みんなでひとつの作品を作り上げるのだ!
学園もの、恋愛、バトル、SF、ホラー、コメディ……どんな展開になるかはみんな次第だよ!
連投にならない限り、自由に投稿してみよう!
なにか困ったことが出てきたら雑談掲示板で決めるのだ!
「ふーん……まあいいや、これは考え方の違いだからね。正しいも間違ってるもない」
投げやりで薄っぺらい声色に、これでは埒が明かないとレオに助けを求める。
「この結界みたいなの、何とかならないのか」
「……直ぐには無理だな」
レオの悔しそうな声に、仮面の少年はクスクスと忍び笑いを漏らす。
「まだ時期じゃないということさ。今このタイミングで、君達が髭を手に入れるという未来が存在しないんだよ。運命は絶対だからね……ところでこっちも聞きたいことがあるんだけどさ」
そこで仮面の少年はさっと手を広げ、並べられた料理を自信満々に披露するシェフのような仕草をする。
「このぶちまけられた血が誰のものかとか、何を意味しているのかとか、君達は気にならないのかい?」