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【好厲害!(訳:マジすっごいね!)】
「落ちてる賞は拾う主義ですよ!」
コンテストに賑わう浜辺へ立つ、
北 玄
の名言です。これ以上に無いドヤ顔です。
傍らの
森 蓮
は嘆息しつつ、
「すごい自信ですね、玄さん」
「僕が受賞するために開かれてるコンテストですよ、当然ですよ! 僕が登場したら全米とかが感動の渦ですよ!」
確かに、スゴイ自信……! しかしながら玄さん、言うだけはありまして、実は数々の特技をお持ちのマジにスゴイお人だったりします。
「では私はそのために、解説役をお引き受けします。……ところで玄さん、その眼鏡と髪留めは?」
と、蓮は玄の頭を眺めて、はて? と首を傾げます。確かに彼、黒いアンダーリムのメガネをかけ、前髪はぴょこんと髪ゴムで括り、何やら変装をしているのです。
何を隠そう、彼……以前、
海開き
の折にこのビーチを訪れた際。海の家の売上金をちゃっかり着服しようと試みた末、警察に大挙して追われるという、大騒動を起こしたことがあるのです。
……玄さん、方向性はさておいて、確かに。スゴイこと、してました。
それでもって蓮くんもその場には居合わせておりまして、他ならぬ玄に理不尽極まるイチゲキを受け、ケガまで負ってたりするのですが。
それでもこうして、連れ立って行動してるんですもの。良い人すぎますってば……!
「それは大人の事情というやつですよ、細かいことは気にしないのですよ! さあ森さん、賞を受け取りに行くですよ!」
「分かりました。参りましょうか」
と、二人は仲良く揃って登壇です。
……スゴイコンビだなぁって、思うんです。マジで。
●エントリーNo.22 角端
(偽名での出場、本名:
北 玄
。+解説役の
森 蓮
)
「続きましてはー、こちらの方! ご登場いただきましょー、どうぞーっ!」
ぺった、ぺった、ぺった、ぺったん。
コントーションのトリプルフォールド! サーカスや体操競技で見ることのできるスゴ技です。それだけでなく、玄は一人手押し車とでも言いましょうか、巧みに腕を使ってステージを歩けば、客席からは驚嘆の声。
「っきゃーっ、かわいいーーー! フリルスカートの水着が、何て似合うのかしらっ、信じられる? この方男性なのよーっお姉さんもう信じられない! アクロバティックな大道芸もGreat、これはお見事ーっ!!」
「十干の癸、それに十二支の亥は、どちらも五行思想で言う水気ですね」
「陰陽思想においては、柔・水・女が陰の気に分類されます。女性の水着を着用し、こうして体の柔らかさを魅せるのは、彼の意図したものかもしれません」
「あ、こちらは解説役の、
森 蓮
さーんっ!」
「よろしくお願いします」
す、と頭を下げる蓮。あくまで後ろに立って目立たず、ステージを行く玄の技や演技を、彼は独自の視点を元に解説してくれます。
軽快に腕で歩く玄はやがて、中央へたどりつくと。
回るときも、やっぱり腕を使って、くるりっ! ブレイクダンスさながらに、見事な一回転! 会場を魅せるのでした。
これだけの人が集まっているビーチですから、中には警察の人ですとか、そのものズバリ、海の家の騒動で玄さんと対峙した警官の方だって、浜辺にはいらっしゃる可能性も無きにしも非ず。本名名乗っちゃったら、ヤバイ!
ということで、玄は実名ではなく、偽名を登録しての出場なのです。
「昭陽(ヂャオヤン)にして大淵献(ダーユェンシィェン)の、癸亥(グゥイハイ)ですよ! 人は僕を、角端(ジャオドゥァン)! と呼ぶですよ!!」
ドヤアアア!!
腕で立ったままの自己紹介、えっと、きっとたぶんおそらく中国語かな? っていう単語がいっぱい飛び出したのですが、
「えー、じゃお……だーゅぇ……ぐぁい? も、森さーんっ!?」
ハルさんには一つも分からなかったようで、あっさり、蓮へと説明をブン投げました。
蓮はこくりとうなずくと、
「『昭陽』や『大淵献』とは、太歳紀年法における癸と亥の異名で、十三経の一つ、爾雅にその記述を見ることができます。『角端』もまた、水気に分類される、黒い麒麟を指します」
……わ、分かったような分かんないようなっ!?
太歳紀年法とは年月の数え方の一つ、木星の公転周期を用いて表したもので、十二支の元になったものだそう。蓮の言うように、風水や陰陽五行思想とも深い関わりがあるとのことです……が、そ、そのへんのところの、詳しくはWEBで!
