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寝子島高校
粘土にぶつける俺たちのパッション!
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【授業が始まるよ】
「よく聞いてね。皆さんにはこれから、陶芸体験をしてもらうのだけれど、まずは粘土をよくこねること」
五限目の寝子島高校。
工芸室に、
若林 沙穂
先生の声が通る。
「粘土をなじませて空気を抜く作業は、とても大事よ。気合いを込めてこねてあげてね」
生徒たちは、粘土に早く触れたくてわくわくしながらも、先生の話に耳を傾けた。
「こねたら形を作っていくのだけど、ある程度がっしりしたもののほうが、焼く際に壊れにくくなるわ。安定感も大事ね」
うんうんと、生徒たちの頭が揺れる。
「それともし、花瓶や湯飲みのように水につけて使うような物を作る人は、耐水性を上げるために釉薬をかけたほうがいいのだけれど、そういう人はいるかしら?」
先生が問いかけると、幾人かが手を上げた。
「そうね。その場合は、一度乾燥させてから塗るほうがいいの。数日後に時間を設けましょう。希望者は声をかけてね」
「はーい」
「それでは早速始めましょう。楽しんで作ってね!」
わっと声が上がり、生徒たちは作業を開始した。
【いざ!】
「ねぇねぇ、さほせんせ! 粘土追加でもういっこ貰ってもいいかな!」
回転院 環
がいそいそとやってきて、沙穂に声をかけた。
「あら、足りなかった? もちろんいいわよ」
「やったぁ! すっごいの作っちゃうよん!」
「それは楽しみね」
「うん、楽しみにしてて。ふたつでひとつの作品を作るのさー!」
どうやら作りたいもののビジョンが明確に浮かんでいるらしい環は、ぐっと拳をかかげて、粘土を抱えて机に戻った。
「よし、始めるか」
やけに手慣れた素振りで、
八神 修
は粘土をこね始めた。
迷いのない手つきに、沙穂が気づく。
「あら、修は経験者なの? 意外ね」
「いえ、先生。初めてです。けれど、軽く予習は済ませてきましたから」
そう答える修の顔には自信があふれている。
「初めてなの? そうは見えないけれど」
沙穂は首をひねるが、修の『軽く』はかなり深い。
ざっと知識をさらうのみならず、納得のいくまで一通りの学習を済ませることを、彼は『軽く』と認識している。
修の成績が優秀であるのも、こんな彼の性質と日々の学習の積み重ねの成果であるのかもしれない。
「今日はマグカップを作るんです」
修は沙穂にうなずきかけた。
「あら、素敵。がんばってね」
「はい」
任せてくださいと言わんばかりの態度だが、自信の裏には理由もある。
(家で事前に軽く3Dモデリングしてきたしな。まあ時間内には終わるだろう)
手順は構築済みだ。
あとは、目的を達成するために手を動かすだけだった。
にぎやかな工芸室の隅っこに、
逆巻 天野
はこっそりと移動した。
「どうも、上手くできる気がしないんだよね……」
自分が不器用なことを、天野は知っていた。
見渡すと、どの顔も自信や期待にあふれているように見える。
とてもじゃないけど、その中で堂々と作り上げるだけの自信はない。
「なるべくシンプルなものを作ろう」
平たい皿なら、どうにか形にできるだろうか。
天野は集中して粘土をこね始めた。
【魅惑のボディラインをこの手に】
「ふむ。陶芸か。何を作るか……、まずはこねるところからだな」
美術といえば、普段は絵を描いてばかりの
青野 海仔
にとって、陶芸は目新しい体験だった。
せっせと粘土をこねながら、何を作ろうかと考える。
手のひらに伝わる、粘土の感触が新鮮で面白い。
「立体で何かを作るというのも、これはこれで……」
「青野。少しいいかのぅ」
そんな海仔に、同じクラスの
北美浜 薫子
が笑顔で寄ってくる。
「北美浜さんか。どうした?」
「実はモデルを探しておってのぅ。青野にお願いしてもいいじゃろうか」
「モデル?」
「うむ。好きなものをこしらえていいと言われたからの、人型の像を作りたいのじゃ」
「なるほど、像をか。私で参考になるなら、構わないが」
海仔の了承を受けて、薫子の瞳がきらりと光る。
「おー、引き受けてくれるのか。ありがたいのぅ!」
薫子は、両手でそっと海仔の手を包み込んだ。
「持つべきものは友人じゃな!」
薫子の視線が、海仔の体の線をなぞる。
「青野は自分の作るものに集中してくれてかまわんぞ。細部はうちの方で妄想……ああいや、想像しながら作るからのぅ」
作りがいがあるとつぶやいて張り切る薫子が作成しようとしているのは、海仔をモデルとした裸体像だった。
口元をゆるめてしきりとうなずく薫子の視線が、つぶさに海仔の体つきを吟味していた。
そしてここにももう一人。
畑生 言嗣
の視線もまた、
浮舟 久雨
の後ろ姿に釘付けになっていた。
(うん。やはり素晴らしく魅力的なお尻だ。いや、尻というのもおこがましい。躍動感あふれるこれは、まさに御尻!)
女性のお尻は世の中に数多くあれど、久雨の御尻は一風異なる。
(見る角度によって変化する曲線。存在感。圧倒的な美しさ。天からの贈り物と言っても過言ではないだろう)
こちらに背を向けて、久雨は粘土をこねている。
そのたびに跳ねる御尻の生命力溢れるまばゆさに、言嗣は感銘を受けた。
(何かを表現するとしたら、これしかない。まろやかなのに力強い。どうしてこれほどまでに完璧なのだ……)
圧倒的な美しさを前にしては、目がそらせないのも自然の摂理だ。
嬉しいことに、久雨は男子の制服を着用しているために御尻のラインも筋肉の躍動も、ばっちり捉えることができる。
観察力には自信がある。
自分ならば、きっとこの美しさを余すところなく表現できるのではないかと、言嗣は考えた。
(これほどの御尻に出会ってしまっては、他に選択肢などあるはずもないな)
言嗣は目の前で揺れる御尻を粘土で形作ることにした。
(ああ、私を魅了するとは、何と罪深い美しさなのかね)
胸の内で御尻を賛美しつつも、言嗣の表情に変化は見られない。
無表情でありながら、視線は御尻に固定されている。
「浮舟君。ずいぶんと楽しそうじゃないか」
ついに言嗣は、久雨に声をかけた。
「言嗣か。……むう、なぜ楽しそうだと思うのだ」
端から見てもわかるほど集中して粘土をこねていた久雨は、意外そうな声とともに振り向いた。
「そのくらいわかるとも。君、浮かれた調子で鼻歌などを歌っていたのではないかね」
「むっ!?」
肩をぴくりと跳ねさせて、久雨は正面に向き直った。
「気のせいじゃないのか。少なくとも、わざとじゃない」
照れ隠しにか、ぎゅっと口元を引き締めて粘土をこねる久雨だったが、しばらくすると再び鼻歌が漏れ聞こえてきた。
(うん、やはり楽しそうだ)
あまり表情には表れていないが、久雨は気分が良いのか、音楽に合わせて頭部もかすかに揺れている。
そんな久雨を見つめながら、言嗣も気分良く御尻の作成にとりかかった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月12日
参加申し込みの期限
2013年06月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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