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【中間テスト】一夜漬け狂騒曲 ~寝るなよ? 絶対寝るなよ?~
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【6】
休憩時間が終了すると、再び食堂内に張り詰めた空気が戻る。
「それでは、2コマ目は個人講義なんだよ! よろしくね!」
……何故か桃原が講義開始を宣言した。
八神曰く、人数が多いのでやる気溢れる桃原に手伝ってもらう、とのこと。
ケッツァーゴの脂汗が止まらない。
「私が一番得意なのは英語、あとは得意順に社会、数学、理科かな? 英語なんて単語を覚えてもらって、後は文法に当てはめていけば楽勝楽勝!」
無駄に明るい桃原の講義は、鬱屈としやすい完徹勉強の清涼剤となり得た。
だが、片時も手放さない美少女フュギュア(1/8スケール)が気になる。
「あ、これ? 机上に置いとくとやる気がでるから持ってきた! この金髪巨乳フィギュアちゃんもキミを応援しているよ! 美少女に応援される妄想で元気出して!」
「お、おう、了解……」
英語が苦手な
桜井 ラッセル
、美少女フィギュアと変態講師のタッグに戦慄を覚えながらも、順調に問題を解いていく。
だが、かなり眠いらしく、欠伸が、でてしまう。
つまり、カオスの始まりである。
「ふあ、ねみぃおっぱい」
桜井の語尾が『おっぱい』になった!
更に、欠伸は不思議と人に伝染るもので、八神塾の数名が欠伸をしてしまう。
「あふ、いつも私早寝だからおっぱい。結構いい時間で眠くなってきたおっぱい」
詠坂 紫蓮
、感染確認。
「ふぁーあ……、個別講義なら俺は溜まってる宿題とか片付けたりしようかなおっぱい」
七草 八兵衛
もアウト!
「…こういう時は、猫さんと一緒に寝たいっぱい」
恵御納 夏朝
、微妙に語尾が変化。おっぱいの声が小さいのは、発言主のある部分が影響あるのだろうか。
椿 美咲紀
も、その変化の度合いが微妙なようで……。
「あふ、ちょっとこれ難しいちっぱい。八神せんせぇ、この計算はどうしてこうなるちっぱい?」
彼女の胸のサイズと連動しているのか不明だが、何故か『ちっぱい』連呼の椿だ。
だが八神は「失敗? 失敗じゃない、ただのケアレスミスだ」と語尾をスルー。
どうやら、八神には『ちっぱい』が『失敗』に聞こえるようだ。
おわかりだろうか?
この時点で会話が混沌としている。
桜井は周りの語尾がおかしいことに気付き、詠坂に尋ねた。
「お前、さっきから何でおっぱいって連呼してるんだよおっぱい?」
「そういう桜井さんだっておっぱい言ってるわおっぱい」
「え、マジか、詠坂おっぱい?」
「ちょ、私のおっぱいとか何考えてるのおっぱい? 男だろうが女だろうがそんな事いうとセクハラおっぱいよ? まぁ、そこそこあるけどおっぱい。あんたには見せないけどおっぱい」
「違う違う詠坂のおっぱいのことじゃないおっぱい! 多分これは神魂の仕業であってお前のおっぱいと関係ないおっぱい!」
しかし、桜井が弁明するたびに詠坂の誤解が深まっていく。
「なんやこの状況?」
浅沼 柳司
が七草に説明を求めると、七草はやる気なさそうに答えてくれた。
「なんでおっぱいおっぱい言ってるのかっておっぱい? いや俺おっぱいとか言ってないけどおっぱい、というかそれ他の人の方が言ってないかなおっぱい?」
「いやいや、自分めっちゃおっぱい言ってるで? 既におっぱい連呼マシーンやで、ホンマ?」
「いや、だから言ってないしおっぱい。浅沼も冗談キツいおっぱい。……下品というか子供じみてるというかおっぱい……。むしろシモネタ言うならもう少し場所と内容考えるよおっぱい、中学生じゃないんだしおっぱい」
「ああもう! やってられっかおっぱい! 一夜漬けはある程度記憶力あればいいんやろうけどさ、俺の場合一夜漬けするとテストの時詰め込んだ分は覚えてないわ、頭回らんわで酷いことになるの分かってるからおっぱい! それは中学ん時に一回やってるからおっぱい! だから寝かせろおっぱい! 今覚えてる分を忘れんようにするだけで精一杯やからおっぱい!」
浅沼は早々に戦線離脱していった。
どうやら、語尾の変化は本人は指摘されない限り自覚できないらしい。
自覚できない場合もあるようだが……。
この状況下で、真面目に英文を音読するのは
千鳥 雅人
だ。
(以下、二重鍵カッコ内を英文と置き換えて下さい)
『いいえ、ケフィアです。本当にありがとうございましたおっぱい』
ページをめくり、辞書と交互に睨めっこしつつ、次の英文を読む。
『あれはトムのカバンですか?いいえゴミ箱ですおっぱい』
『ここは病院ですか? いいえ、あなたの部屋ですおっぱい』
この音読を聞いて笑いを堪えていたのは
邪衣 士
だ。
「いや、英文の後におっぱいつけるのやめろよ……、シュールすぎるだろ……」
顎を使うと眠気覚ましになるときき、邪衣は炙ったスルメをかじりながら色々と耐えていた。
そこへお夜食班の鈴木と藤野が登場!