なんてちょっぴり、横道に反れておりましたら。
「おそらく玄さんは、
北 玄
という名前を、北方玄武となぞらえたのでしょう。そして、『水』『黒』に関連するものでまとめたのではないでしょうか?」
あっ。本名言っちゃった!
その間、片手のみで拳立て伏せしながらステージの壁へボールを投げての一人キャッチボール。という離れ業を披露し、観客たちを沸かせていた、角端さんこと玄さん。これにはじろりっと蓮を振り返ると……だんっ、片腕で大ジャンプ!
おおっ、と目を見張る人々の前で、どたん、ばたん、ごっちん!
今再び、蓮さんを襲う、理不尽な暴力ッ!
「……私の発言が、お気に召さなかったのでしょうか。玄さん、なぜ私に頭突きを?」
「もう黙るですよ!!」
地面に引き倒されてしまった蓮へ、アクロバティックなスピンジャンプからのヘッドバッド。突然のバイオレンス! しかし観客たちにはこれも、どうやらパフォーマンスの一環と思われたようです。
割れんばかりの歓声が、ステージへと降り注ぎました。
さてさて、色んな意味で人々の目を惹きつけた玄、そして蓮でありましたが。
そろそろ最後の主張を……といったところで、何やら、ざわざわ。会場が、どよめきに包まれました。
次の瞬間、
「ったく、面倒かけやがって。オラ、待ちやがれっ」
ぎくりっ。
響き渡ったのは、ドスの効いた
如月 庚
の声。
コンテスト会場のトラブルテイカー、庚が現れたということは、まさか……玄さんの過去のアレやソレから正体が割れ、彼を捕まえに……!?
「今すぐソイツを返せば、お咎めなしってことにしてやるぜ? 骨削よォ……」
「きっとこいつは、高く売れよう。取り返してみるかぃ? 如月はん……!」
…………えっとなんか、違ったみたいです。
庚が追っていたのは、
骨削 瓢
でした。彼が小脇に抱えているのは、最優秀賞に贈られる副賞である、サンマさんフィギュアのパッケージ。悪戯上等、会場にも混沌を振り撒かんとする彼はそれを盗み出し、今まさに持ち去ろうとしているところでーって、それもまた結構大事件なのですけれど!?
「ふはははは!」
「ちっ。逃がさねぇぜ……?」
逃げる瓢。追いかける庚。
ぽかん、と置き去りの観客たち。
「……あ、え、あれ? ちょっと、角端、じゃおなんとかさーん!? いやだわーもうっ、またこのパターンなのー!?」
ハルさんがはっと気づくと、ステージには蓮が一人で、ぽつん。肝心の玄の姿が見えません。
と思いきや、ざわつく観客たちの向く視線の先。よくよく見てみれば、近くの海の家の壁につかまる、彼を見つけることができました。
するするする、身体一つで岩や壁を登り切るボルダリングよろしく、器用にとっかかりを伝って、玄は屋根の上へ!
屋根から屋根へ、華麗なジャンプで飛び移り、パルクールもかくやという見事な逃走劇を可能にしたのは、彼の鍛え上げた肉体の賜物……なのですけれど。
要は玄さん、待ちやがれ! が聞こえたあたりから既に、ステージ上から逃げ出していたのでした。
屋根の上から、再びのドヤァァァ顔で、玄さん、叫びます。
「次は、授賞式! 表彰台の上へ、僕は戻ってくるですよ! I'll be backですよ!!」
すたんっ、すたんっ。玄はそのまま、屋根を飛び越え、その向こうへと消えてしまいました。
残された蓮は、ステージの中央へと進み出ると、ぺこり。
「以上で、終わりとさせていただきます。皆様、
北 玄
さんを、よろしくお願いいたします」
深々と頭を下げてから、蓮は涼しい顔で降壇していきました。
何だか色々、ハプニングも含めまして、盛りだくさんなステージとなりまして。観客や審査員の人々には、きっと、強烈なインパクトを与えたことでしょう。
……マジで!
「……アイヤー。圧倒されちゃって、言葉も無いわぁお姉さん。カワイイお顔で、あんなスゴイ動きを……屋根とかぴょんぴょんするするーってさ、ビックリよね。さて白沢先生、北さんはいかがでしたかー?」
「本当ね、あの機敏な身のこなし、素晴らしい大道芸! 驚いてしまったわ。でも、水着の可愛らしさだって、うふふ、ちゃあんと見てたわよ? とっても似合ってたと思うわ。エンターテイナーって言うのかしら、
北 玄
さんはきっと、皆を楽しませる才能をお持ちなのね。とっても楽しいステージでした、どうもありがとう!」
「おおっこれは好感触! アクシデントも受賞に繋がるか、気になるところではありつつーっ、ひとまず次へ! Let's move onッ!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
1000人
参加キャラクター数
92人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月16日
参加申し込みの期限
2014年08月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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