要人の御付の神父の為に建てられたゴシック様式の邸宅
質素ながら大きく現代的な屋敷であり、神父が逝去してからは
資産家が購入するが、成長した樹の蔭で日当たりも悪く、
さらには神父の霊が現れて夜な夜な呻くという噂もあって
気味悪がられ、しばらく物置にしか使われなかった。
住んでいた留学生も不慮の事故で死んでしまった噂があり
夜になると彼が霊として現れるともいわれている
門には碧色に錆びた鉄十字が嵌っており、歴史的価値もあるようで
希望すれば、館の現在の主が案内してくれるようだ
庭は小さいが川の水を引いたプールもあり、日中は巨大な車が止まっている