峡谷の縁に、夕暮れの赤が流れ込んでいた。
切り立った断崖は血に染まったように燃え、影は谷底へと深く沈んでいく。
深みに寄り添うように、小さなコロニーが存在していた。寄せ木細工のように組まれた家々、畑を区切る低い石垣、溜め池に映る空の赤。吹き抜ける風は湿り気を帯び、かすかな土と草の匂いを運ぶ。
ここに暮らす数百の人々にとって、峡谷は大地の母の懐であり、守りであり、祈りの対象ですらあった。
だがこの場所は、すでに安らぎの揺りかごではない。まもなく、鉄と炎の檻に変わろうとしている。
「ほんの一息、といったところじゃろうな」
片足を岩に乗せ、冷ややかな目でコロニーを見下ろす姿がある。
ガーナックΔ(デルタ)だ。奇術師のようなタキシードに網タイツ、黒いヒール。桃色の巻髪を揺らし、紅を引いたかのごとき唇。立ち姿はどこか幼く、背丈も子どもに近い。だが片眼鏡(モノクル)に宿る光は猛禽類のように鋭い。
「のう、ディガンマ」
甘やかでどこか芝居がかった声色とともに、デルタは背後を振り返った。
「そちが、ドクターに忠誠を示すにはちょうどよい規模。……さすれば、わらわらの絆もさらに深まるというものよ」
ガーナックϜ(ディガンマ)は返事をしない。デルタの視線にこたえることができず、足元を見つめるだけだ。
──あおい。
叢雲あおい、と彼女は呼ばれていた。
そして俺は、フィン・フォアランととっさに名乗った。
支配階級の人造生命体だと、明かすことに躊躇したから。
『フィン、逃げて』
あのときの彼女の言葉だ。
ほんのわずかな出逢いだった。なのにあおいの信頼を裏切ったこと、それが心に刺さった棘のように痛んだ。
「ディガンマ」
デルタの目が歪んだ。
「そなたのことを想うがゆえに、わらわはこの作戦を立てた。あのコロニーにわずか一匹、鼠が逃げこんだだけでな」
「……レジスタンスの拠点のひとつだと聞いているが」
「左様。じゃがこの時勢、どのコロニーも多かれ少なかれレジスタンスの拠点じゃ。見逃してやっておるのは、連中にわずかな夢を見せんがためよ」
「だったら」
背後から声が聞こえた。
灰白色の長髪を肩口で結び、目深に帽子をかぶった小柄な少女だ。巨大人型兵器『タイタン壱型』の肩に乗っている。彼女は袖と裾の長い外套のような服に身を包み、斜めがけの鞄を背負っている。まるで旧時代の郵便配達人を思わせる姿だ。だがその腕には、時代錯誤な風貌とは裏腹に冷徹な精密兵器──長大なロングライフルが抱えられていた。
「その鼠ひとり、撃ち殺せばいい。僕ならできる」
ガーナックΙ(イオタ)は感情のない口調で言いはなった。
「それでは忠誠を示すことにならんのじゃよ、イオタ」デルタは扇のように指を広げ、妖艶な笑みを見せた。「鏖(みなごろし)にしてこそ、見せしめになるというもの」
「くだらない」
「ぬしの意見なぞ求めてはおらぬ」
ふん、と不平を鳴らしてイオタは口を閉ざした。
デルタとディガンマの背後には、黒い海がひろがっていた。
峡谷の斜面を埋め尽くすように展開するのは、無数の人型機械──ガーナック量産型。眼窩に宿る赤い光が、夕闇の中で燐光の群れのようにまたたく。その合間には、甲冑めいた重装のセンチネル型が並び、巨躯のタイタン壱型、同弐型が山脈のように控えていた。装甲は夜色に沈み、服従回路(Y.E.S.S.I.R.)の青い熱光が鼓動のように脈打っている。
これが、支配者の軍勢だった。
峡谷の底にひしめくコロニーは薄氷のように、ひとたび衝撃を受ければ粉々に砕け散る運命にある。
「──総攻撃は払暁としようぞ。日が昇るに連れて、よく見えるからのぅ」
デルタが静かに言い放つと、軍勢は一斉にざわめき、金属のうねりが峡谷に響き渡った。
