みんなでひとつの作品を作り上げるのだ!
学園もの、恋愛、バトル、SF、ホラー、コメディ……どんな展開になるかはみんな次第だよ!
連投にならない限り、自由に投稿してみよう!
なにか困ったことが出てきたら雑談掲示板で決めるのだ!
「君は行きたいところがあるのかい? それとも何かから逃げたいのかい?」
僕の言葉を受けて少年はクスクスとおかしそうに笑った。
「もしもだよ、もしもやり直しが効くとしたら君はどっちを選択する?」
あまりに非現実的な問いかけに、僕は少年をマジマジと見た。
気がつけば膝の上に居たはずの猫がいない。
その代わりに、月明かりに照らされた少年の影が猫の形をしていた。