みんなでひとつの作品を作り上げるのだ!
学園もの、恋愛、バトル、SF、ホラー、コメディ……どんな展開になるかはみんな次第だよ!
連投にならない限り、自由に投稿してみよう!
なにか困ったことが出てきたら雑談掲示板で決めるのだ!
「い、いやその……」
僕は少し迷った。
しかしここまでくれば、ごまかしても仕方ない。
「うん……探している。どこにいるかなんて、知らないよね?」
コンビニに着いた。
のんびり飲み物を買う気分ではないな、と思っていると、茜が不意に言った。
「そういえば、あたしの友達が知ってるって言ってたな」
「えっ?!」
「興味なかったし話半分に聞いてたから、さっきまで忘れてたくらいだけど」
「……教えてくれ!」
「そうだな……どこかに、猫のたまり場があるんだって。そこで見かけたっていったけど、場所まではわからない」
女子中学生のたかが噂、だ。信じられるかどうか。
だが、これを逃したら手がかりはないだろう。
「頼む……その友達に聞いてみてくれないか? 飲み物おごるから」
彼女が助かるためなら飲み物はおろかなんでもする。
だがそれを気取られては怪しまれるだろう。
僕はつとめて軽い感じで言った。