- シナリオタイプ
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シルバーシナリオ
一般枠:150 らっポ
優先枠:200 らっポ
グループ参加:3人まで
- キャラクター
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定員:10人
現在の申込数:6人
参加キャラ一覧
コメントページ
- スケジュール
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参加申込期限
10月19日 11時00分
アクション投稿期限
10月19日 11時00分
※参加枠やキャラクターは
次のページで選択!
「笑ってた」
「彼女はいつも笑ってた……」
「こんな俺にさえ、平等だったんだ」
「素晴らしい女性だった」
「こんな俺に……彼女は……!」
「だから、俺は。ただ、彼女と」
「ちょっとだけ。少しで良かった。おしゃべりがしたかったんだ。だから……」
「──うん、そうそれ。例の。女の子が狂っちゃって、パーンって飛び降りちゃったヤツの。あー、ランク? 今はCかな。でもま、なるべく早いとこヨロシクね」
「褒めてくれたんだ。綺麗だって」
「俺の卵を。美味しそうだと言ってくれて、だから俺は」
「た……たかしくん……?」
「答えちゃダメよ。ついてくるから」
「ゆうじー」
「ゆうじー」
「ねえー。ゆうじー」
「でも……呼んでるよ……呼ばれてるよお……!」
「あれはあなたのお友だちじゃないわ。見れば分かるでしょう?」
「ゆうじー」
「かえしてよー」
「もってっちゃっただろー?」
「かえしてよー」
「──ちっ。ランクA。勘弁してほしいわ、また残業じゃないのよ」
「そう、ここがまさにその、男性が首を吊った場所というわけ」
「ウソ、ヤダー。こわい~」
「大丈夫、今はもう邪悪な波動は感じないよ。冥界の入り口はいわば自動ドアなんだ、離れれば閉じるのさ」
「え~、どういう意味~?」
「霊能者なら誰でも知っていることだけれど、場に波動が満ちれば光が干渉し合い、場所につながりのない怨念や邪霊は己を保ちきれず、ミ゛ッ」
「み?」
「……霊界へ驫コって、臓鸞ッ囁が昇天へと縺巍?雋ォして君を」
「え~、なに~? なんなの~?」
「繧エ礰ケ│襯??蠡■贐鐶リ■■■帙魑┃ゎ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■」
「──ランクSって言った? ねえこれ、いつの映像なの? 私聞いてないんだけど」
「三日後……」
「はあ?」
「日付……見てください。三日後の映像なんです、これ……」
「……あの。好きです」
「知ってるわ」
「じゃあ……その。あの、あの。私と……」
「無理よ。あなたも分かってるでしょう」
「…………はい。でも……好きなんです」
「無理。あきらめなさい」
「でも…………私」
「化け物と人間が結ばれる民話は、ロクでもないオチに締めくくられるものよ。それにね」
「……………………知ってるもん」
「あなたはもう、月村さんじゃないもの」
「…………」
「──ああ。あなた。また会ったわね?」
「ごめんなさいね、少しだけ、ぼうっとしてしまって。ええ、大丈夫よ」
「それで?」
「ええ、ああ、そうね。聞かせてくれるのよね?」
「あなたが見たのは、首のない怪物? あなたが足を踏み入れたのは、空が曲がった異界かしら? それともあなたが聞いたのは、あなた自身の断末魔?」
「聞かせてちょうだい。とっておきのコワイ話を、ね」
墨谷幽です。よろしくお願いいたします~。
禍語<マガタリ>の第二回です。
特に前話のつづきものというわけではなくて、独立したお話と思っていただけましたら。
このシナリオの概要
時の流れは、だいたいねこぴょん後の晩夏~初秋くらい。
季節の変わり目という感じ。
なんらかのホラー体験をするお話です。
日常のなかにひっそりとたたずむちょっとした不思議体験をするのかもしれません。
あるいは、恐ろしい怪異や怪奇現象と遭遇して■■■■■■かもしれません。
★自由にご指定OK
「こんな体験してみたい!」「オバケが出たら、こんなリアクションしちゃうかも~」
「○○な現象で、××な異形が現れて、△△した上に$$しちゃって~」
など、自由に内容をご指定ください。
詳細に書いていただいても、一部だけざっくりでもOKです。
なお、エログロはほどほどにお願いします。
あまり直接的にハードなのはやらない予定です。
★おまかせOK
「特に思いつかないな~」「ナンでもいいけどとにかくウチの子を怖がらせて!」
など、マスターに丸投げおまかせでも大丈夫。
★怪異、現象の一例
以下はあくまで一例です。遭遇する現象はこれらに限りません。
以下を指定しても構いませんし、別のものでも、おまかせでもOK。
▽case01
あなたは彼と付き合っている。いつからか分からないがそういうことになっている。
あなたは彼のことが大好きだ。彼の目も、細く白い手も、頭に二本ある蠢く触手も。
彼が口から産む卵の黒々とした艶光りも。
▽case02
名を呼びながら追ってくる。
なぜだか、あなたが誰にも語ったことがない、隠しとおすべき秘密を叫びながら。
走ることもなくゆっくりと、ずるりずるりとついてくる。
▽case03
心霊現象が報告される場所を、動画配信者が最後に訪れた映像のようだ。
記録された日付は、今から三日後となっている。
あなたは三日後、その場所に立っているだろう。その予感だけが胸にある。
▽case04
見たことのない制服を着た女子高生は、遠慮がちに自身の名とある電話番号を告げた。
あまりあなたと関わりたくはないと言う。
しかし、今からあなたに良くないことが起こるから、離れられないのだと。
アクションは書きやすい感じで自由にどうぞ。
どなたでもお気軽に~。
NPCについて
☆九頭見 修司
自称「寝子島署のほうから来た」ひと。2~30代くらいの、やたらお肌すべすべなお兄さん。
寝子島の怪談話を集めてるそうです。
リアクションで描かれたホラー体験は、直接彼に出会って語ったり、あるいはねこったーやメールなど、
なんらかの形で彼のもとに届きます。
ほか、登録済みのキャラクターでしたら誰でも登場可能です。
また、墨谷のシナリオに登場したNPCでしたら、登録・未登録問わず登場OKです。
ただし、不自然でないシチュエーションに限ります。登場が難しい場合もありますので、ご了承ください。
こんなNPCと絡んでみたい、なんてリクエストがありましたら、お気軽にご指定ください。
細かく指定もOKですし、マスターにおまかせもOK。
Xキャラクターも登場可能です。
口調などのキャラクター設定は、アクションに記載してください。
Xキャラ図鑑に書き込まれている内容は、そのURLだけ書いていただければ大丈夫です。
NPC・Xキャラともに、いつもとは違った肩書きや人物像を指定しても構いません。
以上になります。
それでは、ご参加お待ちしております~!