みんなでひとつの作品を作り上げるのだ!
学園もの、恋愛、バトル、SF、ホラー、コメディ……どんな展開になるかはみんな次第だよ!
連投にならない限り、自由に投稿してみよう!
なにか困ったことが出てきたら雑談掲示板で決めるのだ!
これで当面の衣食住は大丈夫、と安堵の息を吐く。
それを聞きつけたのか、どこからともなくレオの姿が現れる。
「間一髪だったな。あの女が理性的で助かった」
相変わらず感情の読めない憮然とした顔のレオに、僕は茜との会話を思い返しながら一応聞いてみる。
「僕の判断は間違ってなかったよね?」
「まあ、話すしかなかっただろうな。無理やり誤魔化そうとしたところで『過去のお前』に話されて詰むことは目に見えていた。あいつが電話をかけた時も肝が冷えたぞ」
「いやいや、茜だって馬鹿じゃないんだから、『過去の僕』に僕のことを話せば問題になること位は分かってたよ」
擁護する僕に、レオは何かを怒っているのか刺すような視線を向けてくる。
「馬鹿はお前だ。『今のお前』に過去一週間茜とかいう女と電話で会話することは無かった、という記憶があったら、その時点でパラドックスが起きてたんだぞ」