俺はガーナックだ。
ディガンマは思う。
ドクターに造られ、殺すために組み立てられた兵器。
ここで見下ろしているのは、『破壊の対象』にすぎない。
たとえそこに、あおいが含まれていようとも。
峡谷の出口は塞がれ、逃げ道は完全に断たれていた。
今宵人々は、震えながら眠りにつくしかない。
‡ † ‡
峡谷の底からも、赤い眼光の群れは見えていた。
まるで星の群れが地に堕ちたかのよう。それが祝福ではなく、滅びの兆しであることは誰の目にも疑いようがなかった。
機械間接のきしむ音。共鳴するうなり。
忌まわしきオゾン臭が風に乗って峡谷全体を覆い、夜の訪れを待つ人々の胸を圧迫していた。
──威嚇だ、と叢雲 あおいは知っている。
恐怖と混乱を先に植えつける、シザクラの常套手段。
だが、いずれ総攻撃ははじまる。猶予は与えられていない。
あおいは古びた水車小屋へと足を向けた。
朽ちかけた扉を押し開けると、湿った木の匂いと、断続的な咳き込みが迎えた。
低いベッドに横たわっているのは、『教授』──かつて数多の拠点を束ね、希望を託された精神的指導者だった。今は病に伏し、やせ細った胸をかすかに上下させるだけの姿である。偽名の可能性もあるが本名は、新島 義弘と伝えられている。
護衛のレジスタンスたちが無言で頭を下げ、道をあける。
「……来たか、叢雲」
義弘はかすれた声で言い、唇にうっすらと笑みを刻んだ。衰弱していても、その視線にはまだ鋭さが宿っている。かつて群衆を導いた眼差しの余光が、そこにあった。
「私が身を差し出せば、総攻撃は避けられる。いずれ長くない命だ。せめて、それで皆が助かるのなら」
あおいは首を振った。
「わかっているでしょう、教授ともあろう方なら」
声にはしずかな怒りがにじんでいた。
「やつらの狙いは、あなたではない。見せしめです。……あなたが行ったところで、コロニーは殲滅されます」
おそらく何人か、無害な子どもだけは見逃されるだろう。奴らなら。
──泣き叫ぶ子どもを押し出し、振り返ることを許されぬ母の姿が、ありありと想像できた。
悪夢を、生き残った者たちに伝え刻み込ませるために。
義弘の瞳が細められた。苦痛に沈むはずの目に、なお鋼の光が残る。
「だから、私たちが立って戦うしかない、か」
「……教授は昔からそうおっしゃってきた。だからこそ人はついてきたんです。だからこそ、私もここにいる」
あおいの返答は短く鋭い。だが声は鋼の糸のように張り詰め、まっすぐに義弘へと向けられていた。
「大黒隊との連絡は」
「使者が着きました」
「間に合うと思うか」
「間に合わせます」
義弘はしばし黙し、やせた手を毛布の上で握りしめた。
「ならば皆を導け。叢雲あおい、お前しかいない」
あおいは唇を噛み、まぶたを閉じた。
広場に集まった住人の顔が脳裏に浮かぶ。怯えながらも手製の武器を握る者たち。その後ろで身を寄せ合う子どもや老人。レジスタンスとして訓練を受けた者など、ほんのわずかしかいない。
それでも。
「……はい。必ず、この谷を守ってみせます」
‡ † ‡
紫色の残光を曳いて陽は沈んだ。峡谷に展開した軍勢のただなか、仮設の天幕の前に燭火がゆらめく。
椅子に腰かけたディガンマの肩に、デルタは当たり前のように身を寄せている。。白魚の指が顎をなぞり、爪の先で頬をくすぐる。桃色の巻き髪がさらりと彼の肩口へ垂れ、ほのかな甘い香をまとわせる。紅を引いた唇が近づくと、吐息が甘く首筋を撫でた。
「のう、ディガンマ。今宵は、そなたの胸で眠りとうぞ……」
芝居がかった声の裏に、焦がれるような熱情がにじむ。戦場と知っていて、いやむしろ、戦場だからこそ昂ぶっているのだろうか。
