ひとくちに『Sweetness』と言ったところで、甘味(つまりスイーツですね)のことだけではないのです。
それはときに、優しさという意味になり、
うっとり恍惚と味わう甘美なる感覚を指すこともあり、
恋人、あるいは、胸に秘めた愛しい人を示すこともあります。
でも、それだけじゃないんです。
ほんの一日だけだけど素敵な記憶、かけがえのない思い出、この日に生まれた友情やときめきなどなど、心に残る美しいものをすべて、このお話では『Sweetness』と呼ぶことにしたいと思います。
なんてことのない日曜日。先週も来週もきっと、同じようにすごすお休みの日……そう感じさせるおだやかな好天のこの日、あなたが寝子島シーサイドタウン駅付近に出かけたのはなにか、理由があってのことでしょう。
恋人、というまでの関係じゃなくっても気になるあの人と、シネマコンプレックス『kenzakiシネマねこじま』にて、最新の映画を観るためでしょうか。
友達と待ち合わせて、商業施設が入った駅ビルでウィンドウショッピングを楽しむためでしょうか。
ゆっくり流れる大観覧車から、マッチ箱みたいな街並みと輝く水色の海を眺めるためでしょうか。
ただなんとなく、だって立派な理由です。
いずれにせよ一日過ごすには、十分すぎるほどの空間がここにあります。
見つけてみませんか? あなたのSweetnessを。
この場所で。シーサイド駅行きの電車に飛び乗って。
あなたを待っている誰かが、あるいはなにかが、きっとここにはあるはずだから。
こんにちは! マスターの桂木京介(かつらぎ・きょうすけ)です。
自由度の高いシナリオです。
ある日曜日、寝子島シーサイドタウン駅周辺に出かけた皆さんが、楽しくすごす様子を描きたく思います。
今回の舞台は、駅前のネコジマスクエアや海沿いの寝子島シーサイドアウトレット、あるいは駅ビル(さまざまな商業施設が入っています)あたりを想定しています。
デートを楽しまれる方は、大観覧車に乗ってロマンティックにすごすのもいいですね。
申し訳ないのですが、今回のシナリオはマリンパラダイス(水族館)と寝子電スタジアムは行動の舞台に選ぶことができません。ごめんなさい!
ぱっと思いつかないよ……という方には、いくつかスポットのご案内を
■kenzakiシネマねこじま
6つのスクリーンを有するシネマコンプレックスで駅ビル最上階にあります。経済界のトップ企業グループのひとつ『剣崎グループ』が運営しています。
大ヒット全国ロードショー的な映画はもちろん、B級の意外な掘り出しものもかかっていたりします。
現在かかっているものであれば、ベストセラー純愛小説の映画化作品『京都の恋と、水無月と』がベタながら評価が高いようです。こちらは、主人公の女の子が最後死んじゃったりする難病ものです。
裏注目作といえば、アメリカのぐちゃどろB級ホラー『恐怖のグチャドロゾンビーズ、皆殺し編』がゾンビ映画マニアの評価が高いようです。こちらは、主人公どころか登場人物全部死んだりします。でなきゃ最初から死んでるか。
■寝子島シーサイドアウトレット
国内外のファッションブランドの商品を、リーズナブルな価格で提供するお店が軒を連ねている一帯です。
現在、一足早いサマーバーゲンを実施中! ほしかったあの服を買うチャンスといえましょう。
本格的な夏に備えて、水着なんて買っちゃうのもありかもしれません。
■大観覧車
寝子島を一望できる大きな観覧車です。
こういう場所には必ずある伝説ですが、観覧車が頂点に来たときにキスをしたカップルは永遠に結ばれると言われております。
その一方で、デートでここに来たカップルは別れる、という矛盾する伝説も流れていたりするのでイマイチ信用できなかったりしますけれど。
★NPCについて
以下のNPCが登場予定ですが、展開によっては登場しない場合があります。
串田 美弥子……服を買いにシーサイドアウトレットに来ています。ジーンズがほしいみたいです。
剣崎 エレナ……kenzakiシネマねこじまに来ています。映画を観に来たご様子。
海原 茂……駅ビルの本屋でなにやら一生懸命に本を探しています。
鷹取 洋二……そんな茂と一緒に買い物に来ていたのですが、彼とはぐれてしまったようです。
久保田 美和……駅の改札を出て、シーサイドアウトレットに行こうとしています。
吉田 熊吉……一人娘のチカ(6歳)を連れ、アウトレット内のレストランで食事しているところを見かけるかもしれません。
弥島純子と喜多川怜子(未登録キャラクター)……拙シナリオ『寝子高七不思議シリーズ:体育倉庫はダンジョン!?』で出てきた二人です。二人で遊んでいます。二人とも一年二組です。
※NPCとアクションを絡めたい場合、そのNPCとはどういう関係なのかを書いておいてもらえると嬉しいです。また、必ず希望通りのNPCと行動を絡めることができるとは断言できません。ご了承下さい。
以上、みなさんのご参加を楽しみにお待ち申し上げております。
次はリアクションでお会いしましょう。桂木京介でした。