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【生徒会選挙】歴代生徒会長からの挑戦状~寝子高バザール!
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●寝子高バザール準備風景
土曜日は校内が生徒たちに解放され、バザーの準備のために自主的に集まった生徒たちで、平日以上に賑わっていた。校庭では、力自慢の男子生徒たちが、選管の指示で順にテントを組み立てている。このテントの群れが明日のバザー会場となるわけだ。
今回、各候補者はこのバザーで『陣営』――つまりお店を開き、仲間を募って出品することが出来る。
とある陣営の準備風景を見てみよう。
1年3組の教室には、副会長に立候補した
詠坂 紫蓮
を中心に、
浅山 小淋
、
雨崎 荒太郎
、
エヴァ・ブランシェ
が集まっていた。
「うちの陣営の名前は『
秋色喫茶
』でいいかな」
紫蓮の提案にみんなは拍手で応える。
「じゃあ、何を出すかだけど、何にしようか?」
「ぼくは猫館で育てたかぼちゃとたまごを使った
猫鳴館のかぼちゃプリン
を作るよ!」と荒太郎。
「こういうのは楽しんだ者勝ちよね」エヴァがウィンクする。「あたしは
フルーツティー
を出せるわ。両親が買って未開封で家に置いてたのがあるのよね。そのまま売るのはルール違反みたいだから、あたしが淹れて皆に振舞う形で販売するわ」
『私は
小さなりんごのギフトセット
にします』
小淋がスケッチブックにしたためる。
『丁度祖母から林檎が届いたので、それでアップルパイを作ります。それとポプリの瓶詰をセットにして、可愛らしくラッピングしたら素敵じゃないかなって思ったんです。どちらも作り方は母から習いました。それで、』
とペンを留めて、小淋ははにかみながらみんなを見る。
『アップルパイは私が出来る限り作るので、瓶詰やラッピングを手伝って貰えませんか?』
あらっ、とエヴァがにっこり笑い、
「任せなさい。手先の器用さには少し自信があるの」
と胸元を叩くと、みんなももちろん、と頷いて、小淋を手伝うことにした。色とりどりのポプリや可愛らしいリボン。お喋り混じりに手を動かせば、時間の経つのはあっという間で。
「よっし、これで準備はオッケー!」
出来上がった品々を前に、紫蓮も満足げに瞳を輝かせる。
『みなさんありがとうございます。明日のお客さんに是非、手に取ってもらいたいですね』
◇
また、別の陣営の準備風景を見てみよう。
こちらは1年5組、やはり副会長候補である
八神 修
の陣営だ。
「
"動物執事とメイドの猫喫茶『chaton』"
――うーん、題字はこんな感じでいいかな?」
遠矢 護
はふう、と額を拭う。
護はポスターを作成していた。
ポップでカラフルなテイストに仕上げるつもりで、すでにたくさんの猫が描かれている。八神陣営では修の飼い猫14匹にもご協力いただき、コスプレ風猫喫茶を開くことにしたのだ。
「あとは売ってるものが分かるように、恵御納さんの
猫キーホルダー
と、緋紅朱さんの
薔薇のアレンジ
にちなんだ薔薇と、夢宮さんの
歌
をイメージした音符と、僕の
10cmテディベア
のイラストをこのあたりに入れて……」
護は鉛筆でさらさらとあたりを取る。
「
カフェニャテ
のイラストも欲しいね」
作業を覗きこんでいた
天之川 麗仁
が言った。
「そうですね。それも入れて……っと」
護は作業に没頭して行く。なかなか素敵なポスターが出来上がりそうだ。
「八神くんが受かってくれたらいいね」
麗仁が言った。麗仁は修と同じクラスで、以前から全教室のエアコン設置に向けて学校や生徒会に強く働きかけてきたことも、よく知っていた。そうやって全校生徒のために積極的に動くことができる彼を、とても尊敬していたし、副会長に立候補すると聞いて、微力ながらも何らかの形で力になりたいと考えたのだ。
「ええ」
作業しながら護は答える。
「うん……これで完成、のつもりなんですけど……どう思います?」
護が顔を上げる。麗仁はじっとそれを見つめたのち、やんわりとした笑みを返した。
「いいポスターだね」
「天之川さん、一緒に貼りに行くの付き合って貰えますか?」
「もちろん」
◇
そして八神陣営のバザー当日の朝。
「おまたせ……」
小鳥の囀りと朝日の中、朝露に濡れる一輪の薔薇の如きゴシックドレスに身を包んだ
緋紅朱 赫乃
が、薔薇のアレンジの入ったクーラーボックスと、飾るための花材の収まった荷物を手押し台車で押しながら到着する頃には、木柵で囲ったスペースにはすっかり猫喫茶の装いが整いつつあった。
カバーをかけた机とソファ、椅子とクッションが置かれる。猫とのふれあいスペースにはカーペットを敷いてぺたりと座れるように。その上には猫が通れる板を渡したり籠を吊ったり。
護が全体の空間づくりをしている間に、女子たちは着替えを済ませて戻ってくる。いずれも可愛らしいメイド服だ。ちなみに男性陣は、あとでジャケットを羽織れば執事に早変わりである。
「私、は、内装、の、ほう、の、準備、始める、ね」
つとつとと言葉を紡ぎ、手の方は言葉以上に上手に運んで赫乃も準備を開始する。
連れてきた14匹の仔猫たちの相手をしながら修が尋ねる。
「仔猫たち、大丈夫かな」
「はい。猫さん、が、苦手、じゃない、花材、で、アレンジとか、飾って、いくよ」
そう言うと、赫乃は床の近くに猫にも大丈夫な、ネコジャラシを用いた飾りを置く。仔猫たちのために、匂いは余り強くない花材でアレンジを作ってきたがどうだろう。念の為に、小さな穴のあいた透明なプラスチック容器で囲っておくのがいいかもしれない。
恵御納 夏朝
は会計用テーブルの準備。
商品棚には、全員で商品を並べてゆく。
「終わった、よ」
手伝うことを探してうろうろしていた赫乃を護が手招きした。
「ここ、どうでしょう。なんだかすごくくつろげそうな感じになったと思いませんか? ここに座ると柵に貼ったねこさんの写真も棚の作品もよく見えますよー」
護の隣にふわり腰かけ、お客さん目線であたりを見回してから、赫乃は小首を傾げて微笑んだ。
「遠矢さん、の、センス、とても、かわいい」
いい仕事をした時大切なのは、それを大いに認め合うことだ。赫乃に良い、と言って貰ったことで護の胸にまたひとつ、自信が生まれる。
「僕とハルくんもお邪魔していいかな」
夏朝が片手に嵌めた猫のパペット人形をパクパクさせた。
「どうぞどうぞ。ハルくんていうんですか。こんにちは、ハルくん。今日はよろしくね」
護が夏朝のパペットにご挨拶すると、ハルくんも元気にご挨拶。
「こちらこそ、よろしくにゃ。ハルも頑張るにゃー!」
それからハルくんは、皆も猫さん達もよろしくにゃー! とペコリお辞儀して場を和ませる。
――さあ、どの陣営も準備は万端。そろそろ、お客さんが来る時間だ。
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担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
バトル
定員
1000人
参加キャラクター数
137人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年04月19日
参加申し込みの期限
2015年04月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年04月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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