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せんせいといっしょ：早川先生編
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放課後の図書室は、今日も生徒たちでいっぱいです。
「シマリス書店でミステリ小説フェア開催、か。ふむ」
司書教諭、早川 珪は受付カウンターの奥で、彼らが本のページをめくるぱらり、ぱらりという静かな響きに心地よく身を浸しながら、手にしたチラシへ目を落とし、ぽつりとつぶやきます。
シマリス書店はシーサイドタウンにある大型書店で、彼も時折足を運ぶことがありました。
（僕も今度、覗いてくることにしようかな。さて……）
ぐるりと、珪先生は周囲を見渡します。熱心に小説を読みふける生徒。かりかりと勉強に勤しむ生徒。乱れた本の並びを整理する図書委員たち。
（フェアかぁ。図書室でも、何かしてみようか？ 生徒のみんなが本に興味を持ってもらえるような、楽しいイベントとか……）
司書教諭の仕事というものは、図書室の運営、収蔵する図書の選定や、本にまつわる生徒への指導などなど……こう見えて意外にも、多岐に渡るのです。
寝子島高校の素敵な図書室、その雰囲気作りももちろん、珪先生のお仕事でありました。
（……ああ、そうだ。こんなのはどうだろう）
何かを思いついたらしく、彼は机へ向かい、胸のポケットから愛用の万年筆を取り出すと、さらさら、さらり。
そして、翌日のこと。
寝子島高校の廊下に掲げられている掲示板には、こんな一文が張り出されておりました。
～図書室に、君だけのミニコーナーを作ろう！～
あなたの好きな本や作家を、あなた自身の手で、
みんなに紹介してみませんか？
参加希望の生徒は、図書室へＧＯ！
司書教諭 早川 珪
「シマリス書店でミステリ小説フェア開催、か。ふむ」
司書教諭、早川 珪は受付カウンターの奥で、彼らが本のページをめくるぱらり、ぱらりという静かな響きに心地よく身を浸しながら、手にしたチラシへ目を落とし、ぽつりとつぶやきます。
シマリス書店はシーサイドタウンにある大型書店で、彼も時折足を運ぶことがありました。
（僕も今度、覗いてくることにしようかな。さて……）
ぐるりと、珪先生は周囲を見渡します。熱心に小説を読みふける生徒。かりかりと勉強に勤しむ生徒。乱れた本の並びを整理する図書委員たち。
（フェアかぁ。図書室でも、何かしてみようか？ 生徒のみんなが本に興味を持ってもらえるような、楽しいイベントとか……）
司書教諭の仕事というものは、図書室の運営、収蔵する図書の選定や、本にまつわる生徒への指導などなど……こう見えて意外にも、多岐に渡るのです。
寝子島高校の素敵な図書室、その雰囲気作りももちろん、珪先生のお仕事でありました。
（……ああ、そうだ。こんなのはどうだろう）
何かを思いついたらしく、彼は机へ向かい、胸のポケットから愛用の万年筆を取り出すと、さらさら、さらり。
そして、翌日のこと。
寝子島高校の廊下に掲げられている掲示板には、こんな一文が張り出されておりました。
あなたの好きな本や作家を、あなた自身の手で、
みんなに紹介してみませんか？
参加希望の生徒は、図書室へＧＯ！
司書教諭 早川 珪
ゲームマスターより
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
-
- 2017年01月26日
- 参加申し込みの期限
-
- 2017年02月02日 11時00分
- アクション投稿の期限
-
- 2017年02月02日 11時00分
墨谷幽です。よろしくお願いいたします～。
イラスト完成記念！ ということで今回は、『せんせいといっしょ』シリーズの、早川 珪先生編を担当させていただきます。
このシナリオの概要
早川先生の発案で、寝子島高校の図書室にて、ちょっとした催しが行われることになりました。題して、『君のミニコーナーを作ろう！』
参加する生徒の皆さんご自身に、お勧めの本や作家さんを紹介するミニコーナーを作っていただきます。ミニコーナーは図書室のお好みの場所に、ひとりひとつずつスペースが用意され、一定期間の間展示されます。
ミニコーナーには、お勧めの本を揃えたり、作家さんの紹介パネルを作ったり、ＰＯＰを置いたり、皆さんが自由に飾りつけを行うことができます。
早川先生は、コーナー作りに必要なあれこれについて、全面的にバックアップをしてくれます。
先生と楽しく交流しながら、先生をうならせるような素敵なミニコーナーを作ってみてください。
また上記の催しとは別に、先生とは校外のスポットで出会うこともできます。先生がいそうなところでしたら、どこをご指定いただいても構いません。
お好きなシチュエーションでご参加くださいませ～！
アクションでできること
アクションには、【１】、【２】のどちらか１つをお選びいただき、行動をお書きください。
【１】図書室で、ミニコーナー作りに参加する ※寝子高生のみ
放課後の図書室に集まって、作業を行います。
おひとりずつ（あるいはグループごとに）、最大で50cm四方程度のスペースを使用することができます。
コーナーを設置する場所や方法は、机の上、本棚の一角、天井から吊るすなど、通常の図書室の利用を妨げない形ならどんなものでも構いません。
早川先生は、必要な材料を用意してくれたり、的確にアドバイスをしてくれたりと、お願いすれば何でもサポートしてくれます。お気軽に話しかけてみてくださいね。
ご参加いただくきっかけは、校内に張り出されている掲示板を見かけて興味を持ったり、早川先生に教えられて誘われたり、友人に強引に連れてこられたり……などなど、ノリノリな方も引っ込み思案な方も、どなたでもお気軽にどうぞ！
【２】その他のシチュエーションで、早川先生と交流する ※寝子高生以外も参加可能
寝子高の校内や、寝子島のどこかなど、上記のコーナー作りとは別の形で、早川先生と交流することもできます。
町の図書館、書店や文具店などで出くわしたり、たまたま道端ですれ違ったりなど、早川先生が訪れても不自然でない場所・必然性のあるシチュエーションなら、どこでも構いません。
寝子高生の方はもちろん、学生以外の方で先生と交流されたい方は、こちらへどうぞ。
※ご指定のシチュエーションによっては、採用できない可能性もありますので、あらかじめご了承くださいませ～。
そのほか、上記と合わせて、
・早川先生との過去の交流（シナリオ名やＵＲＬをご記入ください）
・早川先生へ思うこと
等お書きいただけましたら、参考にさせていただきます～。
その他
●参加条件
特にありません。どなたでもご参加いただけます。
ただし、上記の【１】については、寝子島高校の生徒さんのみ参加することができます。
●舞台
寝子島高校の図書室、あるいはご指定いただいたシチュエーション（島内）が舞台となります。
●備考や注意点など
※今回のシナリオには参加していないＰＣ、及びＮＰＣに関するアクションは基本的に採用できかねますので、申し訳ありませんが、あらかじめご了承くださいませ。
以上になります。
それでは、皆様のご参加をお待ちしております～！