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【遠足】ねこでんに乗って、どこ行こう?
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●紡ぎだす想い出
今自分に足りないものはスイーツ、これに違いない。
己を振り返る
マウル・赤城・スティック
は、そう思っていた。
何時も自分のクラス、1年10組で昼食を作っている彼。
体育会系の豪快な料理には方向性があわない……そう思っていた彼に機会は訪れた!
そう、『アイスクリーム』の体験学習だ。
これを学び、皆に食後のデザートまで振る舞う為に!
「お、やってるかー?」
「ん……?あぁ、浅井先生」
入ってきたのは自分のクラスの担任の
浅井 幸太
先生だった。
「これは、ええと」
「アイスクリームだ、先生。一緒に作ってみない?」
お昼前にやった乳搾りの影響か、体験学習に対する興味は隠せず。
「よーし、やるか!」
気合は十分である。
しかし手つきは素人そのもの、道具を持つ手も何処か危うい。
浅井先生に、マウルはひとつひとつ丁寧に教えていく。
さすが、料理担当。手つきが違う!
そんな体験場にひょいっと覗きこんで入ってきたのは
真壁 真美
だ。
アイスクリームが作れるなら、コーヒー牛乳も作れるはず!
そんな思考のもと、近くに居たスタッフさんを問い詰める。
「もちろん用意してあるよね? なきゃおかしいよ!」
「あ、す……すみません」
「こら、真壁」
近くで聞いていた浅井先生が止めに入る。
「というかお前、上級生だろ。何でここに居るんだ」
「取材です」
「いや、しかし自分の授業は……」
「学校で授業を受けるのとジャーナリストとして遠足で取材するの……」
ずずいっと問い詰める真美。
「わ、わかった、近いから一先ず退いてくれ」
赤くなった浅井先生にもうひと押しとばかりに口を開く。
「どっちが私の為になるか、明白よね? 見聞は大切だもの」
解ってくれるまで突き通すのみ! である。
「確かに、外でしか出来ない経験はあるな」
先生、言いくるめられてます!
「あ、ここみたいだよー!」
元気よく入ってきたのは
野々 ののこ
だ。
ソフトクリームを食べる野望は捨てていなかったのだが、昼前は子豚のレース後集合がかかってしまったのだ。
ならばと食後のデザートに勇んでやってきたのである。
店に行けばいいのだが、どうやらそれは迷ったようで。
「ねぇ、ここでもソフトクリームは食べれるの?」
スタッフさんに質問する
七海 真帆
。
「はい。ソフトクリームも食べれますし、アイスクリームを始め自分で色々作ることもできますよ」
「なら、私体験してみてもいいですか?」
御鏡 聖
がそっと手を挙げる。
「あ、俺も」
抑揚のない声色で
七草 八兵衛
もうっかり混ざる。
「……こう見えてチーズには目がないんだよね」
どうやらチーズにこだわりが有るらしい。
(まぁ見るからにチーズ好きな人って、どんなのっていわれると答えに困るけど)
それに手作りチーズや出来立てミルクはやっぱり欲しいから。
「そうね、自分で作るのも悪くないかも」
「じゃあ、俺もせにょりーた達に混ざっちゃおうかな」
真帆と
八十八旗 信彦
も参加する気満々だ。
「ねぇ、レオンくんはどうするー?」
「折角だし、付き合うぜ」
ののこの言葉に
滝原 レオン
も頷いた。
「じゃ、皆でやろう、一緒にやったら楽しいぞぅ」
いきなり増えた面子にマウルもいい気分だ。
アイスクリームに気合を入れてみたり。
少しひねってチーズを作ってみたり。
ミルクの味がもたらしてくれる、優しい味をその手で紡ぎだす。
少しずつ自分の手で。
ひっくり返しても、失敗しても全部が思い出になる。
そんな面々の様子を見て合間を見て、真美が様子を書き、気持ちを訪ねて取材をしていく。
キラキラとした楽しそうな笑顔、取材したい、自分でそう思ったのだ。
皆の様子を見ながらその場で、メモには近いけれど記事にしていく。
綴って、つづって。
「はいっ」
ふと顔を上げればアイスクリームを差し出すののこ。
「アイスクリーム?」
「うん! だって記事を書くなら味も書かなきゃ!」
「……そうだね」
一瞬驚くもそのまま受け取って、一口食べれば冷たい、けれど美味しい。
出来上がったアイスを食べて、それでも足りないと言わんばかりにスタッフさんにソフトクリームを要求する真帆。
「ななみんはよく食べるね」
「あら、デザートは別腹って言うじゃない」
信彦の言葉に真帆が笑えば、女の子の強さを目の当たりにする信彦。
これでこそ、時間を提供するのに相応しいというもの。
マウルも何かを掴んだのか清々しい顔をしていた。
「浅井先生、美味いか?」
「あぁ、凄いぞ。これクラスの皆も喜ぶんじゃないか?」
数日後にはクラスの笑顔が見られるだろうか。
マウルは内心に期待を宿して。
「もう一回作ってもいいかな」
「はい、どうぞ」
一応スタッフさんに確認を取って。
もう一度手順を確認しながら、アイスを作ってみる。
その実感を確りと感じるために。
「ねぇ、ちょっと書いてみた記事見てくれる?」
真美の申し出に皆の視線が集まる。
書いたものの評価は気になるものだ。
本人たちに伝わらなければ、他者になど到底伝わるはずがないから。
(……少しでも遠足の雰囲気とかを伝えられてればいいんだけど)
待つ間、ある人が脳裏に浮かぶ。恩人の。
いつかはあの人みたいにと、焦がれながら。
「――、」
名前を呼ばれて顔を上げる。
自らの紡いだものに、皆の言葉はなんと降るのだろうか。
