みんなでひとつの作品を作り上げるのだ!
学園もの、恋愛、バトル、SF、ホラー、コメディ……どんな展開になるかはみんな次第だよ!
連投にならない限り、自由に投稿してみよう!
なにか困ったことが出てきたら雑談掲示板で決めるのだ!
「言うか言わないかって言われたら…『言えない』な。ごめん」
僕はチラッと足元のレオを見やった。
当然だ、とでも言うようにレオはフンッと鼻を鳴らした。
「……そうか、一樹がそう言うならそれでいいよ」
茜は結局理由を聞くことが出来ず、一瞬表情を曇らせた。
しかし、『言えなくてもいい』と言った手前、茜は自分を戒めるように己の両頬をパシンと叩く。
そしてふぅっと息を吐き、改めて僕に向かい合った。
「分かった、ちょっと聞いてみる。出来る限りの協力もする。他ならぬ一樹の頼みだ。遠慮は無用だぜ」
約束通りジュースは奢ってもらうけどな、とカラカラと彼女は笑った。
申し訳ないとは思いつつ、それでも快活に笑う彼女の笑顔に僕はホッとした。