控えるのは数機の量産型だ。人の眼はなくとも、冷徹な赤い光がこちらを見つめている。イオタだけが距離を置いて、不機嫌そうに銃を磨いていた。
ディガンマは動かない。
デルタの指を拒むこともせず、かといって受け入れることもなく。
瞳は虚ろに炎を映すばかりで、耳の奥には別の声がまだ残っていた。
『でなきゃ、私と共に戦って!』
胸の棘は抜けない。
デルタの唇が頬をかすめても、甘く食むように自分を求めても。
桂木京介です。
オーバータイム突入を記念した個人企画、『らっかみ!』本編とよく似ているけど似ていない、別ユニバースのシナリオの第二弾です。
この世界観をもとにしたプラシナの申請をいただいていますが、そちらは本シナリオとは別に後日公開予定です。
八神 修(ガーナックϜ/フィン・フォアラン)様、ガイドへの登場ありがとうございました!
ご参加の際は、シナリオガイドにこだわらず、自由な設定かつ内容のアクションをおかけください。
概要
本作は、普段の『らっかみ!』とは全く異なる世界のお話です。
ベースは、劇中で流行しているコンピューターRPG『Tales of the Sky』(略してTOS)のなかの物語ですが、だんだん『らっかみ!』本編の劇中劇という枠からはみ出し、独立したアナザーワールドへと広がりつつあります。
したがって今回は「パラレルワールドの群像劇」として楽しんでいただくのが正解かもしれません。
普段のあなたとは全然別のXキャラ的な存在が参戦する、TOS世界に生きる並行世界の自分を描く……などなど、参加方法は問いません。
これまでの経緯については以下をご参照ください。
・『[TOS]戦蘭の世紀』
・『[TOS]宿命交差(クロスロード)』
世界観と話の流れ
この世界は、いわゆるディストピアSFといえるでしょう。
26年前のある出来事により、人類の文明は狂気の科学者ドクター・シザクラの手で作られたアンドロイド軍団〈ガーナック〉に支配されました。
反抗する勢力は存在しましたが、数年前の大敗によって壊滅的な打撃を受け、いまでは散り散りとなっています。
人類の残存拠点はごくわずか。今作はそのひとつ──〈ヴァロラ峡谷〉を舞台にしたシナリオです。
アクションについて
本作では新世界機構側(シザクラ配下)の登場人物を演じることも可能です。
蘭紋ガーナックなのか、人間の協力者なのか、その立ち位置を明記してください。
また通常のシナリオより自由度が高く、「死亡」「再起不能」「裏切り」「正体の発覚」といった展開を選ぶことも可能です。
ご希望の際はアクションに明記してください。物語全体を崩さぬ範囲で、できる限り反映します。
本シナリオの状況
・〈ヴァロラ峡谷〉コロニーが、ドクター配下の軍〈新世界機構〉に包囲されている。指揮官はガーナックΔ(デルタ)。
・敵は谷を見下ろす高地に布陣し、ほぼ全方位から威圧。総攻撃は翌朝の黎明を予定。
・残された時間はわずか一夜。戦術を練る最後の猶予となる。
・脱出経路は峡谷の東西だが、いずれも厚く封鎖。突破には隠密や攪乱が不可欠。
・コロニー住民の大半は非戦闘員。戦える者は少なく、参加PC様の行動が戦局を左右すると思われる。
・物資も不足。食糧や医薬は欠乏気味で、士気維持も課題となる。
・峡谷の崖や水路、霧や夜陰は戦術に利用可能。住人の知る隠し道も存在するかもしれない。
・新世界機構内にも不協和音あり。特にΙ(イオタ)はデルタに反発しており、状況次第で内紛の火種となる可能性がある。
・タイトルにあるように、総攻撃開始後の日中、突如として日食が発生する。
シナリオの扱いについて
本作は[TOS]シリーズの一篇として展開されています。