「八神よ、お役目ご苦労であるなおっぱい、フハハハ! 賢しき貴様も疲れたであろう、休憩するなら茶を啜るが良いおっぱい!」
お前もかよーっと鈴木への総ツッコミが炸裂!
「八神たち男子だけでなく七夜や野々たち女子にも出すぞおっぱい。さぁ、この熱い液体を飲むのだおっぱい!」
鈴木は有無を言わさずお茶漬けを振る舞いだした。
「む? この二つの曲線の応用問題は私も苦手なのだおっぱい」
鈴木は、ホワイトボードの2つの曲線の頂点へ赤い点をぐりぐり描いてみせる。
するとどうだろう、関数曲線がおっぱいの絵に早変わりだ。
「何だ女子たちよ、その微妙な顔はおっぱい。細かいことは気にするなおっぱい、ファーッハッハッハおっぱい!」
鈴木の天然っぷりに女子たちは閉口してしまう。
負けじと藤野が色とりどりの眼鏡を懐から取り出した!
「おっぱいおっぱい言ってないでだな、この眼鏡を掛けてみろ!」
お前は何を言ってるんだ、と周囲の視線が眼鏡に集まる。
「いいか? メガネを掛ければなんとなく頭良くなった気になるだろ? そうやって自己暗示をかけた状態で勉強をすれば、自ずと効率も上がるという物!」
力説する藤野は桃原に眼鏡を掛けさせると、「だろ?」とドヤ顔をした。
「そういうわけだから君も、お前も、そこのあんたも、とりあえずメガネ掛けなさい!」
「そんなことよりおっぱいだ!」
変態講師、桃原は眼鏡を掛けてもブレなかった!!
いや、むしろ共鳴している!
「おっぱい!おっぱい! おっぱいって言われたらおっぱいって返事するのが礼儀だよね!」
「どんな理屈だよ! その口をまたたびメイトで塞いでおっぱい連呼できなくしてやろうか!? っておい! 空音以外の女子も言っていいセリフじゃねーだろ! 男も堂々ということじゃねぇけどよ!?」
思わず髭面グラサン顎しゃくれの志田がツッコんだ
桃原は思わず首を傾げる。
「……志田君、何してるの?」
「……志田? 誰だソイツ? 俺はケッツァーゴ・タマケリスキーだ。志田はここにいないぜ。他を当たりな、お嬢さん……」
シラを切った。白々しくぶっちぎった。
「あー、うん……。なんか、ごめんね?」
ケッツァーゴの申し開きに、桃原は申し訳なさそうに頭を下げる。
(――見なかったことにしよう)
桃原は、考えるのをやめた。
霧生はイラついていた。
「…なんかさっきからおかしい言動してる奴多くねぇか。あれか、勉強し過ぎで頭が……、可哀想な奴らだ」
憐憫の眼差しを向ける霧生。
すぐそばで千鳥が寝息を立てているし、八神はこのカオスを全く意に介さず授業をしている。
「そこ、倒れてないで問題を解け」
八神君、指摘するところが違うから!
「つーか俺が勉強してるのに寝てる奴はなんなんだ? 何で八神スルーしてんだよ……」
理不尽な苛立ちが、彼を凶行に走らせた!
千鳥に接近すると、拳を振り上げる!
「殴る」
拳が無慈悲に千鳥の顔面へ振り下ろされる!
「……のは止めて、喰らえ、ワサビ攻撃」
振り下ろされた拳の中にはワサビのチューブ。
にゅるっとワサビが飛び出すと、千鳥のまぶたに塗りたくられた!
「ぎゃああああああああ!!!」
千鳥は絶叫しながら飛び起きた!
「もう僕寝るー! 仮眠だけど! 戻るけど!」
千鳥は仮眠室へ逃げ込んだ。
ちなみに、彼が朝まで食堂へ戻ってくることはなかった。
「ねぇねぇ、おっぱいっ言うの、流行ってるのかな?」
一番食いついてはいけない話題に、ののこが食いついた。
おい、これ返答まずったらバッドエンド直行じゃねーか!!
『フツウが壊れた! らっかみ完ッ!』になりかねないぞ!?
「ふぁあー……、ねぇねぇ、なんでみんなおっぱいって言ってるのおっぱい?」
カミサマァァァァァ!!
状況が悪化した。最悪だ。
ののこがおっぱい言い出した。
自分の口調に気が付き、神魂を意識した時点で即アウトである。
この危機的状況を回避すべく、
普堂 しおり
が動いた!
「これは眠気を覚ますおまじないだよ!」
笑顔を取り繕い、彼女はのの子に言い聞かせる。
『おっ と寝たら
パイ ナップルでゴリゴリするよ』の略ね。こうやってお互い緊張感を高めるの。ねっ」
ののこは不思議そうに首をかしげたままだ。
普堂の額に脂汗が浮かぶ。
「……つまり、勉強頑張ればパイナップル食べ放題ってことだよねおっぱい!!」
ののこが阿呆で良かった!!
こうして、普堂はフツウを守った。
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
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コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
137人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月26日
参加申し込みの期限
2013年07月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年07月03日 11時00分
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