みんなでひとつの作品を作り上げるのだ!
学園もの、恋愛、バトル、SF、ホラー、コメディ……どんな展開になるかはみんな次第だよ!
連投にならない限り、自由に投稿してみよう!
なにか困ったことが出てきたら雑談掲示板で決めるのだ!
そう言うと、少年の表情に少し影がさした。
「誰の?」
「……僕の大切な人」
「肉親、かい?」
「…………」
それ以上は、言葉に詰まって少年の問いに言葉で答えることができなかった。
言葉の代わりに僕は首を横に振った。
少年はそんな僕を見て、そっと1つ飴玉を差し出した。
透明なビニールに包まれた飴玉は宝石のように藍白に輝いていた。