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補習危機一髪！ ～白い魔弾とウザイ奴～
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「なんで君達が今日ココに集められたか解る人―」
中間試験の結果が返却された翌日のこと。
放課後の教室に「ある条件を満たした生徒」達が集められていた。
「流石にこれ位は解るよねぇ？いくら平均を大幅に下回る点数を取っちゃう君達でも」
酷く明るいのに刺々しさが否めない、そんな声が生徒達に容赦なく突き刺さる。
声の主は2年4組担任で英語担当のウォルター・ブラックウッド先生だ。
「さぁ、楽しい楽しい補習の始まりだよー。言っておくけど、寝たり上の空だったり逃げ出したりしようものなら……」
ヒュン！
目にもとまらぬ速さで白い何かが生徒達の間を駆け抜けた。
そして教室の後ろにある黒板で小さな炸裂音がして白い粉がぱらぱらと散る。
チョークだ。
「まぁ直にぶつけたりはしないよ、多分。でも僕だって人間だもの。うっかり手が滑っちゃうこともあるから、皆くれぐれも気をつけてね？」
にこぉっと天使の様な悪魔の笑みを浮かべてウォルター先生は首を傾げる。
（（（これは真面目にやらないと……殺られる！）））
生徒達の間にただならぬ緊張感が走る。
流石にこの時間だけは真剣に取り組まねばと考える生徒達だったが。
ひょこっ。
『いえーい』
「「「！！！？？？？？」」」
【悲報】神魂の影響で意思を持って動き出した落書きの生き残り（？）サンマさんが進化して襲来しました。
中間試験の時は紙の中でしか動きまわれなかった二次元な奴らが、三次元になって帰ってきた！！
「じゃあ課題を配っていくよ―。まずは数学駄目な人、手を挙げてー」
そして案の定このサンマさん、先生には見えていない様子。
『よーよー、しけた面してんなー。こんな勉強ほっといて青春しにいこーぜー？なーなーなーなー』
（（（う、うぜぇ……！）））
いつぞやの試験のときのように回答を食べてしまうなんてことはないようだが、この落書きサンマさんは非常にうざ……鬱陶しかった。
補習に集中したくてもさせてくれない、厄介な存在である。
「そこ、ちゃんと聞いてるの？」
「ひっ！？」
サンマさんに気を取られていた生徒の机でウォルター先生が投げたチョークが炸裂する。
『あひゃひゃひゃ、すげー間抜け面！ 面白れぇぇぇ！！』
こうして白い魔弾（チョーク）の恐怖に脅かされる地獄のような補習が幕を開けた。
無事に補習から解放されるかは生徒達……君達次第である。
中間試験の結果が返却された翌日のこと。
放課後の教室に「ある条件を満たした生徒」達が集められていた。
「流石にこれ位は解るよねぇ？いくら平均を大幅に下回る点数を取っちゃう君達でも」
酷く明るいのに刺々しさが否めない、そんな声が生徒達に容赦なく突き刺さる。
声の主は2年4組担任で英語担当のウォルター・ブラックウッド先生だ。
「さぁ、楽しい楽しい補習の始まりだよー。言っておくけど、寝たり上の空だったり逃げ出したりしようものなら……」
ヒュン！
目にもとまらぬ速さで白い何かが生徒達の間を駆け抜けた。
そして教室の後ろにある黒板で小さな炸裂音がして白い粉がぱらぱらと散る。
チョークだ。
「まぁ直にぶつけたりはしないよ、多分。でも僕だって人間だもの。うっかり手が滑っちゃうこともあるから、皆くれぐれも気をつけてね？」
にこぉっと天使の様な悪魔の笑みを浮かべてウォルター先生は首を傾げる。
（（（これは真面目にやらないと……殺られる！）））
生徒達の間にただならぬ緊張感が走る。
流石にこの時間だけは真剣に取り組まねばと考える生徒達だったが。
ひょこっ。
『いえーい』
「「「！！！？？？？？」」」
【悲報】神魂の影響で意思を持って動き出した落書きの生き残り（？）サンマさんが進化して襲来しました。
中間試験の時は紙の中でしか動きまわれなかった二次元な奴らが、三次元になって帰ってきた！！
「じゃあ課題を配っていくよ―。まずは数学駄目な人、手を挙げてー」
そして案の定このサンマさん、先生には見えていない様子。
『よーよー、しけた面してんなー。こんな勉強ほっといて青春しにいこーぜー？なーなーなーなー』
（（（う、うぜぇ……！）））
