夕暮れの旧市街、そのレトロな街並みの中に
すっかりと溶けこむ一軒の豆腐屋があった
古びた外観、辺りに漂う大豆の匂い
・・どこからかあの独特な笛の音が聞こえてくるような感じさえする
そんな豆腐屋の中を覗いてみると、一人の男性が笑顔で声をかけてきた
「いらっしゃい、今日は何をお求めかな?」
もう…圭吾君ったら…恥ずかしい事言わないでくださいよ…(かなり顔が真っ赤に染まってる)
あ、その、始めは疎まれてましたよ。主人からは。ただ、私がよく主人を追いかけてた…様な感じで、それが一人歩きして夫婦みたいだって…
あの…今は本当に夫婦ですから大丈夫ですが、あの当時はそう言う事を言われた時、反射的に誰であろうと殴ってた見たいで…結構、喧嘩の原因になってました
あ、はい。えっと、代金です(丁度の代金を財布から取り出して支払う)
(PL:ありがとうございます。こちらも若くてほんわかとした若喪の笑顔に…和みました。本当に)