みんなでひとつの作品を作り上げるのだ!
学園もの、恋愛、バトル、SF、ホラー、コメディ……どんな展開になるかはみんな次第だよ!
連投にならない限り、自由に投稿してみよう!
なにか困ったことが出てきたら雑談掲示板で決めるのだ!
「そりゃ構わないけど……」
言い淀むような素振りを見せた後、茜は深い溜息を吐きながら言葉を続けた。
「まあ、何と言うか、あれだ、もやもやしたのは好きじゃない。取り敢えず探す理由だけは聞かせてくれ……いやこの際それも言わなくていい。言えないなら『言えない』と、そうはっきり言ってくれるだけでいいんだ」
中学生にはやや不釣り合いな、静かな物言いだった。
煮え切らない僕を諭すように語る茜の様子に、思わず全然関係の無いことを口にしてしまう。
「お前、何か大人っぽくなったな」
「なっ、いきなり何だよ!」
……大人びた様子から一転、慌てた口調で返す茜に、僕は思わず笑みを浮かべてしまう。
「褒められたら照れるところは昔からだけどな」
「いや、照れるっていうか、別に一樹じゃなきゃそうでもないっていうか……て、んなことどうでもいいだろ! で、言うのか言わないのかどっちだよ!」