みんなでひとつの作品を作り上げるのだ!
学園もの、恋愛、バトル、SF、ホラー、コメディ……どんな展開になるかはみんな次第だよ!
連投にならない限り、自由に投稿してみよう!
なにか困ったことが出てきたら雑談掲示板で決めるのだ!
電話をかけるだけで時間をこえることが出来るというのはちょっと拍子抜けであった。
僕はてっきり魔法陣だのと、大層なものを使うのかと思っていたからだ。
ただ、今から行うことは時間軸の移動だ。
やること自体は大層ではとても言い足りないぐらいなのだ。
何となく自覚をすると、緊張のせいか口の中が乾いてきて、僕はゴクリとつばを飲み込んだ。
「じゃ、頑張ってね」
それだけ言い残して少年は電話ボックスから出て、ボックスの引き戸を閉めた。
僕は再びつばを飲み込み、震える手で公衆電話に銀貨を投入した。