みんなでひとつの作品を作り上げるのだ!
学園もの、恋愛、バトル、SF、ホラー、コメディ……どんな展開になるかはみんな次第だよ!
連投にならない限り、自由に投稿してみよう!
なにか困ったことが出てきたら雑談掲示板で決めるのだ!
「メールは見てくれたよね?」
少年は言った。
「頑張れば歴史は変えられるかもね。でも、君は彼女を助けられるのかな?」
「どういう……」
僕の頭の中でもやもやと疑念が渦巻く。
なぜ彼は僕のことを知ってるんだ?
「今回助けても、彼女は永遠に生き続けるわけじゃない」
仮面の奥の表情は伺えないが、少年の声が冷たく響いた。
「いつか必ず死ぬんだよ? それをちょっと先送りするだけさ。次の死が、彼女にとって幸福かどうかなんて保証はないんだよ」
ようやく彼の言うことが腑に落ちた。
だから、人は一度しか死ぬことはできない、なのか。
「……それでも」
僕は言葉を絞り出した。
「それでも僕は、彼女を助けたい」