子の悪くなった下水道に設置している機械の調査と対応を依頼された。
なんでも、いつも依頼している業者に急な仕事が降ってきて頼めなくなり、状態だけでも知りたいらしい。
だから、調査して対応が無理な分野であれば帰るつもりだったし、そう伝えていた。
「野郎…もしかして知ってやがったのか？ …まぁいい」
幸い…と言えるのかは分からないが、原因は配線の老化とネズミが食い荒らしたこととすぐに判明した。
だが、それが相当数のネズミが噛んでいることに加えて『尋常じゃないサイズ』のネズミが居ること。
傷のサイズからして恐らく成人男性を易々と食べる事の出来るサイズであろうと分かった。
「…お？ 原因と思しき者と接触…だが、結構離れてるな。間に合うか？」
分かった時点で何人かの情報屋に応援できる人物の派遣を頼んだ。
すぐに、という訳には行かなかったが何人かが幾つかの場所に別れて探索をしていた。
互いに連絡を取り合い、大介の所にも先ほど発見の報告が入ったようでゆったりと走り出す。
「…派遣代金、たけぇんだろうなぁ…」
少しばかりのぼやきを口にしながら…。
一組目が接触した時に見たのはピエロ姿の男だった。
劇のように大袈裟な身振り手振りをして実に楽しそうに甲高い、人を不愉快にさせる風に笑っていた。
「僕は…待ったよォ…！ この時をォ…！」
彼の足元には普段住んでいると思われるネズミたちが大人しくしている。
おそらくは彼がネズミたちを率いているのだろう。
ひとしきり笑ったピエロが指を鳴らすとネズミたちが次々と巨大化していく。
同時に空間を曲げたのか、下水道が通常の何倍にも広がったようになる。
「積年の恨み、晴らさせてもらうヨォ！ 平和ボケした地球人！」
何事かを叫びながらピエロ姿の男は次は手を叩く。
ネズミ達は頷き合い、一斉に一組目へと向かって行った。
「こうすれば不思議な力を持ってる地球人をあぶりだせるからネ！ サァ、ショータイムの始まりダヨ！」
ピエロ姿の男の言葉が聞こえたか聞こえてないのか分からないが、ネズミたちは猛攻を繰り返す。
炎天下の下水道での戦いが、今始まる。
コンクリートには蜃気楼が立ち上がっている所もあるほどだ。
そんな中、都市部ではあるもののその攻撃の行き届かない所に一人の男が居た。
悪臭が漂う下水道をタバコを吸いながら、不愉快な顔をしながら歩いていた。
「貧乏くじってのは辛いもんだ」
彼、武井 大介は何でも屋を自称し、裏表関わらず報酬次第で仕事を請け負っていた。
今回は調子の悪くなった下水道に設置している機械の調査と対応を依頼された。
なんでも、いつも依頼している業者に急な仕事が降ってきて頼めなくなり、状態だけでも知りたいらしい。
だから、調査して対応が無理な分野であれば帰るつもりだったし、そう伝えていた。
「野郎…もしかして知ってやがったのか？ …まぁいい」
幸い…と言えるのかは分からないが、原因は配線の老化とネズミが食い荒らしたこととすぐに判明した。
だが、それが相当数のネズミが噛んでいることに加えて『尋常じゃないサイズ』のネズミが居ること。
傷のサイズからして恐らく成人男性を易々と食べる事の出来るサイズであろうと分かった。
「…お？ 原因と思しき者と接触…だが、結構離れてるな。間に合うか？」
分かった時点で何人かの情報屋に応援できる人物の派遣を頼んだ。
すぐに、という訳には行かなかったが何人かが幾つかの場所に別れて探索をしていた。
互いに連絡を取り合い、大介の所にも先ほど発見の報告が入ったようでゆったりと走り出す。
「…派遣代金、たけぇんだろうなぁ…」
少しばかりのぼやきを口にしながら…。
一組目が接触した時に見たのはピエロ姿の男だった。
劇のように大袈裟な身振り手振りをして実に楽しそうに甲高い、人を不愉快にさせる風に笑っていた。
「僕は…待ったよォ…！ この時をォ…！」
彼の足元には普段住んでいると思われるネズミたちが大人しくしている。
おそらくは彼がネズミたちを率いているのだろう。
ひとしきり笑ったピエロが指を鳴らすとネズミたちが次々と巨大化していく。
