みんなでひとつの作品を作り上げるのだ!
学園もの、恋愛、バトル、SF、ホラー、コメディ……どんな展開になるかはみんな次第だよ!
連投にならない限り、自由に投稿してみよう!
なにか困ったことが出てきたら雑談掲示板で決めるのだ!
レオの判断を仰ぐべき局面であることは理解している。
今の僕が自分の考えでベストな行動を選び取れるとは思えない。
だがそれでも、僕の体は凍りついたように動かない。
全身が恐怖で強張っているということもある
しかしそれ以上に、頭にこびりついたある疑念が僕をこの場に引き止めるのだ。
「おい、早くしろ!」
焦りを隠しきれていないレオの声に、僕は逡巡の末……首を横に振った。
「別に、僕は自分の理性に自信があるわけじゃないけど、でもレオがついていながら『8回も死ぬまで』虹色の猫に突撃したとは思えない。8回のうちに逃げようとした『僕』が一人はいたはずだ」
レオから仮面の少年へと視線を移す。
精いっぱい、威嚇するように睨み付けて。
「突っ込んでも、逃げ出そうとしても、いずれにせよ僕は死ぬんだろ? だったらこの場は焦らず待つことが正解のはずだ。お前達が何か行動を起こすまで」