いつぞやの試験のときのように回答を食べてしまうなんてことはないようだが、この落書きサンマさんは非常にうざ……鬱陶しかった。
補習に集中したくてもさせてくれない、厄介な存在である。
「そこ、ちゃんと聞いてるの？」
「ひっ！？」
サンマさんに気を取られていた生徒の机でウォルター先生が投げたチョークが炸裂する。
『あひゃひゃひゃ、すげー間抜け面！ 面白れぇぇぇ！！』
こうして白い魔弾（チョーク）の恐怖に脅かされる地獄のような補習が幕を開けた。
無事に補習から解放されるかは生徒達……君達次第である。
運営部より
寝子島高校では（今回の中間テストでは）、
成績の悪かった生徒は、補習と追試どちら一方または両方を受けることになっています。
シナリオは、補習と追試が１つずつ用意されます。
「補習危機一髪！ ～白い魔弾とウザイ奴～」本条小鹿マスター（本シナリオ）
「追試危機一髪！ ～黒い陰謀とヤバイ奴～」メシータマスター
キャラクターの成績は自己申告です。
ご自分のキャラクター設定や公開された中間テストのリアクションなどにあわせて参加してください。
なお、中間テストのシナリオに参加していなくても、自由に参加することができます。
ゲームマスターより
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
-
- 2013年08月26日
- 参加申し込みの期限
-
- 2013年09月02日 11時00分
- アクション投稿の期限
-
- 2013年09月02日 11時00分
御機嫌よう、本条小鹿です。
今回は補習シナリオをご用意させていただきました。
皆さん勉強はお好きですか？
勉強なんて大嫌い？
申し訳ありません。
「好きとか嫌いとかは関係ない、勉強を、するんだ！」
これが今回のシナリオのコンセプトです、どうかお覚悟を！
★ウォルター先生は英語担当ですが主要５科目（現文・古文・漢文・数学・物理・地学・生物・世界史・日本史・地理・公民・英語）を全て教えることのできるチート、もといハイスペック高校教師です。
★頭がちょっと……という方、本当は出来るけどトラブルで試験がうまくいかなかった方、試験も問題なかったけどもっと勉強したい方、気が付いたら放りこまれていた巻き込まれ体質の方等々、寝子高生ならご自由に参加下さい。
学年、勉強したい科目は関係ありません。
★参加者には苦手科目（勉強したい科目）の補習課題が配られ、それを補習時間内に解いて貰います。
解らない所があれば先生に質問可能、質問しなくてもうんうん唸っていれば先生がやってきて教えてくれます。
課題をこなすだけでなく、黒板を使って解説をしてくれたり即興で問題を作ってくれたりもする、どのレベルの生徒でも受けられる変則的な補習になります
★神魂の影響で動き出したラクガキのサンマさん（全長5cm位）は、もれいび・ヒト問わず20歳以下の人には見えます。
平面ではなく立体的で、皆さんや物に触れることができます。それ以外の特殊能力はありません。
先生はサンマさんの姿を見たり声を聞いたりできませんが、触られたり物を投げられれば勿論反応します。
ちなみに複数いますが、思考や行動パターン・性格は同一のものです。
ただひたすら皆さんの勉強の邪魔をしてきます。
【妨害例】
・耳元でひたすら喋りかけてくる。下ネタも平気で言う。
・シャープペンの芯を折ったり、消しゴムを転がしたりする。
・テキストやノートに落書きをしてくる。
・勝手に携帯やスマホを操作する（悪戯電話やメールをかけたりする）。
・先生に悪戯して怒らせ、その罪をなすりつけてくる。
・鞄の中身をあさって、危険なもの（エロ本やラブレター、校則違反のもの）を鞄からポイする。 etc.
補習時間の終了を告げるチャイムと共に存在が消えますのでご安心を。
★アクションにはどのように補習を受けるかを書いて下さい。
サンマさんにこんな妨害を受けたらこんな風にやり過ごす、先生とこんな風に絡みたい、もういっそのこと潔く寝てチョークの餌食になりたいなどなど。
詳しくはサンプル参照で。
最後に先生の追加情報を。
名前：ウォルター・ブラックウッド
所属：寝子高2年4組担任
担当科目：英語
特技・強み：視力、射撃、主要5科を教えられる程度の能力
備考：流暢な日本語を喋るイギリス人教師。Sではありませんが色々と辛辣。あどけない印象を与える喋り方をしていますが34歳です。