同時に空間を曲げたのか、下水道が通常の何倍にも広がったようになる。
「積年の恨み、晴らさせてもらうヨォ！ 平和ボケした地球人！」
何事かを叫びながらピエロ姿の男は次は手を叩く。
ネズミ達は頷き合い、一斉に一組目へと向かって行った。
「こうすれば不思議な力を持ってる地球人をあぶりだせるからネ！ サァ、ショータイムの始まりダヨ！」
ピエロ姿の男の言葉が聞こえたか聞こえてないのか分からないが、ネズミたちは猛攻を繰り返す。
炎天下の下水道での戦いが、今始まる。
ゲームマスターより
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
-
- 2015年07月19日
- 参加申し込みの期限
-
- 2015年07月26日 11時00分
- アクション投稿の期限
-
- 2015年07月26日 11時00分
●●●舞台・背景●●●
寝子島の下水道で勃発するもれいびを狙った異世界からの攻撃。
運悪く（？）大介からの情報を入手し、下水道に入ってしまったキャラクターたちが防衛線を行ないます。
ピエロの放った技で下水道の道が幅3mくらいになっており、真ん中に色んなものが入った水が流れています。
初期配置はG-10、K-6、L-9、D-10、H-7となり、明記されていなかった場合G-10に居る事になります。
G-10辺りにピエロ及び巨大ネズミが居ます。
また、巨大ネズミは随所におり、マンホールを食い破って外に出る算段のようです。
すでに接触し、戦闘が始まっていますが、大介はネズミの襲来を受けて到着が遅れます。
●●●登場人物●●●
・武井 大介（たけい だいすけ）
学年・職業：自営業（自称何でも屋）
性別・年齢：男・39歳
性格 ：報酬次第でどんな仕事でもする、傭兵の様な人間。
妻子がおり、よく怒られているのだとか。
ろっこん ：S型 強化タイプ 運動神経を総合強化する
進化能力1 ：肉体が強化される
戦闘能力 ：進化能力を使った近接戦闘が主。
序盤は場所が離れているため、戦力換算は厳しいでしょう。
配置 ：K-6
●●●敵情報●●●
以下の情報はプレイヤーのみが知ってる情報として、アクションに活用してください。
名称 ：ピエロ
性質 ：指を鳴らし、無差別に切りつけてくる衝撃波を放ちます。
手を叩くことでピエロの周囲の巨大ネズミたちに指示を出せます。
防御結界をピエロが立っている場所に展開しているため、動きません。
この防御結界は一定以下の物理攻撃（拳・刀・銃など）は無効化されます。
大きさ：155cm
配置 ：G-10
弱点 ：防御結界…一定以上の物理攻撃で破壊可能。
魔法と分類されるもの（雷を放つろっこんなど）は防御結界を無視。
地球人を平和ボケしていると思っているので慢心があり、隙が大きい。
頭は良くないため、力押しを基本とする。
名称 ：ネズミ
性質 ：質量を余すことのないタックルと成人男性を噛み千切れる大きな牙で攻撃をします。
周囲に外敵が居ない場合、マンホールに続く道を噛み千切っていき、地上に出て来てしまいます。
戦闘はずる賢く、仲間が攻撃されたときに後ろから仲間もろとも攻撃を仕掛けることも。
大きさ：230cm
配置 ：G-10（5体）、K-6（2体）、L-9（2体）、D-10（2体）、H-7（2体）
弱点 ：水以外の攻撃。
特に光に対する抵抗がすさまじく低く、発光が目に入るとしばらく行動不能になる。
攻撃を受けた後はひるんだり行動不能になる。（追撃を受けやすい）
●●●その他●●●
Q：情報屋からの情報、手に入れる事なんてそうそうないと思うけど？
A：どこかで漏れてしまったのをたまたま聞いてしまった見てしまった、などが良いと思います。
実際、人の口には戸をたてられませんから。
Q：参加キャラクター以外の討伐者はいますか？
A：地上に出た場合は発生する可能性はございますが、現状いないものとお考えください。
Q：ところで倒したネズミのサイズはそのまま？
A：その通りです。もし焼いたりする場合は地下道で在ることをお忘れなく。