シナリオ「携帯戦記カプセルギア ちょこっと競技会！」

携帯戦記カプセルギア　ちょこっと競技会！

　シーサイドタウンの街中にででんと建っている、『カプセルギア・アスレチックセンター』。愛光堂がカプセルギアの普及と遊び場の提供を掲げて開設した、カプギアの総合練習施設です。
　初心者はカプギア用のアスレチックコースを走破することで、基礎的な操縦技術を身に着けたり。上級者もコースのクリアタイムの更新を目指して、競技として腕を磨くことができます。バトル用のフィールドも多数用意されていて、ここへ来れば遊び相手にも事欠きませんし、物販コーナーでは新しいパーツをゲットすることもできます。
　おかげで施設はいつでもお客で賑わっていて、活気にあふれておりました。

「おー。今日も盛りあがってるです」
　アスレチックセンターを訪れた猫屋敷姫は、きょろきょろとあたりを見回します。
　ここでは今日、ちょっとしたイベントが行われる予定になっています。

　その名も、『カプギア・ちょこっと競技会』！　センターの施設全体を使って行う、プチ対戦イベントです。
　出場者はカプギアを使って、アスレチックコースのクリアタイムと、その後に行うバトルを通じて、ポイントを獲得。ただ速ければ、強ければいいというわけではなく、操縦技術の高さや光るテクニック、パフォーマンスなども含めて総合的に加点されるため、誰にでも優勝のチャンスがあります。
　出場にも特に年齢制限などはなく誰でも参加可能とあって、子どもから大人まで、実に幅広い年代の人々が会場へと詰めかけておりました。

　姫もまた、イベントの話を聞きつけて足を運んだひとりです。
「ふふふ。腕が鳴るですね」
　幾度も激しいバトルをくぐり抜けてきた相棒、カプセルギアの『ナデシコ』を手に、姫は自信たっぷりな足取りで受付へと向かいました。

　バトルがお得意な人も苦手な人も、ベテランギアマスターも初心者さんも、誰でも遊べるイベント、『ちょこっと競技会』！
　あなたもぜひ、お気軽にご参加くださいませ♪

ゲームマスターより

担当ゲームマスター

墨谷幽

マスターコメント

　墨谷幽です、よろしくお願いいたします～。

　猫屋敷姫さん、ガイドにご登場いただきましてありがとうございます。
　ガイドはあくまでイメージですので、全く別のアクションでも大丈夫です。自由な発想でどうぞ！

　『カプセルギア』とは？

『携帯戦記カプセルギア』とは、頭や腕、足などを組み替えてカスタマイズできる、
　全高１０ｃｍ程度の小さなロボットのこと！
　スマートフォンにインストールした専用アプリで、ラジコンのように自由に動かすことができます。
　詳しくは、以下の『カプセルギアとは』をご覧ください。

　　→　『携帯戦記カプセルギアとは』

　概要

　カプセルギアの操縦技術を競い合いながら、ギアマスター同士の交流を深める、ちょっとした対戦競技会です。
　アスレチックセンターに常設されているコースを走破した後に、対戦用フィールドでバトルロイヤルを行います。

　クリアタイムや勝ち負けに加えて、一瞬でも光るようなテクニックを披露したり、パフォーマンスで魅せたり、
　カプセルギアへかける愛情の深さなども加点対象となり、その総合ポイントによって優勝者が決定されます。
　そのため、初心者の方も遊びこんでいるベテランも、誰でも活躍できる可能性があります。

　カプセルギア好きもまだ触れたことのない人も、誰でもお気軽にどうぞ！

　なお初心者の方は、事前に講習会を受けることができます。
　カプギアを持っていない人には、練習用の『ノーマルカプセルギア』がプレゼントされます。
　もちろん、物販コーナーのガチャガチャで自分だけのカプギアをゲットするのもＯＫ。

　ちなみにこの日は、スタッフさんが施設付近で呼び込みを行っています。
　カプギアを触ったことが無くても、ちょっと強引に参加させられてしまうこともあるかも？

　アクション

　アスレチックコースをカプギアで走り抜けた後、間髪入れずバトルロイヤルへ飛び込みます。
　参加者多数の場合、数十人程度のグループ分けをランダムに行い、数組に分けて行われます。

　コースのクリアタイムとバトルでの撃破数、操縦練度、魅せるテクニック、カプギアへの情熱などなど、
　さまざまなポイントから総合的に加点され、最終的な獲得ポイントが算出されます。

　成績優秀だった方には、新作レアパーツの詰め合わせセットが贈られます。
　負けてしまっても、参加賞として、カプギアガチャの１回無料券がもらえます。

　＜アスレチックコース＞
　カプギアサイズのミニチュアアスレチックコースです。
　いくつかのエリアに分かれていて、遊んでいるうちに自然とカプギアの操縦が上達していくよう設計されています。

　１．森林エリア
　　　なにげない山道から始まり、うんてい、綱渡り、滑車ロープ、巨大滑り台などを通じ、
　　　カプセルギアの操縦の基本を学ぶことができます。

　２．岩山エリア
　　　森林よりもやや難易度アップ。
　　　切り立った崖でのボルダリング、立柱の飛び石や、落石を避けながら登る坂道などがあります。

　３．水上エリア
　　　高飛び込み、ウォータースライダー、ボートに乗っての川下りなど、
　　　水場や不安定な足場での操縦に慣れましょう。

　４．市街エリア
　　　あちこちに現れるターゲットを撃ち抜くシューティングレンジ、
　　　ダミーカプギアをやっつける訓練場があります。一定数を倒せばクリアとなります。

　＜バトルフィールド＞
　対戦用のホログラム式闘技場です。
　フィールドの環境を自由に設定することができる機能があります。

　今回はフィールドが３つに区切られており、それぞれ環境が異なります。
　また、バトルが進行するにつれ、フィールドが周囲から崩落して徐々に狭くなっていきます。
　最後は否応なく激戦となるでしょう。

　スタート地点は自由に選べます。
　フィールド間の移動も可能です。

　◇市街地
　　多数の廃ビルが建ち並ぶフィールド。
　　豊富な遮蔽物に身を隠したり、ビルの高低差を活用するのも有効。

　◇火山地帯
　　ごつごつとした岩塊の転がる活火山のふもと。火山弾が降りそそぎ、地面からマグマの柱が噴き出す。
　　過酷な環境をいかに味方につけるかがカギ。

　◇港
　　いくつかの木造船が港に停泊しているほかは、フィールドのほとんどを海が占めている。
　　地上とは勝手の異なる水中でのバトルが見どころ。

　ＮＰＣ

　以下のＮＰＣが競技に出場しています。

　◆牧雪人
　　カプセルギア：ボナパルト２（高機動低装甲な狙撃型）

　◆善場義春
　　カプセルギア：ZEN-4C86（ミリタリー系四脚型重装カプギア）

　◆胡乱路秘子
　　カプセルギア：シークレット・ミストレス（歌によって多様な特殊効果を発揮する）

　以上になります。
　それでは、皆様のご参加をお待ちしております～！