みんなでひとつの作品を作り上げるのだ!
学園もの、恋愛、バトル、SF、ホラー、コメディ……どんな展開になるかはみんな次第だよ!
連投にならない限り、自由に投稿してみよう!
なにか困ったことが出てきたら雑談掲示板で決めるのだ!
僕は考えを巡らせ……そして首を振った。
「多分、無駄だと思う。僕をここに送ったやつの言うことによれば、事故を起こさないようにしても他の何らかの要因で死んでしまうらしいから。まあそりゃ、理想を言えばギリギリ事故が起こるか起こらないか分からない位になるように調整してリスクを減らせればいいんだろうけど、神様でもなきゃそんなこと出来ないし……。下手に手を出して死因が特定できなくなるより、事故死するっていう状態が確定している今の方がかえってやり易いと思うんだ」
「そうなのか? まあ私もよく分からないし、一樹がそう言う以上はそうなんだろうが」
考えの整理がつかないのか、険しい顔で茜は額に手を当てる。
「……ちょっと待っててくれ。確かめたいことがある。5分位で戻ってくる」
不意にそう言うと、茜は僕の近くから離れ公園の出口へと走って行った。
視界から外れる直前、僕は茜がポケットから携帯電話を出したのが見えた。