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【フローティングムーン攻略戦】
「言っておくが私に君達の組織を支援する気は全くない。ただ彼女にもれいびであることを自覚して、自重して貰いたいだけだ」
一緒にされたら心外だ、と最後に付け足し月詠はクールに語って帽子をかぶり直す。
「なんぞしらんが恐ろしいものの被害が出ているらしいねぇ。僕は特に対策が思いつかないし、協力してあげることにしたよ」
やる気がないのか、眠たいのか。やみぴはぼんやりとした顔でぱたぱたとだぶついた袖を振りながらPECと共にいる理由を説明した。
「細かい事はいいさ、今は協力感謝する」
にやりと笑った龍八が竜司に目配せすれば、竜司はきゅっと頭に巻いた『幼女命』と書かれた鉢巻きを締め直す。
そして浮月へと歩み寄って、どんと己の胸を叩いた。
「そこの貴腐人! 君もどうやら修羅の道を歩む者だな。さあ、今君が妄想したことを見せてみろ!」
「え? あの、私どうしたら……」
「浮月先輩、語って下さい。我々はあなたの話を聞きに来たのです」
龍八がゆっくりと、紳士的に語りかける。
今まで圧倒されて強張っていた緊張の糸が緩んだのだろう。
浮月はほっと大きな息を一つついて、胸を撫で下ろした。
それを確認した龍八は月詠とやみぴにも目配せし、二人を浮月の傍へ遣る。
ただし龍八自身はある程度距離を取ったままだ。
「えっと、まずはありがとう、話を聞いてくれて……。その、昴ちゃんやタルトちゃん、凛ちゃん、四月ちゃんの言うことも、ちょっと解るのよ? いくら私がクロテオの魅力を語っても、同意してくれる人って少ないし……私、ちょっと話の運び方下手かなって」
反省はしているのか、どこかぎこちなく浮月は喋り始めた。
微妙にまだ認識がずれていることは、その場にいる一同とりあえず一旦真顔でスルーことに決めた。
「でもね、やっぱり誰かに話したいのよ! 私はニャンダムが好き、テオクロが好き、この世のBLというBLが好き! 捕虜となったテオル君がクローム大佐に尋問という名の調教を受けて、ツン部分が崩れてデレデレというかドロドロになった姿が! プライドの高いサガミ大佐をクローム大佐が脅して無理やり屈服させて綺麗な顔を歪ませる行為に! 漆黒の三兄弟が三人で獣のようにお互いの体を貪る光景も! アベクロやテオキリ本も勿論持ってるわよ!? 激しさはないけれど、ねっとりとした大人の愛の営みは堪らないわね! 年下の可愛い子が実はSで、一見攻めな毒舌眼鏡のスパイを縛りあげてよがらせるのも最高よ!!」
今までせき止められていた分激しい想いが、一気に解き放たれる。
浮月は鞄から同人誌を取り出し、声高らかに己の萌えを、本の内容を語る。
その思いは目の前にいる竜司、やみぴ、月詠に。そして、ついでにその後ろにいる他のメンバーにも向けられる。
それでも今回主に直撃を受けているのは竜司だ。
「どいひー!? 確かに酷い、姉貴の幼馴染カプのノンテオ並みに酷い……。しかし、俺の双子幼女の敵パイロット、アズ&アオの愛には負けん!」
歯を食いしばって竜司は頭の中に入ってくる様々なBLイメージに耐える。
どのカップリングも肌色面積が多めで音声付きだったが、唯一の救いは若干映像がぶれていて鮮明ではなかったことだ。
そんな竜司の横でやみぴはぼんやり話を聞いていた。
竜司と違って、やみぴの頭の中には全くBLイメージなんてものは流れてこない。
ただ耳を通して浮月がどれだけニャンダムとBLが好きかという情報が入ってくるだけだ。
それに……。
「僕はヒロインの一人っぽいおとなしめの小柄な敵パイロットのシュテルが可愛いと思うんだけどなぁ。ときどき発狂気味だけど」
やみぴは興味のないことに関してはとことん無関心というか、水洗トイレよろしく流してしまう性格で。浮月の語りを聞くのもそこそこに、お気に入りのシュテルのことを考えていた。
そして月詠は浮月の語りを聞きながらひたすらデッサン用鉛筆を走らせ、携えていたスケッチブックに頭の中に流れ込んできた浮月のイメージを流れるようなタッチで描きこんでいた。
やみぴと違い、竜司同様彼女には浮月のイメージが流れ込んできていた。
ただし竜司と違って月詠は至って涼しい顔をしている。
何せ彼女は芸術家の卵。
今の下手なエロ本よりある意味エロかったりする春画も当然鑑賞したことがあるし、理解もある。
浮月のイメージも月詠にとってはただの絵のモデルに過ぎない。
「はぁっ、はぁっ……、なかなか、やるじゃないか。それでこそ桃色破廉恥小隊に相応しい人材。だがな、最後にこれだけは言わせてくれ……」
浮月がある程度妄想を語り終えたところで、腐ったイメージに耐えきった竜司がようやく口を挟む。
「忘れてはいけない、クローム大佐とテオルは最後はアズ&アオを取り合いをする仲だという事を! クロームに至っては『アズとアオは私の嫁になってくれるかもしれなかった女性だ!』と言っていることを! つまり、あの二人は……ロリコンだったんだよ! これからは『クロテオ……だがロリコンだ!』と公言するんだ、貴腐人!」
「だが断る」
「どいひぃぃぃぃぃっ!!」
無情にも竜司渾身の訴えをたった4文字で却下した浮月。
NOと言える腐女子、恐るべし。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
本条小鹿
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月27日
参加申し込みの期限
2013年06月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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