九夜山ももう秋である。
草花も少しずつ青々とした姿から秋の姿へ衣替えを始める季節。
なだらかな丘の上で、そよそよと風に揺れるすすきの姿。
ころころとどんぐりや、美味しい栗も、足下を見れば転がっている。
木の根元に目を向ければ、にょきにょきと肩を並べるたくさんのきのこたち。
上を見上げれば、サルナシの実やアキグミの実、ほんのり甘いあけびの実も。
「秋の九夜山もいいもんだな」
楢木 春彦は『秋の九夜山特集』の見出しが踊る情報誌を手に呟いた。
寝子島に移り住んで日も浅い彼、今日は秋の陽気に誘われて山まで足を伸ばしてみた。
山には秋の九夜山を楽しもうとロープウェーを上って来る人もちらほら……。
「今日は天気もいいし、ここで散歩してみるのも悪くねぇな」
とあるフツウの秋の日を、九夜山で過ごしてみるのは如何だろうか?
マスターの梅村です。
ガイドには、楢木春彦さんに登場して頂きました。
ありがとうございます!
こちらは特別な事件もない、フツウの1日のシナリオです。
目的も特にないので、皆さん思い思いの目的で九夜山を楽しんでくださいませ。
どんぐり拾いや栗拾いを楽しむもよし。
きのこ狩り(食べれるかどうかは知らないですけど)楽しむのもよし。
お散歩がてらに、秋の山の風景を楽しむのもよしです。
皆さんのご参加お待ちしております!