「へぇ~。ほぉ~。ふぅ~ん?」
「な、なんですか? つるぎさん」
綾辻 綾花の、なにげな~くを装ったお願いに、馳 つるぎはメガネをくいっと押し上げ、にまにまからかいの笑みを浮かべました。
「乙女ッスなぁ、綾辻ちゃんは」
綾花の想い人、
早川 珪先生の同級生。彼の過去を知る、ちょっとがさつだけれど頼れるお姉さん。本好き仲間、猫好き仲間……いつのまにやら、旧知の間柄です。
つい先日も珪先生をまじえて三人、楽しいひと時を過ごしました。
だから、大好きな彼の誕生日がもう少しで訪れるにあたり、そのプレゼントについて相談してみたりもします。
「で、もう候補の品はある程度絞ってんだね? わたしはお店で実際それを見て、良さそうなのを選べばいいわけね」
「はい。悩んでるうちに、なんだか自信がなくなってきちゃって……」
「ほ~ん。わたしはねえ、綾辻ちゃんの選んだモンなら珪さん、なんだって喜ぶと思うけどねえ」
などと頼りのお姉さんは言いますけれど、綾花にとっては切実です。ひとりでびしりっ! と決められるなら苦労はないのです。失敗したくない、受け取ってビミョウな顔を浮かべる彼を見たくはない、絶対いいモノをプレゼントしたい! という、まさしく乙女ゴコロなわけなのです。
「お願いします! つるぎさんなら珪さんの好み、分かりますよね……!?」
「はいはいはい。おっけーッスよ、ほかならぬふたりのために不肖アタクシ、一肌脱いでさしあげましょ」
そんなわけで、とある休日。
綾花は彼の好みにピッタリ、バッチリなプレゼントをゲットすることができるでしょうか?
墨谷幽です。よろしくお願いいたします~。
綾辻 綾花さん、プライベートシナリオの申請、まことにありがとうございます!
ガイドのイメージによらず、どうぞご自由にアクションをおかけくださいませ。
このシナリオの概要
古書店『OLDLYNX』の店長、馳 つるぎを伴い、早川 珪先生のお誕生日プレゼントを買いに行くお話です。
既にプレゼントの候補は決まっているということですが、もちろん他のモノでも大丈夫ですし、
お店を探すうち、「コレだ!!!!」という逸品に出会えるかもしれません。
プレゼント選びに加えて、『OLDLYNX』でつるぎと交流したり、
別のトコ行ったり、どこかでばったり珪先生と出くわしたり……などなど、
行きたい場所やりたいことも、なんでもご指定いただければ幸いです。
どうぞ自由な発想でお楽しみください~。
NPCについて
NPCは、登録済みのキャラクターでしたら誰でも登場可能です。
また、墨谷のシナリオに登場したNPCでしたら、登録・未登録問わず登場OKです。
ただし、不自然でないシチュエーションに限ります。登場が難しい場合もありますので、ご了承ください。
こんなNPCと絡んでみたい、なんてリクエストがありましたら、お気軽にご指定ください。
細かく指定もOKですし、マスターにおまかせもOK。
Xキャラクターも登場可能です。
口調などのキャラクター設定は、アクションに記載してください。
Xキャラ図鑑に書き込まれている内容は、そのURLだけ書いていただければ大丈夫です。
以上になります。
それでは、ご参加お待ちしております~!