シリーズは最低でもあと一作(プラシナ)を予定していますが、これからの展開は本当に未定です。
レジスタンス敗北や全滅という展開ももちろん想定しています。
ろっこんについて
登録済み・未登録を問わず使用可能です。ただし本作では独自用語として殞脈(エンミラ)、魔法(ノクスラ)という表記を使います。
ろっこんを持たないキャラでも、TOS世界の力としてエンミラ/ノクスラを使用可能です。
ただしゲームバランスを壊すような規模(例:巨大怪獣化してコロニーごと踏み潰す、など)は調整させていただく場合があります。
登場人物
◆レジスタンス
○叢雲(むらくも) あおい
この世界版の七夜 あおい。
人間の女性レジスタンス。まっすぐな眼差しと揺るがぬ意思で仲間を導く存在。決して多くを語らないが、その背に人々の希望が託されている。
殞脈は〈瞬間移動〉。数メートルの距離しか使えない。
○新島 義弘(教授)
この世界版の桐島 義弘。
かつて複数の拠点を束ねた精神的指導者。病により衰弱し今は床に伏しているが、なお瞳に強い光を宿す。あおいに「導く者」としての使命を託す。
○大黒 ミオ
この世界版の鈴木 冱子。
レジスタンスの中核を担う女性。元は兵器型ガーナックで、腕に仕込み刀、膝にロケット砲など、全身に隠し武装を備える。戦場では冷徹な刃となるが、その心は人の側にある。
○ターヤ・トイヴァネン
この世界版の野々 ののこ。
ミオと同じく人類に加勢する異端のガーナックで、両手を灼熱に変える特殊能力〈ヒートハンズ〉を持つ。鋼鉄をも融かす掌は敵にとって脅威だが、味方にとっては明るいムードメーカー。
○七枷 ラム
この世界版の芋煮 紅美。
やはり元ガーナックで、冷凍光線を口から放つ。もともと情緒不安定だったのだが、『戦蘭の世紀』ラスト以降は心を閉ざしている。
◆新世界機構
●ガーナックΔ(デルタ)
この世界版の八幡 かなえ(九鬼姫)。
奇術師を思わせる衣装に身を包んだ少女型ガーナック。芝居がかった口調と妖艶な笑みを浮かべる。フィン(ディガンマ)に執着し、恋慕に似た支配欲を隠さない。
能力は〈創造〉。触れた無機物を自在に造り変え、武器や兵器さえ思うままに組み替える。その能力は単なる破壊ではなく、戦場そのものを己の舞台へと作り変えるためのもの。
●ガーナックΙ(イオタ)
灰白色の髪を結い、郵便配達人のような外套姿で巨大なロングライフルを抱えるスナイパー少女。冷徹な射撃手で、任務遂行のためなら迷いなく引き金を引く。
デルタの方針には内心反発している。
●ガーナックΥ(ユプシロン)
常に丁寧な言葉を使う拳法家。気功を操り、拳ひとつで破城槌(バタリングラム)級の威力を叩き出す。静かな物腰の奥に圧倒的な破壊力を秘めている。
※シナリオガイド未登場。新世界機構の参加PCが少ないときの予備要員です。
●ガーナック量産型
支配者側の基幹兵力。Y.E.S.S.I.R.によってのみ動く知性のない存在。無数に複製され、赤い眼光を光らせながら黙々と命令を遂行する。
●センチネル/タイタンⅠ型・Ⅱ型
ドクターが送り出した重装機体群。ガーナック量産型の亜流でありやはり知性はない。
センチネルは甲冑を思わせる重装歩兵型で数は少数、タイタンはそれぞれ一機ずつで六メートル近い巨躯を誇る(Ⅰ型・Ⅱ型の違いは武装だけ)。
【注意】
今回は構成上、他のNPCはできるだけ出さないようにしたいと思います。ですので、前回のように『らっかみ!』NPCのリクエストがあっても応じられないかもしれません。ご期待に添えなかったら申し訳ありません。
すべての登場人物について、展開によっては登場しない可能性もあります。
用語解説