羊の人形や押し花の作れる体験工房でも、紡ぎ出されるものはたくさん。
八神 修
はその手つきの器用さを生かして、名入れした木札のついた羊人形を作っていた。
七夜 あおい
と、一緒している
綾辻 綾花
の分と、そして自分のもひとつ。
綾花とあおいはその隣で押し花のしおり作り。
色は青と、それと。
「はい、あおいちゃん」
「え、私に?」
きょとんと、あおいが首を傾げる。
「うん。あおいちゃんの瞳の色みたいに綺麗な青だから、ぴったりだなって」
「わぁ! 有難う、綾花ちゃん」
「えっと……修くんには、これ」
色は赤。理由を尋ねれば、やっぱり印象的な瞳の色。
それがカラーコンタクトだとしても、綺麗には変わり無くて。
「それに青と赤、対みたいで綺麗じゃないですか?」
「……あぁ、そうだな。ありがとう」
お返しは、修が先程作っていた人形。
刻まれた自らの名前に、綾花もあおいも顔をほころばせて笑った。
今日の記念とするなら各々を形作るものが良いかもしれない。
「それじゃあー……」
緑野 毬藻仔
が思いついたように材料を集めて、さくさくと。
数分も経たないうちに 緑に着色された羊毛。
それが形作ったのはふわふわの――マリモ。
「じゃん☆」
「もこもこ それ まりも? ヴァン かわいい」
「おぉ、凄いね。毬藻仔ちゃん早い!」
「へへん。あ、二人は何作るのー?」
「羊毛で サオラ作りたい」
シダ 美穂戸
が作ろうとしているのはサオラの人形。
難しいけれど、少しずつ、少しずつ。
千鳥 雅人
も羊毛で人形作り。 白いもこもことにらめっこ。
羊になるように、なるように、なるよう……、
「うー…難しいなぁ…」
手先はそれなりに器用なのだが、なんせ始めてのことだ。
慣れるまでには中々たどり着けなくて。
「あ、浅井先生これどうー? 先生も作ろーっ」
浅井先生、次の体験学習機会が来ました!
差し出されるまりも。羊毛なのでふわふわ。ふわふわ。
断る理由など勿論なく、先生も参加です!
雅人は先生が参加したことにも気が付かないくらいに真剣。
二人との想い出はちゃんと形にしたいから。
「やった、完成! えっとえっと、灰色の方がマリモコ羊で、桃色の方がシダ羊!」
二人にプレゼントだよっと笑えば、有難うが返る。
そうして気がついた先生の存在。
どうせなら! と。
これから作ろうとしていたアホ毛のついたチドリ羊に加えて、燃える赤のアサイ羊が居てもいいのでは。
残された時間、雅人は気合を入れて、けれど楽しそうに記念を紡ぎだす。
今日という日を残すように。
●想い出選び
名義 冰
はお土産代わりに乳製品を眺めていた。
チーズやバターの保存の効くもの。
けれど目の端に映る飲むヨーグルトやアイスクリームはとても素敵な誘惑だ。
加えてベーコンやソーセージ、ジャムなんてものもあるから、余計に迷う。
保存が効くもの、と定義したはずなのだが、それは案外沢山有るようで。
「やぁやぁ、お嬢さんが一人で買い物かい?」
「え?」
「そんなのは勿体無い。一緒に過ごそうよ、なんでも奢っちゃうよ」
冰に話しかけてきたのは合流したホスト部の
八城 昌也
と信彦の二人。
集合までは『ホスト部出張版』をやりつくすと決めたようだで、その名目でナンパは健在。
そんな二人に囲まれた冰だったか……
「ホント?」
奢るの言葉に瞳がキラリと光る。
これならばどれもこれも悩まずたくさん手に入る予感がした。
彼女の大食いを、二人はまだ知らない。
二人――
郡 トモエ
と
穂高谷 千代
。
馬勝負とお昼ごはんの後はおみやげ屋さんで物選び。
乗馬での競争はトモエの勝ち。
けれどその足で駆けたのは千代の勝ち。
そして、お昼ごはんの場所までの競争は、
――同時にゴール。
つまりは。
「引き分けだから、お互いにでいいかな?」
トモエの言葉に千代も頷く。
このおみやげ屋さんで二人は、お互いへのプレゼントを探すのだ。
トモエが探しているのは千代の乗っていた馬に似た色のキーホルダー。
うろうろ、うろうろ。
一つ一つを見ていく。ぬいぐるみ、キーホルダー、動物を象った飴。
お互いが何を選んでいるかはまだ知らない。
家族に買って行く分も選びながら、
(うん、これが良いかな)
目当てのお土産も決まったようである。
千代の方もゆっくりと選んでいく。
目についたその色を手を伸ばして触れる。
(ん、これにしよう)
二人共決めたものを買いに行く。
そして。
「せーの!」
お互いの品を掛け声と共に見せ合う。
「「あっ!!」」
そこにあったのは同じ形の、けれど違う色の馬。
色はお互いが乗っていた馬たちのもの。
想い出は色違い。
そんな馬たちに二人はつい笑ってしまって。
照れくさいような、嬉しいような。
一勝一敗、敗者で勝者、選んだのは二人共お揃いのキーホルダー。
今日を示す最高のおみやげ!
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シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
125人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年02月24日
参加申し込みの期限
2013年03月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年03月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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