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●「ロシアンたこ焼き」(
学生支援部
)
「日暮、千鳥お互い頑張ろう、よろしく!」
今日一日、共に働く仲間に、スポーツマンらしく爽やかに声を掛けたのは、学生支援部の
御剣 刀
である。
「うん、みんなよろしく~……」
トロンとした口調で応えて、あふりと欠伸をしたのは
寝具店ふとんのひぐらし
の一人息子・
日暮 ねむる
。
「鉄板に突っ伏して寝るのだけは、勘弁してくれよ?」
刀に揶揄され、缶コーヒーを一口含んだ ねむるが、照れ臭そうに頬を掻いた。
「そう言えば、実家でもお祭り時になると、色んな屋台が並んでたっけ」
立ち並ぶ出店を見回す
千鳥 雅人
は、神社の宮司の息子である。伸びやかに育てられた雅人は、行事に対しても明るく積極的だ。
「ふふー、思い出したら、すっごく楽しみになってきたよっ! 二人とも、今日はいっぱい頑張ろうねっ!」
男子生徒ながら、全身からかわいいオーラを発散した雅人が、意気揚々と握りこぶしを作る。彼の感情の昂りに合わせて、髪の一房が仔犬の尻尾のように左右に揺れた。
「そういや、ずっと一人で作り続ける訳にはいかないし、ローテーション組まなきゃだよね。僕は午後、トリエンナーレの応援に行きたくて……出来ればトップバッターがいいかなぁ、なんて。ダメかな?」
一致団結して たこ焼き用の鉄型に、ガスボンベを準備しながら、ねむるが提案する。
「作る人と、接客する人と、休憩する人で、ローテーション組む感じかな? うん、俺はいいよ!」
「ああ、日暮が用事があるなら、俺の順番は最後で構わないよ」
刀も快諾し、すんなりと順番も決まる。
「まずは、ちゃんとお客さんに出せるものを作らなきゃな」
「そうだよね。不恰好じゃ、受け取ったお客さんもガッカリしちゃうよね。がんばろ!」
「僕はたこ焼きは、家族でよく作ってたから大丈夫。良かったら、教えてあげるよ~」
ねむるが人好きのする笑顔を見せる。
「わー、ホント? お願い」
「うん、いいよ。それにしても、中に激辛が混じっているロシアンたこ焼きかぁ……。友達とゲーム感覚で食べてもいいし、なんだか、とっても面白そうだよね?」
「確かに、一人より、皆でワイワイ食べたいものだよな。呼び込みでは、その辺をアピールしてみよう」
「たくさん売れるといいねー」
皆で持ち寄った道具を、三人は協力してあるべき場所に、並べていく。
油引き、たこ焼きを返す金串、舟皿、つまようじ、その場で食べられるように折りたたみの椅子。そしてゴミ箱。
野菜は刻んで持ち込んだが、混ぜ合わせるためのボウルや たこ液用の粉、水も大事。
その他もろもろ、やる事は山のようにある。
持ち帰り用のビニール袋も用意した。
「ぶつ切りにした蛸、揚げ玉、紅ショウガと青のり、ソースにマヨネーズ。からしマヨネーズ。それとロシアンルーレット式の外れ用の鷹の爪……これでOKかな?」
刀が、一つ一つ指差し点検する。
「大丈夫そうだね。よし、サクサク作っちゃうよ~」
腕まくりして、火を入れた鉄型にねむるが油を引いていく。家庭用とは違う使い慣れない道具ではあるが、普段やっていると言うだけの事はある。ねむるはすぐにコツを掴んで、金串でたこ焼きをクルリと返す。
「凄い凄い、ねむるくん。本当にたこ焼きになってるよ~!」
目を輝かせて喜ぶ雅人に、ねむるもニッコリ。
だが、たこ焼きを見つめる刀は、先ほどから何かを耐える顔になっている。
「刀く~ん……ゴマ油はダメだからね?」
「!! ……ああ、わかってるとも!」
雅人に突っ込まれて、刀はぎくり。刀は先日、
切り分けられた世界
に行った後遺症で、料理にゴマ油を使いたくなる状態だった。
今すぐゴマ油を買出しに行きたくなる衝動を、必死に堪えているのだ。
現にここに来るまでにも、何度も「なあ、たこ焼きにゴマ油って変かな?」と、仲間に尋ねていた。そのたびに、雅人やねむるは微妙な顔で、首を左右に振ったのだ。
「それにしても、何だかとっても良い香り……」
胸いっぱいに吸い込んだ香り、ねむるはそっと周囲を伺う。雅人は刀と、向き合って諭している。
「ゴマ油も美味しいかもだけど、やっぱりコストがかかっちゃうし、ね?」
「うう、すまん。俺も耐えるから、忘れてくれ」
(今なら、だ、誰も見てないかな……こっそり食べちゃおうかな……よしっ)
ねむるは二人が見ていない隙に、楊枝で刺した たこ焼きをフーフーして、あむりっ!
「!!???」
たこ焼きを口に放り込んだ、ねむるの目が見開かれた。
「かっからっ!!」
ねむるがつまみ食いした、そのたこ焼きはハズレのロシアンたこ焼きだった。しかも熱い。
涙目でジタバタする ねむるに、刀がこんな時のために用意したヨーグルトをクーラーボックスから取り出す。
「日暮? おい大丈夫か!? ほら、ヨーグルト食べろ……とりあえず、つまみ食いは駄目だからな!」
「あはっ、でも気持ちはわかるかも。よーし、俺も練習しよっと」
「あ、俺も隣いいか?」
今度は雅人と刀が、たこ焼き制作へ。
二人とも普段、自炊している。刀はすぐに、丸い綺麗なたこ焼きを作れるようになった。
雅人はお祭りで屋台やってた人達を思い出したり、刀が作るのを見様見真似で奮闘するものの、慣れないせいか、返すのが早すぎて ぐちゃぐちゃにしたり、逆に焦げつかせたり。
「……つ、続ければ慣れるもん! 料理自体は得意だし!」
ふるふるとアホ毛を震わせたのも、束の間。
「ふんふ~ん♪ なんだかコロコロするの、楽しくなってきたかもっ」
三人とも、上手にたこ焼きが作れるようになっていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
130人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月30日
参加申し込みの期限
2013年10月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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