『新世界機構』
ドクター・シザクラに率いられた支配の軍勢です。赤い眼を輝かせたガーナック量産型と、Δをはじめとする蘭紋ガーナックがその中核を成します。
彼らの行軍は冷酷にして徹底的です。ひとつの集落をターゲットに定めれば、翌朝には灰に変えてしまうこともしばばしです。抵抗を許さず、人類をただ「見せしめ」として消していきます。
『レジスタンス』
絶望の淵にありながらも抗いつづける人々の呼び名です。統一軍ではなく、小さなコロニーや個々の指導者を中心に寄り集まった不揃いの集団でしかありません。
彼らの武装は心許なく、物資も常に不足しています。装備は、ガーナック量産型程度なら破壊できる振動刃〈ショートブレード〉や各種改造銃、そしてごく少数の旧世代兵器があるばかりです。
しかし彼らの最大の武器は「心」です。殞脈や魔法を使える者もいますが、そうでなくとも人々は、失われた日常と大切な者を守るために立ち上がります。それは人として最後に残された誇りであり、希望そのものなのです。
『Y.E.S.S.I.R.(イエッサー)』
アンドロイド・ガーナックを縛りつける制御装置です。正式名称は “Yielding Electro-Systema for Subservient Imprinted Regimen”。人はそれを簡潔に「服従回路」と呼びます。
量産型ガーナックは、これが破壊されればただの機械に戻り動きを止めます。ですが、蘭紋ガーナックのように意志を宿す者の場合、回路が断たれてなお生き延び、自由を得ることもあるのです。
『蘭紋(オーキッド / Orchid)』
ギリシャ文字を冠した特異なガーナックたちの総称です。〈蘭付き〉と呼ばれることもあります。
Ϝのような例外をのぞいてすべて女性型。量産型の群れとちがい、それぞれが固有の意思と特殊能力を持ち、まるで悪夢が人の形を得たかのように振る舞います。
しかし彼女らもまた、Y.E.S.S.I.R.に縛られています。真に己の道を選べるかどうかは、まだ誰にも分かりません。人類に刃を向けることが宿命とされているのですから。
それでも、オミクロンやタウのようにY.E.S.S.I.R.を解除して人間側に立つ者もごくわずかに存在します。裏切りなのか、救いなのか──その理由を知るのは本人たちだけです。
『殞脈(エンミラ / Enmira)』と『魔法(ノクスラ / Noxra)』
人の身に備わる異能の総称です。
殞脈は、肉体や精神の奥底から発現する力であり、瞬間移動や身体強化など「人が限界を超える瞬間」を形にします。
一方、魔法はこの世に亀裂を走らせるかのように、火や氷、光や闇を呼び出す異質な術です。
どちらも、生き抜くために選び取られた祈りの形といえるでしょう。
『ヴァロラ峡谷』
本シナリオの舞台となるコロニーです。断崖に囲まれ、清流に沿って営まれてきた小さな居留地。畑や水車小屋があり、かつては子どもたちの声が響いた、ささやかな日常の場所でした。
人々はこの地を〈ヴァロラ〉と呼びます。「勇気」を意味する古い言葉、絶望の中でなお立ち上がろうとする者たちの願いが込められた名前です。
しかし今、そのすべては包囲されています。谷を見下ろす高地には赤い眼光の軍勢が群れ、夜明けとともに総攻撃が始まるのでしょう。
残された時間は、わずかに一夜。ここでどう抗うのか、誰を守り、何を犠牲にするのか──すべてはPCたちの選択に委ねられています。
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それでは、あなたのご参加をお待ちしております!
次はリアクションで会いましょう!! 桂木京介でした。