夏の暑さは過ぎ去り、秋に相応しい風が吹く。人々は暖かい服装で街中を行き交う。
人恋しい季節でもあるのか。出会いを求めた者達がそこかしこで声を掛けた。
逆に秋風に吹かれた恋人達の仲が冷え込み、路上で別れ話に発展することも――。
旧市街にある『浅葱眼鏡店』では店主の
浅葱 あやめが作業台に向かい、依頼された眼鏡の調整に追われていた。全ての作業が終わったのか。あやめは自身の眼鏡を正し、店舗の前を通り過ぎる人々に目を向けた。
何とはなしに眺めていると、おもむろに席を立った。灰色のボサボサの髪を適当に掻き上げて通りに面したガラスに身を寄せる。
薄青い空に浮かぶ雲を眺めた。小魚の群れのような雲が一方を目指して緩やかに流れている。
茶色い目が動きに釣られた。置き去りにされる悲しさ、それとも新たな出会いを胸に想っているのか。
あやめは揺れる感情に等しい表情を浮かべた。
あなたは秋空の下、何を想い、どのように行動しますか?
今回は「出会いと別れ」をテーマにした秋に相応しいシナリオになります。
浅葱 あやめさん、ガイドにご登場いただきありがとうございます。
ご参加いただける場合、ガイドの内容に関わらず、自由にアクションを綴ってください。
概要
出会いと別れを描く、自由度の高いシナリオになります。
秋晴れの下、あなたはどのような出会いや別れを経験するのでしょうか。
劇的な出会いや再会もあれば、ささいなことを切っ掛けにした別れ(一時的な場合も)もあるでしょう。
また、過去の体験に思いを馳せる(出会いや別れ)、といったアクションも可能です。
テーマに即していれば、どのような内容でも構いません。
・例1:この秋に転校してきた。素敵なクラスメートとの出会いに感謝。
・例2:部活の先輩の引退が近い。お別れ会で泣きじゃくる。
・例3:一年に一度の楽しみ。ああ、寝子島の美味しい秋刀魚!
・例4:家族が亡くなった。お葬式で最後のお別れをすることに。
・例5:道端ですれ違った人に一目惚れ。ダメ元で告白するが。
NPCについて
登録済みのNPCであれば、基本的に誰でも登場可能です(不自然な登場はマスタリングの対象になります)。
Xイラストのキャラクターを描写する場合、PCとXキャラの2人で「1人分」の描写になります。
行動を詰め込み過ぎると各々の描写が薄くなりますのでご注意ください。
※Xキャラだけで1人分の描写とすることも可能です。
その場合は、PCさん自身は描写がなく、Xキャラだけが描写されます。
Xキャラのみの描写をご希望である旨を、アクションにわかるようにご記入ください。
※Xキャラをご希望の場合は、口調などのキャラ設定をアクションに記載してください。
Xキャラ図鑑に書き込まれている内容は、そのURLだけ書いていただければ大丈夫です。
説明は以上になります。
秋の一日を使った出会いと別れ。
主役のあなたの振る舞いで物語は紅葉のように色付いてゆきます。
あなた色にシナリオを染めてください。