みんなでひとつの作品を作り上げるのだ!
学園もの、恋愛、バトル、SF、ホラー、コメディ……どんな展開になるかはみんな次第だよ!
連投にならない限り、自由に投稿してみよう!
なにか困ったことが出てきたら雑談掲示板で決めるのだ!
僕は、自分が猫になっていた時のことを思い出した。
そうだ、猫だからってむやみに捕まえようとすべきじゃない。
話がわかるというなら……
僕は、血のシミがついている畳に膝をつき、頭をこすりつけた。
驚いている様子のレオに構わず、虹色の猫に訴える。
「お願いします。髭をください。どうしても必要なんです」
僕の言葉は通じているだろうか?
頭をあげると、少年が面白そうに眺めていた。
「泣き落としかな? まあ暴力に訴えるよりはましだよね」
虹色猫は僕になんの反応も見せず、ゴロゴロと喉を鳴らしていた。
「……行くぞ」
レオが言った。
僕はのろのろと立ち上がった。