シナリオ「ほっと寝子島 放課後倶楽部」

ほっと寝子島　放課後倶楽部

　誰が呼んだか、いつの間にやら放課後倶楽部なる名前がついていた。
　文字どおり、学校帰りの寝子高生徒が発起人となって構成された集いなのだが、そのメンバーは別段高校生に限定されているわけでもなく、ましてや積極的にメンバー集めを呼びかけるでもない。
　たまたまタイミングよく合流した面々、ことに寝子島を愛する人々が、寝子島の魅力を再発掘したり、寝子島の新しい魅力を見つけ出したり……要するに、そんなゆったりとした集まりなのだった。

「みんな、今日も集まってくれてありがとー！」
　ちなみに件の発起人とは、彼女である。

「それじゃさっそく、今日のテーマはっぴょ～～～！
　まずひとつ目！　ネコンビで、『サンマさん一猫（いちにゃん）くじ』を引く！
　ふたつ目！　旧市街のたい焼き屋さんで、季節限定『さくらんぼたい焼き』を食べる！
　みっつ目！　シーサイドアウトレットで、春物のお洋服を買う！」

　活動のテーマはその日によって異なる。発起人の野々ののこが発案することもあれば、集まった参加者から募集することもある。
　飛び入り参加や現地でのテーマの提案も大歓迎とのことだ。

「あっ！　ねえねえ、一緒に行かない？　たのしいよ☆」
「えっ？　わ、わたしですか？」

　声をかけられたのは、たまたま通りがかった古苗木美姫だった。

「放課後倶楽部……？　何だか面白そうですね。わたし、寝子高生ではありませんが、良いんですか？」
「うんうん、全然おっけー♪　大勢のほうが楽しいもんね！」

　興味をそそられ、はたと美姫は思案する。
　参加してみようか、どうしようか？

　もしあなたが放課後に暇を持て余しているなら、合流してみるのも良いかもしれない。
　ののこや集まった人々と一緒に楽しいひと時を過ごしながら、また一つ、寝子島の魅力を見つけることができるだろう。

ゲームマスターより

担当ゲームマスター

カターレ

マスターコメント

　こんにちは、カターレです。

　古苗木美姫さん、ガイドにご登場いただきましてありがとうございました。
　ご参加いただける場合は、ガイドに関わらず、自由にアクションをおかけください。

　概要

　寝子高三年生となり、最後の高校生活をめいっぱい楽しみたい！　という野々ののこの発案で始まった、
　放課後の寝子島をめぐるプチ散策ツアーです。
　『放課後倶楽部』となんとなく呼ばれていますが、寝子高生に小中学生、大学生、社会人やほしびとさんなど、
　どなたでもご参加いただける、ゆるい集まりです。

　ぶらぶらと歩いて、寝子島の魅力的なスポットを巡ったり、寝子島グルメを味わったり、
　その時に流行っている面白そうな遊びをしたり、ただただ公園でぼんやりしたり……。
　活動内容はいろいろです。

　集まりのたびにテーマが掲げられますが、１つだったり３つだったり、特に無かったり、わりと適当です。
　もしオススメのテーマがあれば、ぜひぜひご提案ください。
　きっとみんな喜んで乗っかってくれることでしょう。

　＜今回の主なテーマ＞
　ネコンビで発売されている、『サンマさん一猫（いちにゃん）くじ』を引く（目指せＡ賞）
　旧市街にある老舗のたい焼き屋さんで、季節限定メニューの『さくらんぼたい焼き』をいただく
　シーサイドアウトレットで、ののこの春物お洋服を見繕ってあげる

　ご参加の際は、どのテーマについて重点的に描きたいか、
　あるいはどんなテーマを提案するか、等をお書きください。
　全てのテーマ、複数のテーマを指定することもできますが、
　それぞれの描写は薄くなってしまうかもしれません。あらかじめご了承ください。

　ＮＰＣについて

　登録済みのＮＰＣなら、特定のマスターが扱うキャラクターを除き、基本的に誰でも登場可能です。
　ＮＰＣたちもののこに誘われたり、偶然ばったり出会ったりして、行動を共にしてくれるかもしれません。

　Ｘイラストのキャラクターを描写する場合、口調などのキャラクター設定をアクションに記載してください。
　Ｘキャラ図鑑に書き込まれている内容は、そのＵＲＬだけ書いてもらえれば大丈夫です。

　以上です。
　どなたでもお気軽にご参加ください！