みんなでひとつの作品を作り上げるのだ!
学園もの、恋愛、バトル、SF、ホラー、コメディ……どんな展開になるかはみんな次第だよ!
連投にならない限り、自由に投稿してみよう!
なにか困ったことが出てきたら雑談掲示板で決めるのだ!
「それって、どういう…」
僕は少年の言葉の意味がわからず、言われるがままに近づいたら近づいたで危険な気がしてたたらを踏んだ。
そんな僕を見て少年はニヤニヤと声をかける。
「どうしたの? 君の大切な人を守るために必要なんだろ? ……もしかして、彼女さんのことなんでどうでも良かったりするのかな?」
「なにを……っ」
やすい挑発だった。しかし、ムッとした僕は思わず一歩を踏み出し……。
「ッ!?」
ピリッと頬に痛みが走る。少し間が空いて頬から液体がつぅ…と流れる感覚。
足元を見やると、先程から点々と続いていた血痕が、散らかしたような血だまりの跡になっていた。
血だまりの後は彼と猫を囲むように半円になっており、まるで彼らを守るための結界が張られているかのようだった。
「いい加減にしろ」
レオはたまりかねたかのように少年に告げた。