みんなでひとつの作品を作り上げるのだ!
学園もの、恋愛、バトル、SF、ホラー、コメディ……どんな展開になるかはみんな次第だよ!
連投にならない限り、自由に投稿してみよう!
なにか困ったことが出てきたら雑談掲示板で決めるのだ!
虹色の猫とやらも気になるが、まずは彼女のことだ。
「それで……過去って、どのくらい前に戻るの? 虹色の猫も過去で探さなきゃならないの?」
「だいたい7日前だな。それくらいあれば十分だろう? 猫探しにも」
事故を防ぐには十分……なのかもしれないが、猫のほうは見当がつかない。
「準備できたよ」
いつの間にか少年が戻ってきていた。
「さあ、行こう」
僕はもう一度彼女のほうを見た。
「約束、守ってね……」
心細げにか細くつぶやく彼女の姿はさっきより薄くなっていて、胸がつまった。
僕しか彼女を救うことはできないんだ。
僕は泣きたい気持ちを我慢して、彼女に微笑んでみせ、レオと少年に導かれるまま歩き出した。